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少し前の話になるんだけど、スペイン・リーガエスパニョーラの強豪クラブ、 セビージャで主力選手として活躍していたアントニオ・プエルタが 試合中に意識を失って倒れ、3日後に返らぬ人になるという 全世界のフットボールファンを揺るがす悲劇が起きてしまった。 元々心臓に「不整脈源性右室異形成」という病気を抱えていたらしいプエルタだが その数日後にはイングランドで練習試合中に選手が失神するなど 過密日程から来る選手の疲労、そしてこういった命に関わる病気に関して そろそろフットボール界もきちんと向き合っていくべきなのではないのだろうか? 事実、プエルタを失った直後にも関わらず 欧州スーパーカップ、CLの予備選、とセビージャには厳しい日程が待ち構えている。 プエルタがピッチに倒れた後の処置も、1回歩かせて外に出すなど、腑に落ちない点も多い。 享年22歳。昨年はA代表にも初招集され、勢いの乗るチームと共にこれからの将来を嘱望されていたプエルタ。 妻と、そしてこれから生まれてくる子供もいたようで、本当に残念でならない。 そんな中、意識を失って病院で生死を彷徨っているプエルタに対して 同じセビージャの街にホームタウンを置き、普段は何かと対立することの多い ベティスのサポーター=ベティコ達が、リーガエスパニョーラの開幕戦となった アウェーでのレクレアティボ戦の試合前に4000人でプエルタを激励する人文字を披露。 堂々とセビージャを非難していたベティスの筆頭株主も そして監督やスタッフまでもがプエルタの病院を訪れたという話には感動させられたね。 セビージャとベティスって言えば、世界でも一番ライバル意識の強い2チームといっても過言ではないはず。 お互いのサポーターはシーズンの結果より、ダービーの結果を意識するくらいで アンダルシアダービーの雰囲気なんて、そりゃもうヤバイくらい。 不謹慎かもしれないけど、こういったニュースを聞いて改めてフットボールの魅力を実感したし こうやって世界中が悲しみに暮れ、一致団結できるのは、やっぱFootballだけなんだなぁって思った。 更に、その中でも特に印象に残ったのが プエルタの激励の為に、セビジスタがスタジアムで掲げた弾幕に記されていたというこの言葉。 「プエルタ、おまえのゴールが人生を変えたんだ。俺らはお前のためになんでもするぜ」 ゴールというのは、今年の国王杯でプエルタが決めた豪快なミドルシュートのこと。 このゴールが決勝ゴールとなりセビージャは昨年、初めて国王杯のタイトルを獲得した。 人生を変えたかぁ。。 なんかシミジミと考えちゃうね。 興味の無い人からすれば、単なる1つのゴールに過ぎないかもしれないけど セビジスタからすれば、それが人生までを変えるゴールになる。 上手く言えないんだけど・・・この表現に俺はすげーグッと来たね。 人々に夢を与え、人生までをも左右するスポーツ。それがFootball。 だからこそ、プエルタの死は本当に残念でならないし、クラブ・国家の域を超えて悲しい。。。 俺にとっての人生を変えたゴールって何だろな? あんまパッと思い浮かぶものは無い。 05年天皇杯決勝の一樹のゴールとか、05年CLのオリンピアコス戦でのジェラードのミドルとか・・・ でもそれも何か違う気がする。 きっとまだ見つかってないんだろうな。 そういった「人生を変えるようなゴール」を求めて、これからもサポーターを続けていくんだろね。 とにかくプエルタのご冥福を、そしてセビジスタに幸福が訪れることを祈ります。。
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