環境問題補完計画

(現在、更新しておりません)

全体表示

[ リスト ]

いまでは、とっくに指摘されて、日本で唱える人もほとんどいなくなった、CO2の増加は海洋起源説を未だ曲げないで、それを指摘されても、自説をあくまで曲げない人がいる。

その人の論拠は、「海水が温まるとコーラと同じように炭酸がでてくる」とのこと……それだけを見れば、確かにそうだ。

じゃあ何がおかしいのか?

結論から言えば「グローバルな炭素循環をまったく考慮していない」ということ。


なにより、人為起源のCO2は、いったいどこへ行ったのだろうか?

人為起源のCO2量は比較的詳細に算定でき、おおよそ70億tC/yearの排出量とされる(年代により異なる)

一方、大気中の増加量は、33億tC/yearである

すなわち、人為によってほぼ間違いなく増えている二酸化炭素量の半分しか大気中に残らない計算になる。

これだけをみても、「海洋起源説」にはとんでもない無理があることが分かる。

増えているCO2は石油起源なのか?自然増加なのか?もう一つの論議

炭素同位体の組成比は、人為起源、すなわち放射性炭素(14C)の割合が低い化石燃料の燃焼により、1950年代以降著しく変化している(それが原因で、1950年以降は年代測定に適さない)。

換言すれば、化石燃料によるCO2増加を考慮しなければ、現在のCO2増加を語れない。ましてや、現状の循環の一つである海洋起源にその原因を求めることは、できない。

ということで、どうしようもない間違いです

このCO2海洋起源説をたとえるなら、
男は目が二つある。広末涼子は目が二つある。ゆえに広末涼子は男だ。
という感じでしょうか。全体(の収支)をみて話しているのではないわけです。


余談

おそらく私より、良くエデュケートされている人から、その人に、「主観で片づくものではない」と指摘された時の言い訳も傑作です。

これは、リンクを張るなり、トラック・バックするべきです。
そもそも既に、その謝りを指摘する理由、出典も示しているし、リンクやトラックバックで片づく問題ではない。
ウソ(というのが語弊があるなら、間違い)は、指摘されたならば、修正すればいい。

1つの見方を示したのですよ。
根拠のない「1つの見方」というのを「主観」というのですよ。
また、根拠のない見方は、単なる妄想です。

(しかも、2年前に)
まず、いつの記事でも、間違いは間違いです。
しかも、その記事が挙げられる1月半前には、すでに「海洋性起源説」がおかしいとする、明日香らのコメントペーパー(2007)がでています。

ところで

未だにその使い古された話を述べて、あくまでも修正しないかたは、東大にも何人か生徒を送り出してる某進学校の先生をされていたりするそうです。
そう言う学生が出ることを、自分たち先生がエライと勘違いしてしまっているのなら残念なことです。
あまりにこのような記述を残され、修正されないなら、別の対処方法を考えねばなりません。

この記事に

閉じる コメント(19)

顔アイコン

「海水が温まるとコーラと同じように炭酸がでてくる」って、それって、海は太古からあるから、今更の増減にはあんまり考慮すべきでないような気がしますが。。。
ってか、それこそ、埋め立てなどで海の面積が減ってるであろうからその分海からのCO2は減るんじゃないかとか。
あ、でも、温暖化で海水温が上昇してるから、拍車を掛けてるとも考えられますよねぇ。。。

ん?分け分からなくなってきた( ̄△ ̄;)

2009/2/28(土) 午後 7:28 かじら 返信する

顔アイコン

綾波さま。こんばんわ、またまたお邪魔します。

CO2海洋起源説ですが、チャールズ・キーリングの息子のラルフ・キーリングが大気中の酸素濃度を長年調べた研究があります(俗にいうラルフ・キーリング・カーブ)。

これを見ると、二酸化炭素濃度の上昇と酸素濃度の減少が分子量として一致しています。大気中の酸素が炭素と化合して二酸化炭素が増加しているとの図式がある、とラルフ・キーリングは言っていますね。

当方が、何でもかんでも懐疑論ではない証左として上のコメントをします。 削除

2009/2/28(土) 午後 11:57 [ pekoh ] 返信する

顔アイコン

海洋起源説のことはよくわかりませんが、今回の記事の主人公に
まともな対応を求めるのは、タコに「姿勢が悪い!しっかりしなさい!」ということと同じ気がします

2009/3/1(日) 午後 3:58 [ miyagawashuji2000 ] 返信する

顔アイコン

<カジラさま>
>今更の増減にはあんまり考慮すべきでない

現在は、トップダウン(全体の収支バランスから迫る)方式、ならびに、ボトムアップ(個別の要因を調べる)方式による調査が、なされています。

このエントリのようなネタは、その中の「増える」部分の一要因だけを抜き出したものです。

>埋め立てなどで海の面積

減ったとしても、海の面積全体から見れば本当にごくわずかでしょうから、まず影響を計れないでしょうし、また、「収入」「支出」ともに減ることになります。

2009/3/1(日) 午後 8:47 [ 綾波シンジ ] 返信する

顔アイコン

<pekohさま>

お、思わぬところからの援護射撃が(笑)。

現象は現象として科学的に見ていこうという姿勢は、同じような気がします。

そういえば、エネルギー資源学会の討論でも、CO2自然要因説は論点にならずじまいでしたね。

2009/3/1(日) 午後 8:50 [ 綾波シンジ ] 返信する

顔アイコン

<miyagawaさま>

そうかもしれません。

ある程度の批判を得てきて生き残っている学説と、適当に部分を切り出して述べているお話が、そう言う人の中では、同レベルなのでしょう。

「専門家も私と同じように分かっていない」などとも言われていましたし……「無知ほど全能感に浸れる」一つのケースなのでしょう。

2009/3/1(日) 午後 8:54 [ 綾波シンジ ] 返信する

顔アイコン

「グローバルな炭素循環」によれば、海洋から大気へのCO2排出量も増えており、しかもその増分量だけで「人為起源のCO2量」の2.5倍ほど多いともされている。

大気中CO2濃度の上昇も、この海洋からの排出量増加があってのことでもあるのでは?

2014/3/5(水) 午前 8:06 [ con*gw ] 返信する

顔アイコン

CO2中の炭素同位体を分析することで、
海洋から放出されたCO2と人為的に排出されたCO2とは判別できます。

主に、人為的に排出されたCO2によって大気中のCO2濃度が上昇している。
…というコトは、炭素同位体比率から明らかになっていますよね。

2014/3/6(木) 午後 10:43 [ 平山 滋 ] 返信する

顔アイコン

話がずれているように思えるが。「人為的に排出されたCO2」も当然、「大気中のCO2濃度が上昇」するように働く要因の一つ。

同位体比に関しては、大気に排出され混ざり合った後では「海洋から放出されたCO2と人為的に排出されたCO2とは判別」はできないが、自然排出のCO2とは同位体比の異なる「人為的に排出されたCO2」が混ざるということで確かに、大気中CO2の同位体比そのものは変化するだろう。

しかし、これはあくまで「質」の変化を言えるまでのことであって、「量」の変化とは別個の話。

2014/3/7(金) 午前 0:48 [ con*gw ] 返信する

顔アイコン

同位体比に関して見受けられるような理解の食い違い方は、末尾の記事にも挙げられているような、
・平衡の概念
・酸素同位体
・海洋中炭酸濃度
といったものの解釈の仕方にも、共通して現れるように思われる。

ごく簡単に言えば、人為CO2が大気中に排出された後も、あたかも人為CO2「そのもの」が自然のCO2と区別がつき、その区別がつく形で循環もしているかのように捉えていそうなことが、ボタンの掛け違い的に解釈が異なってくる要因としてどうやらありそうな様子に見える。


・天動説から地動説へ…その発想の転換
http://blogs.yahoo.co.jp/eng_cam_fld_tgs/39923774.html
・・・
で、人の排出量より、大気中の増加量が少ないとの資料に行き当たった。
そこで、やっぱりおかしかったのか。と気づける。
(もちろん、平衡の概念や、酸素同位体の測定だとか、海洋中炭酸濃度の測定だとか、他にも裏付ける研究があり、そう言うのも見ていくわけだけど)
・・・

2014/3/14(金) 午前 9:21 [ con*gw ] 返信する

顔アイコン

小保方関連の記事を書こうと久しぶりにログインしました。

conagwさま

貴方の不勉強かつ誤解に基づく定義を基に世の中の情報を見たら、おかしくみえるのでしょう。
masudaさま、mantaさま、onkimoさま(のコメント欄中mushiさま)のブログで同じような投稿を繰り返しておられますね。

2014/3/14(金) 午後 11:08 [ 綾波シンジ ] 返信する

顔アイコン

私から言えることは、炭素のフラックスを、用語の意味とともに正しく理解なされてください、ということです。

2014/3/14(金) 午後 11:21 [ 綾波シンジ ] 返信する

顔アイコン

炭素フラックスの話であっても主旨は同様で、これにも当然、産業革命前に比べて増えているともされる海洋から大気へのCO2排出量も係わっている。

そうした排出量もあって初めて、吸収量と差し引きしての正味の値であるフラックスが、大気・海洋間では−22億トン/年などとされることになる。言い方を変えれば、海洋はあくまで吸収が上回っているのであり、吸収だけしているのではないということ。

2014/3/15(土) 午前 10:36 [ con*gw ] 返信する

顔アイコン

そういうのを釈迦に説法と言います。

2014/3/15(土) 午前 11:41 [ 綾波シンジ ] 返信する

顔アイコン

あたかも人為CO2「そのものが」という誤解を呼ぶ件は、増田耕一氏でさえ既に何年も前に、一般の理解力ある人らからの指摘で気づかされて反省し、さらに気象庁に対しても説明振りの見直しを促してもいる。

具体例もあったほうが良いと思われるのでここの記事本文の書き振りを例に取れば、次のような直し方になるだろう。

・すなわち、人為によってほぼ間違いなく増えている二酸化炭素量の半分しか大気中に残らない計算になる。

すなわち、人為によって「間違いなく大気に排出・混合されている」二酸化炭素量「と比べると、その」半分「に相当する量」しか大気中に残らない計算になる。

・換言すれば、化石燃料によるCO2増加を考慮しなければ、現在のCO2増加を語れない。

換言すれば、化石燃料によるCO2増加「も」考慮しなければ、現在のCO2増加を語れない。

2014/3/16(日) 午前 10:35 [ con*gw ] 返信する

顔アイコン

用語が外部から理解しづらい・誤解されやすいから何とかならないか、というのと、用語を誤解してあーだこーだ言い募るのとは異なります。

2014/3/16(日) 午後 0:34 [ 綾波シンジ ] 返信する

顔アイコン

どうもそちらの受け取り方がずれてしまっているようだが。用語ではなく、文章の書き振りの拙さによって誤解を呼んでいるという話。

なお、先ほどの文直しに不足があったので、申し訳ないが改めて下記のようにさせていただきたい。

・すなわち、人為によってほぼ間違いなく増えている二酸化炭素量の半分しか大気中に残らない計算になる。

すなわち、人為によって「間違いなく大気に排出・混合されている」二酸化炭素量「と比べると、その」半分「に相当する量」しか大気中「で増えていかない」計算になる。

2014/3/16(日) 午後 1:08 [ con*gw ] 返信する

顔アイコン

内緒様
ありがとうございます。実はその情報が気になって、ブログに舞い戻った次第です。
その発言への一般の方のコメントを見ていると、「引用」のルールについて、世間で知られていないんだな、と愕然とさせられます。

2014/3/16(日) 午後 2:39 [ 綾波シンジ ] 返信する

顔アイコン

NHK教育 「地球ドラマチック」
『海の生物が危ない!〜二酸化炭素の脅威〜』

「 サンゴが溶け、魚の脳にも異常が…。海により多くの二酸化炭素が溶け込む「酸性化」の影響だ。このまま進むとどうなるのか、海の将来を徹底予測!海からの警告を伝える。」

http://blogs.yahoo.co.jp/zaqwsx_29/32640131.html 再放送は、3/23(日)深夜24時

2014/3/16(日) 午後 9:33 [ 平山 滋 ] 返信する

コメント投稿

顔アイコン

顔アイコン・表示画像の選択

名前パスワードブログ
絵文字
×
  • オリジナル
  • SoftBank1
  • SoftBank2
  • SoftBank3
  • SoftBank4
  • docomo1
  • docomo2
  • au1
  • au2
  • au3
  • au4
投稿

開く トラックバック(0)


.


みんなの更新記事