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冥府魔道のエンジニア業界をさすらい続けて十数年。 聞かずとも聞こえてくる有象無象の懺悔の声。 ここはそんなエンジニアの懺悔の部屋、ルームナンバー404…… 最近のテレビ番組がつまらなく感じるのは、 制作会社のせいか私のせいか社会のせいかと悩む、手久野路人です。 本日の懺悔:村山和彦(仮名) 製品開発エンジニア 33歳
生産ラインでチップを作っていました。 チップのボール径を0.5mmピッチにするはずを、 0.3mmを入れてしまいました。 その後にどうなったかはわかりますよね? 数万個のチップが全品回収です。 しかし、このことがあって生産工程が見直され、 今では改善されて生産性が上がっています。 不幸中の幸いというか、 災い転じて福となすというか、 懺悔はすべきでしょうか? 生産工程が見直されなければ懺悔ですよ(笑)。 以前、ある著名なエンジニアに電話でお話を聞いたんです。 私は多少、物書き的な仕事もしていますので。 相手は非常に忙しい方で、しかもアメリカ在住で、 このチャンスしかなかったんですね。 もちろん話はテープにしっかりと録音…… していたはずが、雑音ばかりで1分も録れてなかったんです! 電話の後、残っていたのは書き殴った汚いノートと、 メモリの少ない海馬に残ったわずかな記憶だけ。 全ての仕事をストップして、その場ですぐに原稿を書き始めました。 この経験を通して私が学んだのは、 「欠点がある作業は総合力でカバーする」ことでした。 失敗から覚えることは多いですよね。 とはいえ、このときのエンジニアにはご迷惑をお掛けしたと思います。 でも、しっかりと話は聞いたんですよ。 中村修二さん、その節はごめんなさい。 ―― もう二度とココを訪れることのないように祈ります。 次の懺悔は来週火曜日です。お待ちしております。 |

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