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できるかぎり効率的に、人間的に仕事ができるように、人々を様々な束縛から解放してあげること、それがリーダーシップの道である(マックス・デプリー、Leadership is an art、1989より)
雑誌を読んでいたら、たまたまマックス・デプリーの「リーダーシップの真髄」(福原義春監修訳)が紹介されていたので、会社の書庫に置きっ放しので見つけ出して再び読み始めた。乱読癖の私にとって、6〜7年前に読んだこの本の内容はほとんど覚えていない。リーダーシップについては、確か、ドラッカーは特別の才能はないといっていた。しかし、このデプリーの抽象的な表現は、確かにそうだろうが、いざ実行となると難しい筈である。ついでながら、原著の英語が平易で美しいそうなので、今度はそれで読むことにする。
自分の会社でも、規模が小さいが故に自由な雰囲気つくりを心掛けているが、青息吐息の経営状態で、デプリーの思想を適用することなど夢のような彼方である。もし、今自由にしたら、スタッフは毎日何をしたら良いかわからなくなるのではないだろうか。目標を持って進むように、何度も繰り返すが、成長の跡がなかなか見られない。細心の注意をもって観察しているつもりだが。
先ず、積極的な生き方、日々の弛まぬ努力、それを維持していくための向上心を身に付けさせることから始めないといけない。どうして仕事をするのかということから始めなければいけない。会社の奴隷になれとか、歯車にという考えは全くない。
問題は、自分の生き方が明確でないこと、夢がないことなどで、会社で良い仕事をしてもらうために、それらを培うことから始めなければならない辛さである。
時間はかかるのだろうが、地道にやっていくしかない。それに、キーパーソンなる人材の確保、育成で凌いでいくしかない。とても、デプリーのハーマン・ミラー社の経営思想の足元にも及ばない。憂鬱な日々である。
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