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■再送:30日の週に首相と日銀総裁が会談、金融・経済情勢で意見交換=関係筋 http://jp.reuters.com/article/marketsNews/idJPnTK033564120091129 ================== (TG一言メモ) 最近、日銀に関する本を読んだ。 ・『日銀 円の王権』 吉田祐二 学習研究社 ・『円の支配者 誰が日本経済を崩壊させたのか』 リチャード・A・ヴェルナー著、吉田利子訳 草思社 ※後者はブックオフで購入可能なはず。 さすがにこの2冊は良く調べているだけあって、読み応えはあった。出来ればセットで読んで頂きたい。後者は特に、13章以降からでも可。 簡単な感想を述べると、「日銀は日本と日本人のことを何も考えてない」という結論になり、気持ちが暗くなった。色んな解釈があることはわかるが、すくなくとも、私は、結果として今がある(不況)ということを大前提にすれば、そういう風に受け取られても仕方が無いと思っている。 始末が悪いのは、政治は結果責任で辞任することはあっても、日銀はない、ということだ。また、著者は日銀の信用創造による力の行使がどれほど強大かを繰り返し述べている。しかも、改定日銀法により、さらに強化され独走状態を許してしまった。著者はこうした日銀と私達とを「支配階級 VS 貧乏人」の構図でたとえて、絶望感すら漂わせている。私も同感だ。 また、こうした事実を踏まえて記憶を辿れば、大蔵省が財務省と金融庁に解体されるきっかけとなった数々の事件も何をか言わんや、である。総裁人事にしても、財務省出身者と日銀生え抜きとが交互に就任するという取り決めがなされているというが、財務省出身者が総裁になった時は、副総裁には日銀生え抜きがお目付け役として必ず就任している。さらに信じ難い事は、財務省出身者が総裁になった時は、総裁抜きで重要な会議がなされるという事実もあったという。 これとは別に最近では元財務省官僚の高橋洋一氏による窃盗容疑も、逮捕前彼が何を言っていたかを検証すれば、大体察しがつく。埋蔵金関係で財務省、政府紙幣関係で日銀から睨まれた可能性はあるだろう。 著書の中では、明治以降、日銀は権力維持のために、海外勢力と意思疎通を図り、常に協調してきたという経緯が語られている。こうしたことは全て、我々国民の利益と別の次元の出来事であり、最終的にツケを払わされるのは、一般の国民である。簡単に言えば、信用創造という蛇口を開けて、バブルを創出し、蛇口を閉めて、バブルを終わらせたのである。このことは、本日別のカテゴリーで挙げた、ドバイショックとクライメート事件と相通じるものであり、彼らは我々の意向を汲み上げることよりも、彼らの論理で、世界を動かしているのだろう。甚だ迷惑だ。 最後に亀井大臣。気をつけて下さい。
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