縁処日記

ビタミンB12の栄養補助食品「リブラ」を販売する『縁処』のブログです
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加齢による運動機能の低下を防ぐ!
 
高齢者の運動機能に関する課題は、その衰えをできる限り先延ばしにすることである、といっていいかもしれません。
延ばせば延ばすほど、“100歳まで自分の足で歩ける体”に近づくことになるのです。
 
高齢者に起きてくる運動機能の障害には、さまざまな種類、レベルがあります。
代表的なものが「ロコモ(ロコモティブシンドローム)」「フレイル」「サルコペニア」です。
それぞれについて説明しましょう。
 
・ロコモ
 筋肉、骨、軟骨、椎間板といった運動器のどれか1つ、あるいは2つ以上に障害が起こり、「たつ」「歩く」といった機能が低下している状態をいいます。
 
・フレイル
 英語で「衰弱」「老衰」をあらわす「Frailty(フレイルティー)」を語源とします。
その意味は、加齢に伴う老いや衰弱があり、もはや機能はもとに戻らない状態、ということではなく、なにか適切な手段(例えば運動)を講じれば、機能が維持、向上できる状態のことです。
 
・サルコペニア
 加齢によって骨格筋肉量と骨格筋力が進行的に、あるいは、全身にわたって低下することで、身体的な障害や生活の質の低下、さらには死のリスクも伴うと見られる状態をいいます。
 
 栄養整形医学を提唱し、また実践している立場としては、フレイルはもちろん、ロコモ、そして、サルコペニアのレベルであっても、その現状を少しでも機能回復の方向につなげることはできる、と考えています。
 
 しかし、これらの状態になる前に手を打つことが大切であることは、いうまでもありません。
機能障害や衰弱、筋肉量や筋力の低下が起こってから、それを回復させるのは非常な努力が必要ですが、それ以前であれば、日常生活を送るなかで、的確な方法を見出せるからです。
「骨と筋肉が若返る食べ方 より」
 
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ビタミンB群が不足するとエネルギーを生み出すことができず、疲れがなかなか回復しなくなったり、細胞の修復機能がダウンして、肌荒れや口内炎が治りにくくなったりするのです。
なかでも注目が、ビタミンB12です。
古くから、神経系の機能回復に効果があることが知られていましたが、最近の研究で、このビタミンB12の不足によって脳細胞の萎縮が進むことがわかってきました。
ビタミンB12や葉酸の吸収が悪くなると、ホモシステインという老化物質が増え、動脈硬化を生じることもわかっています。
 
また、ビタミン欠乏症が原因で、認知症になるケースがあるそうです。
ビタミンの種類は、ビタミンB1、ビタミンB12、葉酸。
東京武蔵野病院 副院長 田中信夫先生によれば、認知症患者の血中ビタミンB12は、通常の人より少ないそうです。
認知症の方に、ビタミンB12を投与すると、ボケ症状、特に感情障害、夜間せん妄、意欲、自発性の障害などの精神障害が軽くなると言われています。
高齢者が理由のはっきりしない神経症状を呈したら、ビタミンB12の欠乏を考えるべきだという学者もいます。
 
現在60歳以上の2割の人に、ビタミンB12の欠乏が見られるということです。
ビタミンB12は胃の内因子という糖たんばくと結合し吸収されますが、年齢とともに胃が小さくなったり胃の状態が悪くなったりして、内因子が
少なくなりビタミンB12の吸収が悪くなってしまうのです。
血液検査では見つけられないような軽度のビタミンB12の欠乏でも、認知症に似た神経異常を引きおこすことがあります。
とくに高齢者では、ビタミンB12の値が基準値の範囲にあっても、それが下限値の場合には、記憶障害をおこすことが知られています。
萎縮性胃炎など胃の病気などで内因子が作れない場合も吸収が困難になります。
しかし、ビタミンB12は大量に摂ることで浸透圧の原理による押し込み効果によって胃の内因子と関係なく吸収されることが分かっています。
吸収率を高めるビタミンB12摂取量の目安は1000μg(マイクログラム)以上と考えられています。
最近では、ケタ違いに大量のビタミンB12を摂取することで、脳神経系にさまざまな効果が認められることがわかってきました。
脳神経系への積極的な作用を期待するには、1日に3000μg(マイクログラム)をとるよう提唱しています。
ビタミンB12や葉酸の吸収が悪くなると、ホモシステインという老化物質が増え、動脈硬化を生じることがわかっています。
 
ビタミンB12について?
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カルシウムとマグネシウムはセットで摂る
 
マグネシウムはカルシウムと兄弟関係にある栄養素です。
2つは「ブラザー・イエン」と呼ばれ、お互いにサポートし合う働きをしています。
どちらかが不足しても、十分にそのサポート機能を果たすことができません。
 
マグネシウムは骨の形成にもかかわっています。
カルシウムとの連携で骨に弾力を与え、丈夫でしなやかな骨をつくります。
 
体内には25gのマグネシウムがあるとされますが、その半分ほどは骨に、残りの約半分は筋肉、肝臓などに存在します。
 
極めて重要なミネラルであるマグネシウムですが、現代人にはマグネシウム不足が顕著に見られます。
カルシウム不足は声高に指摘されるのに対して、マグネシウム不足について触れられることはほとんどありません。
栄養整形外科医としては、マグネシウムの重要性についても、もっと認知されることを願っています。
 
ストレスもマグネシウムが不足する一因となっています。
現代は複雑で重層的なストレス社会です。
ストレスがない人はまずいませんが、高いストレスを感じていると、マグネシウムは尿から排泄されてしまうのです。
 
ストレスが高まって交感神経が刺激されると、尿細管でのマグネシウムの再吸収が抑えられ、尿と一緒に体外に出てしまう。
整形外科のトラブルによる痛みも、当然ストレスになりますから、排泄されるマグネシウムの量は増えているはずです。
 
また、アルコールの過剰摂取や、白米や白砂糖、小麦粉などの精製食品中心の食事も、マグネシウムが不足する原因となっています。
 
カルシウムの濃度が重要ですが、その濃度調節をしているのがマグネシウムです。
カルシウムが過剰になるのを抑制する働きをしているのです。
そのため、マグネシウムは「天然のカルシウム拮抗剤」とも呼ばれています。
 
筋肉についていえば、筋肉を縮めるのがカルシウム、ゆるめるのがマグネシウムです。
ですから、マグネシウムが不足すると、こむら返り、肉離れといった筋肉のトラブルが発生しやすくなります。
 
カルシウムとマグネシウムは「2対1」の比率で摂るのがいいといわれています。
しかし、この常識には栄養療法の立場から疑問を呈したいと思います。
その根拠は、カルシウムとマグネシウムは同じ比率で排泄される、というところにあります。
 
カルシウム2、マグネシウム1の割合で摂取して、排泄比率が同じであれば、必然的にマグネシウムは不足することになります。
カルシウムとマグネシウムは「1対1」の比率で摂る。
それが「新常識」です。
 
マグネシウムはあおさ(素干し)などの海藻類、干しエビ、大豆、ナッツ類などにたくさん含まれています。
ナッツでは皮の部分に豊富ですから、皮ごと食べるようにしましょう。
 
ただし、高齢者の場合、歯が悪くて食べられないということもあると思います。
そんなときは大豆製品である豆腐やおからを摂りましょう。
おすすめしているのはにがりです。
にがりは海水から塩をつくる際にできる液体で、マグネシウムをはじめ、ミネラルを豊富に含んでいます。
 
天然のマグネシウムであるにがりを、朝晩、コップの水5〜10滴たらして飲むのもいいので、患者さんにおすすめしています。
お風呂上りなどに飲めば、筋肉がほぐれてぐっすり眠れ、足がつったりすることもなくなるかもしれません。
 
もうひとつ意識してほしいのが塩です。
いわゆる食塩(塩化ナトリウム)を使っている人が多いと思いますが、それを「海の天然塩(海水を乾燥させたもの)」に替えるのです。
塩分(ナトリウム)が血圧を上げることは知られていますが、食塩はそのナトリウムのかたまりです。
血圧が高くなりがちな高齢者はとくに控えるべきです。
 
一方、理想的なミネラルバランスだといわれる海水からつくられる海の天然塩は、そのバランスを引き継いでいます。
塩はさまざまな料理に使われる、使用頻度の高い調味料ですから、それをマグネシウム(ミネラル)のとれるものに変えることの効果は効果は、決して小さくないはずです。
私は夏の暑い時期には、海の塩を水で溶かしてミネラル補給をします。
熱中症予防に有効です。
「骨と筋肉が若返る食べ方 より」
 
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人の体の老化は20代ごろから始まります。
老化は生きている以上避けられないものですが、生活習慣・食生活に少し気をつけるだけでも進行程度が変わってきます。
30代では個人差はさほどありませんが、40歳を過ぎて中年期に入るころからだんだん差が生じ、65歳を過ぎて高年期に入ると、健康状態にはっきりとした差が出ます。
健康寿命をのばす食生活に加えて、年代別の食べ物・食べ方に気をつけると、病気予防がいっそうアップします。
動脈硬化は年齢とともに発症しやすくなり、50代になるとほとんどの人(女性は60代から)に動脈硬化が見られるようになります。
脳梗塞は、高血圧や糖尿病などの病気が原因となったり、生活習慣などによって血液がドロドロになって血液循環が悪くなったりして、血管が厚く狭くなり、脳の血管が徐々に詰まって進行していきます。一般的に、脳梗塞の初期には、大きさ数ミリ程度の微小な梗塞が数個出現し、段階をへるごとにこの梗塞が脳のあちこちに見られます。このような症状のないごく小さな梗塞が隠れ脳梗塞(無症候性脳梗塞)です。
「隠れ脳梗塞(無症候性脳梗塞)は、早い人だと30代からあらわれ、40代を過ぎると急に増加するといわれています。
脳梗塞をはじめとする脳血管障害を生活習慣病の一つととらえ、ふだんから健康に保つ生活を心がけましょう。
 
ビタミンB12と葉酸、ビタミンB6の吸収が悪くなると動脈硬化の原因物質 (ホモシステイン・活性酸素)が増えるといわれています。
また、ビタミンB12は古くから、神経系の機能回復に効果があることが知られていましたが、最近の研究で、このビタミンB12の不足によって脳細胞の萎縮が進むことがわかってきました。
ビタミンB12は、脳の萎縮を食い止めるために重要な脳細胞のタンパクと核酸(DNA)の生合成を司っています。
新しい核酸、タンパク質が生まれ、それによって細胞も新しく生まれ変わり、「こわれた組織、細胞」と「新生の組織、細胞」が入れ替わります。
その結果若さにもつながると考えられます。
 
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骨にとって重要なビタミンK
 
石灰化について、少し付加えておきたいことがあります。
薬の影響で石灰化が起きるケースがあるのです。
 
 血液が固まるのを抑えて、血栓ができるのを防ぐ作用などを持つ「ワーファリン」という薬があります。
これを服用していると、石灰化が起こりやすくなります。
 
 といっても、薬自体が石灰化を起こすわけではありません。
薬を服用するうえでの注意のひとつに「納豆を食べないでください」というものがあるのですが、実はそれが問題なのです。
 
 納豆が禁止されるのは、納豆に含まれているビタミンKが薬の作用を弱めてしまうからです。
しかしビタミンKには石灰化を防ぐ働きがあるのです。
ワーファリンの服用中はビタミンKを含む食品を控えなければならないため、体はビタミンK不足となり、石灰化を招くということです。
血液はサラサラになるけれども、血管は動脈硬化になるというわけです。
 
 患者さんにもこの薬を10年以上飲んでいる人がいます。
整形外科医ですから、腰痛で通院しているこの患者さんのレントゲン検査を10年間にわたり撮影しています。
栄養療法を学んでからは、腰の骨だけに着目するのではなく、腰椎の前方を走っている腹部大動脈の石灰化にも注目するようになりました。
ある日レントゲンを撮って、10年前のものと比べてみました。
やはり、腹部大動脈の石灰化が進んでいました。
さらに詳しく見てみると、動脈にも石灰化が見られ、そのことによって腎臓にいく血流が低下していたのです。
 
 患者さんは腎機能が落ちていたのですが、それは単に加齢によるものではなく、血流低下が原因になっているのではないか、と見ています。
 
ビタミンKは骨にもかかわっています。
骨を形成する骨芽細胞がつくるオステオカルシンという物質を活性化し、カルシウムを骨に沈着させて、骨の形成を促し、骨密度を高める働きをするのです。
 
石灰化を防ぎ、骨を丈夫にするビタミンKの不足は、整形外科的にはできれば避けたいところです。
可能であればその患者さんに主治医と相談してもらい、ビタミンKを摂ってもいい薬、つまり、納豆などが食べられる薬に変更してもらうようお伝えしています。
 
ワーファリンだけではなく、薬のなかには特定の食品を控えるよう指示されるものがいくつかあります。
それで必要な栄養が摂取できなければ、栄養不足にもつながっていきます。
 
まず食事を整え、足りない栄養をサプリメントで補っていくという栄養療法を実践していくためには、そうした一部の薬の服用についても考えていく必要があります。
「骨と筋肉が若返る食べ方 より」
 
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人の体の老化は20代ごろから始まります。
老化は生きている以上避けられないものですが、生活習慣・食生活に少し気をつけるだけでも進行程度が変わってきます。
30代では個人差はさほどありませんが、40歳を過ぎて中年期に入るころからだんだん差が生じ、65歳を過ぎて高年期に入ると、健康状態にはっきりとした差が出ます。
健康寿命をのばす食生活に加えて、年代別の食べ物・食べ方に気をつけると、病気予防がいっそうアップします。
動脈硬化は年齢とともに発症しやすくなり、50代になるとほとんどの人(女性は60代から)に動脈硬化が見られるようになります。
脳梗塞は、高血圧や糖尿病などの病気が原因となったり、生活習慣などによって血液がドロドロになって血液循環が悪くなったりして、血管が厚く狭くなり、脳の血管が徐々に詰まって進行していきます。一般的に、脳梗塞の初期には、大きさ数ミリ程度の微小な梗塞が数個出現し、段階をへるごとにこの梗塞が脳のあちこちに見られます。このような症状のないごく小さな梗塞が隠れ脳梗塞(無症候性脳梗塞)です。
「隠れ脳梗塞(無症候性脳梗塞)は、早い人だと30代からあらわれ、40代を過ぎると急に増加するといわれています。
脳梗塞をはじめとする脳血管障害を生活習慣病の一つととらえ、ふだんから健康に保つ生活を心がけましょう。
 
ビタミンB12と葉酸、ビタミンB6の吸収が悪くなると動脈硬化の原因物質 (ホモシステイン・活性酸素)が増えるといわれています。
また、ビタミンB12は古くから、神経系の機能回復に効果があることが知られていましたが、最近の研究で、このビタミンB12の不足によって脳細胞の萎縮が進むことがわかってきました。
ビタミンB12は、脳の萎縮を食い止めるために重要な脳細胞のタンパクと核酸(DNA)の生合成を司っています。
新しい核酸、タンパク質が生まれ、それによって細胞も新しく生まれ変わり、「こわれた組織、細胞」と「新生の組織、細胞」が入れ替わります。
その結果若さにもつながると考えられます。
 
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カルシウム不足なのにカルシウムがたまる「石灰化」
 
強調したいことのひとつは、骨を強くする栄養素はカルシウムだけではないということです。
 
これは極めて重要なことですから、もう一度おさらいをしておくことにしましょう。
 
骨は鉄筋コンクリート構造です。
カルシウムはそのコンクリート部分。
鉄筋部分はコラーゲンです。
コラーゲンは「たんぱく質」「鉄」「ビタミンC」でできています。
 
骨の強さを決めるのは「骨量」と「骨質」です。
骨量は骨に含まれるカルシウムの量といっていいでしょう。
一方、骨量は鉄筋部分であるコラーゲンの質のこと。
そのコラーゲンは架橋でつながれた構造になっています。
 
コラーゲンは糖化しやすい。
コラーゲンが糖化して脆くなっているということは、鉄筋に問題が起きているということですから、鉄筋コンクリート自体が壊れやすくなっている、つまり、骨が折れやすくなっている、ということにほかなりません。
 
 もちろん、カルシウムを摂ることは大事ですが、同時に丈夫なコラーゲンをつくるための栄養も取り入れなければ、骨を強くすることにはつながりません。
そのことを頭に入れてください。
 
 体内のカルシウムはすべて骨にあるわけではありません。
99%が骨や歯に、残りの1%が血液中や細胞内に存在しています。
重要なのはこの血液中のカルシウム濃度です。
 
 体には血液中のカルシウム濃度を一定に保つメカニズムが備わっています。
カルシウムの摂取が不足すると、血液中のカルシウム濃度が低下します。
すると、ホルモンが分泌され、骨からカルシウムが取り出されて、濃度を一定に保とうとするのです。
 
これは不可欠のメカニズムですが、カルシウム不足が慢性化すると、厄介なことになります。
常にこのメカニズムが働き、骨から過剰にカルシウムが溶け出すことになってしまうのです。
そして、余分なカルシウムは体のさまざまな部分にたまります。
「石灰化」もそのひとつです。
 
このように、カルシウムの摂取不足によって、逆に組織内にカルシウムが増えてしまう現象を「カルシウム・パラドックス」と呼びます。
パラドックスは「逆説」の意味です。
 
カルシウム・パラドックスによって、骨からカルシウムが出ていってしまえば、当然、骨は強度を失い、骨粗鬆症などの問題が起きてきます。
 
一方、組織内にたまったカルシウムは、本来あってはならない場所に蓄積してしまっています。
それが関節なら四十肩や五十肩を招き、血管であれば動脈硬化などの原因になります。
 
カルシウム・パラドックスが起こらないようにするには、カルシウム摂取不足を解消することです。
いろいろな方法がありますが、おすすめしたいのは、キビナゴ、カタクチイワシ、シシャモ、サクラエビなど、骨ごと食べられる小魚からの摂取です。
魚の缶詰も骨ごと食べられるのでおすすめの食品です。
 
ヨーグルトの摂り方、選び方
 
 ヨーグルトなど牛乳からつくられる乳製品は、少し注意が必要です。
 問題なのは乳製品に含まれる「カゼイン」というたんぱく質。
このたんぱく質の特徴は分解されにくいこと。
つまり、十分に分解されない未消化の状態で腸に入ってしまい、「グルテン」と同じように、腸の粘膜を傷つけたり、炎症を起こしたりするのです。
 乳製品のカルシウムは吸収されやすいのですが、腸の環境が悪くなったら、うまく吸収されません。
もちろん、ほかの栄養素も同様です。
総じて栄養の吸収が悪くなるといっていいでしょう。
 カルシウムの吸収がいい反面、腸内環境を悪化させる乳製品は、いわば「諸刃の剣」だといえます。
 食べるのであれば、糖化を促すハチミツやジャムなどの甘味を加えず、せめてプレーンで摂りましょう。
 また、食べるとおなかが痛くなったり、下痢をしたりするということがあれば、それは食べているヨーグルトがおなかに合っていないと考えられます。
ヨーグルトは種類がたくさんあり、使われている菌も異なっているのですから、自分のおなかに合わないものはやめて、腸の調子が悪くならないもの、自分の腸に合ったものを探してみてください。
「骨と筋肉が若返る食べ方 より」
 
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動脈硬化は年齢とともに発症しやすくなり、50代になるとほとんどの人(女性は60代から)に動脈硬化が見られるようになります。
 
近年、動脈硬化の原因として新しく注目されているものに、ホモシステインというものがあります。
虚血性心疾患である心筋梗塞の発作を起こした人の2割程度にしか高コレステロール血症が見られないことから、これまで長い間、コレステロール以外に動脈硬化の原因となるものがあるのではないかと考えられていました。
そうして、ホモシステインがそのひとつの原因だと注目を集めるようになりました。
このホモシステインが動脈の壁に沈着すると、酸化される過程で血栓を引き起こし、血管を傷害して動脈硬化を引き起こすのです。
ホモシステインはLDLと一緒になり血管壁にコレステロールを沈着させます。
また活性酸素と一緒になり、脂肪やLDLの過酸化、血管内皮細胞や血管の平滑筋の異常を引き起こします。
その結果、動脈硬化や心筋梗塞、脳梗塞になるのです。
 
ビタミンB12や葉酸の吸収が悪くなると、ホモシステインという老化物質が増え、動脈硬化を生じることがわかっています。
また、ビタミンB12は、脳の萎縮を食い止めるために重要な脳細胞のタンパクと核酸(DNA)の生合成を司っています。
新しい核酸、タンパク質が生まれ、それによって細胞も新しく生まれ変わり、「こわれた組織、細胞」と「新生の組織、細胞」が入れ替わります。
その結果若さにもつながると考えられます。
 
さらに、主に動物性食品にしか含まれないというビタミンなので、野菜中心の食生活の人や、ダイエットをしているなど食事の量が少ない人は、ビタミンB12を補った方が良いとされています。
加齢、胃の病気、ストレスなどでも不足します。
 
ビタミンB12について?
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ビタミンB群が「糖化」を防ぐ
 
ビタミンB群は「代謝ビタミン」と呼ばれることからもわかるように、食べたものをエネルギーに変える(代謝する)うえで不可欠な栄養素です。
例えば、ビタミンB1は糖質の代謝にかかわっていますし、B2は脂質の代謝に、B6はアミノ酸(たんぱく質)の代謝にそれぞれかかわっています。
 
ビタミンB1が不足すると、糖質(ブドウ糖)の代謝がうまくおこなわれなくなり、いわば不完全燃焼を起こして、乳酸として蓄積されることになります。
これが疲労や筋肉痛、肩こりなどの原因となるのです。
 
2は糖質の代謝に使われ、過酸化脂質ができるのを防ぎます。
老化を進めるのがこの過酸化脂質。
ですから、整形外科のトラブルにつながる老化を防止するためにも、十分なB2の摂取が必要です。
 
ビタミンB3(ナイアシン)は炎症の沈静化に働き、カーフマン(米国)によると、変形性関節症の炎症軽減、関節の可動域の改善が報告されています。
 
食事で摂ったたんぱく質は、いったんアミノ酸に分解されて吸収され、体内で必要な形に合成されます。
その際に必要なのがB6です。
筋肉にも骨にも重要なのがたんぱく質ですから、B6が不足すれば、再合成がうまくおこなわれないことにもなります。
 
また、B12は葉酸と連携して赤血球が新しくつくられるときに、そのサポート役として働きます。
12、葉酸の不足はその過程で不具合を生じさせることになり、貧血の原因になります。
貧血が整形外科のトラブルを起こすことは、すでにお話したとおりです。
 
以下にビタミンB群を多く含む食品をあげておきましょう。
 
・ビタミンB1……豚肉、ウナギ、ナッツ類
・ビタミンB2……レバー(豚、鶏、牛)、ウナギ
・ビタミンB3(ナイアシン)……カツオ、イワシ、レバー(豚、鶏、牛)
・ビタミンB6……牛レバー、カツオ、サンマ
・ビタミンB12……レバー(牛、鶏)、牡蠣、サンマ、ニシン、アサリ
・葉酸……枝豆、ほうれん草、菜の花、からし菜
 
ビタミンB群の効果は連係プレーによって、十分に発揮されますから、単体ではなく、複合体で摂るのがいいといえます。
その意味でも、B群もたんぱく質も鉄も豊富な牛の赤身肉やレバーがおすすめです。
 
ちなみに、B群不足になると、においに敏感になります。
牛肉はにおいがきつくて食べられない、という高齢者がいますが、B群不足が起きていると考えられます。
実際、B群の摂取に努めてB群不足が解消されると、赤身肉も食べられるようになる、というケースが少なくないのです。
 
ただし、高齢者は肉を大量に食べるのは難しいでしょう。
そのため食事だけではB群が不足しがちです。
医療用のサプリメントを利用して補っていくのがいいと思います。
 
血液中に存在するアミノ酸の一種に「ホモシステイン」というものがあります。
これは悪玉アミノ酸で、その血中濃度が上がると、コラーゲンの質が低下します。
 
増えたホモシステインが酸化すると、AGEs(糖化最終産物)がつくられやすくなります。
コラーゲンの質を低下させるのがこのAGEsです。
骨の鉄筋部分を構成しているのはコラーゲンですから、それがAGEsによって糖化して質が低下し、しなやかさを失えば、骨粗鬆症などのリスクも高まります。
 
ホモシステインの血中濃度を下げる働きをするのが、葉酸、ビタミンB6、B12です。
 
ビタミンB6には、AGEsの一種であるペントシジンを減らす効果もあります。
ペントシジンもコラーゲンの質を下げて、悪玉架橋をつくり骨質を劣化させるのです。
6をしっかり摂ってペントシジンを減らすことで、骨の糖化にも歯止めがかかることになります。
「骨と筋肉が若返る食べ方 より」
 
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血管は「酸化」していくことで傷ついていきます。
たとえば、悪玉コレステロール(LDLコレステロール)が動脈硬化の原因になるということを聞いたことがあるかもしれません。
LDLコレステロール(以下LDL)が血管にへばりついて、プラークと呼ばれるこぶを血管の壁に形成していくのです。
 
でも、LDLには2種類あることをごぞんじですか?
それは、酸化したLDLと酸化していないLDLです。
LDLの中でも血管に悪さをしていたのは、実は酸化LDLだったのです。
ということは、血管を酸化から守るシステムがしっかりできていれば、酸化LDLは血管に付着しづらくなる。
それが血管老化を防ぎ、血管強化につながるということです。
 
この、血管の酸化を抑えてくれるのが、実はビタミンなのです。
ビタミンの中でも特に大事なビタミンが、ビタミンCとビタミンEです。
ビタミンCとビタミンEの抗酸化力は、非常に強力です。
心筋梗塞を起こした患者さんのグループが正常のグループよりも血中のビタミンC、ビタミンEの濃度が低かったとする報告もあります。
この2つのビタミンに、ビタミンAを加えた3つのビタミンは、いずれも抗酸化力が強く、ビタミンACE(エース)と呼ばれています。
そしてもうひとつ忘れてはいけない大事なビタミンがあります。
 
それはビタミンBです。
ビタミンBにはいくつかの種類があり、ビタミンBグループとして存在しています。
ビタミンBの抗酸化力は強くありませんが、細胞のエネルギー産生やエネルギー代謝を効率よくするためにはなくてはならないビタミンです。
体内で起こっている「酸化」の抑制にも間接的に関わっています。
B群は体中の細胞の正常な代謝活動を助ける「補酵素」として、欠かせない存在なのです。
ビタミンB12やB6、葉酸の吸収が悪くなると、ホモシステインという老化物質が増え、動脈硬化を生じることがわかっています。
 
ビタミンB12について?
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