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今年、自室の空調を使わない誓いは順調に守られています。 高温多湿な環境は決して好きではないのですが、 耐性はそれなりにあったりします。 今から18年前、上京当時の僕は風呂なしトイレ共同、 エアコンある訳なしの木造4畳半のアパートに住んでました。 都内にそんな物件あるんですかね?てくらいレトロでした。まさに昭和。 住人以外は一刻館みたいな感じでしたけど、 若い方はぴんとこないかもしれませんね。 さすがに嫌気がさして、ガソリンスタンドからやがて飲み屋の夜勤、 と収入の増加を目指しバイトに明け暮れたものです。 ちょうどいまくらいの時期でしょうか。 夜勤明けの駅からの帰路、日光で目がくらくらしました。 部屋はすでに室温40度近くある筈、とても眠れる環境じゃありませんから、 コンビニでウイスキーを買いましょう。つまみに缶詰でもいっときますか。 部屋につくと、文字通りむせかえるような熱気ですが、 どうしようもありませんから気にしない事にします。 服を脱いで布団に寝転がってウイスキーを摂取。 めどいので氷も水もなしでラッパ飲みです。 10時過ぎまで、汗だくになりながらくつろいだ後に就寝、16時に目覚ましで起床。 即銭湯で体洗って着替えたら、今日も戦闘開始。うん、今上手い事言った。 あれから18年、当時は持ち合わせていなかったちょっとした生活の知恵と、 ユニットながらもバスルームを、今の僕は持っています。 そう考えれば、東京で空調のない暮らしも案外、どうということもない気がしてきました。 人間の適応能力って、すごいですよね。 昔話はさておき、ついにiMacに、フルモデルチェンジが行われました。 前モデルからの最も目につく変更点は、当然の事ながら外観です。 多くの消費者の方も待ちに待っておられ、おおむね好評を博しているようですね。 思えば、Power PC G5プロセッサを導入した3年前の夏からずっとこのデザインでした。 本体の厚み、iSight内蔵化などの小変更はありましたが、 正直なところ、漂うマンネリ感は否定できませんでした。 アルミニウムのボディは高級感もまとい、大変結構だとは思いますが このblogはコンピュータ本体の造形についての話題はこれ以上展開しません。 機械は性能、もっといえば費用対効果で評価するべきだと考えるからです、あくまで僕は。 という訳で、New iMac 標準仕様製品のラインナップは下記の通りです。 20 inch 2.0GHz Core 2 Duo ATI Radeon HD 2400 XT 128MB(Good)\159,800 20 inch 2.4GHz Core 2 Duo ATI Radeon HD 2600 PRO 256MB(Better)\199,800 24 inch 2.4GHz Core 2 Duo ATI Radeon HD 2600 PRO 256MB(Best)\239,800 注)型番上、Core 2 Extremeモデル(Ultimate)はカスタマイズ製品ですので割愛します 以前最も強くおすすめした、iMac 17 inchモデルはカタログ落ち。 僕の考える、価格と性能のベストバランスマシンは、 どうやら一般市場には受け入れられなかったようです。 多くの方は20 inch以上のモニタを選びました。 なお、やはりグラフィックプロセッサがボトルネックとなったようで 前モデルではデフォルトで128MBだったV-RAMが、 新モデルでは最廉価版をのぞき256MBに底上げされています。 自動車に例えるならば、エンジンパワーは非力ながらも軽く小さく設計された、 安価なスポーティモデルの生産は中止され、大きく重く設計されたセダンタイプが、 さらに豪華に快適に走るようにと強化されたエンジンを搭載し、その結果高価になった、と こんなところでしょうか。 多くの工業製品はこうした変遷を辿ってきました。 方向性に多少の違いはあれど、自動車だって、冷蔵庫だってそうです。 あまり詳しくはありませんが、先の大戦時の戦闘機も、 旋回性重視型から重火力高速直進型に移行したそうです。 だから、今回のiMacのモデルチェンジもおそらく正しい理論の帰結なのでしょう。 正しいのでしょうが、この胸に残る忸怩たる思いはいったい何か。 現行の新ラインナップ、選ぶならどれでしょう。 Good modelはやはりV-RAMがネック、サイズの大きい映像処理に一抹の不安が残ります。 \40,000プラスのBetter modelは20%のクロックアップとGPUのハイパワー化、 HDDの容量アップなどを考えるとお買い得感は確かに高いですね。 Best modelは、24 inchのモニタサイズが必要な用途を想定していない限り、 やはり持て余すだろうと思われます。 ならばBetter modelはオススメか? うーん、Appleのファン相手ならそれでいいでしょう。 でも仮に、このblogをたまに見にきていて Macに少し興味はあるけど触った事もないよって方がいらっしゃったとしたら たとえ使ってみて快適で、iLifeを含む、価値あるアプリケーションも楽しめるからといって 20万円もするような製品をすすめることは、ちょっと僕にはできません。 せっかくの新製品発表に水を差すようで申し訳ないのですが 現時点でお奨めするのは旧iMac 17 inch 2.0GHzの量販店舗の在庫品(値引きされればさらに良し) 次点で旧iMac 20 inch(V-RAMを256MBにカスタマイズ)の、整備済み製品となります。 ※整備済み製品は、展示品、返品、初期不良品などをAppleが修理、調整したものです。OHPで随時販売中 新旧iMacは、中身が(実用上)ほとんど変わっていませんから、 見栄えさえ気にしなければ手頃な値段でMac Lifeを楽しむ事ができます。 というわけで、個人的には微妙なモデルチェンジでしたが、気にせず次を待ちましょう。 半年後はお祭りかもしれませんよ? 次回はMac miniです。 また来週。 |

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