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みなさん、こんにちは。
気がつけば5月に入り、ゴールデンウィークも終わりつつあるこのごろ。 先月から連載している「高架化最前線」シリーズ、事情により今月も引き続き、取り上げていきたいと思います。 …といっても今回取り上げるのは、高架化ではなく「地下化」。 舞台は私が普段、利用している京王線の調布駅です。 調布駅は新宿から特急電車で15分ほどのところにある、沿線の中心駅のひとつ。ここから先、府中・八王子・高尾山口方面に向かう本線と、京王多摩センター・橋本方面に向かう相模原線が分岐します。 今回の地下化工事の主な目的は、踏切の解消による渋滞緩和という他の高架化・地下化工事と同じ目的とあともうひとつ。それは、まさに先ほど触れた「分岐」にあります。 現在、ご覧の通り本線と相模原線は調布駅に向かって合流時、平面交差している状況。 これはダイヤ編成上ネックとなり、現に相模原線から調布駅に乗り入れる際、多くの列車は分岐点手前で本線上の下り列車の通過待ちを強いられるケースが。 そこで今回の地下化工事の最大の特徴は、上下線をその名の通り「上下」に分離することにあります。 具体的には地下1階にコンコース、2階に下り線ホーム、3階に上り線ホームをそれぞれ設置することで、現在の平面交差を解消する予定。そう、この3層構造、前回ご紹介した京急蒲田駅の3層高架駅とよく似ています。 蒲田駅の場合は、本線と空港線の平面交差を解消するために高架化しているわけですが、調布駅はその構図をそのまま地下で実現させようとしているわけです。 しかしこうして調布駅の写真を撮影してみると、ホームや線路の直下で工事が行われていることもあり、工事中の様子を伝えることが難しい…。 それでもホーム下からこぼれるかすかな光だけが唯一、地下化工事が着々と進行している雰囲気を感じさせてくれます。 ちなみに地下駅が完成するのは2012年の秋ごろの予定。あと2年半ほどで、今目にしている調布駅や地上を走る京王電車の風景は過去のものとなります。 それまでの間、平面交差を含めた調布駅界隈を走る電車の中から見える風景を、脳裏に焼き付けておくつもりです。 |
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