エンジニア★流星群 @Tech総研

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2010年05月

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みなさん、こんにちは。
先月からお届けしてきたこの「高架化」シリーズ。
いったん、今回をもちまして一区切りさせていただこうと思います。

最後に紹介するのは、JR東北本線&京浜東北線が行き交う「浦和駅」。
埼玉県さいたま市の県庁所在都市で、沿線の中心駅のひとつでもあります。


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現在、一番東側にある京浜東北線ホームが上下線とも高架化を完了し、新しく開放的な雰囲気を醸し出しています。


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その隣を走行する東北本線は、まず上野方面に向かう上りだけが一足早く高架化。
高崎・宇都宮方面に向かう下り線に関しては現在、工事中といったところです。
ちなみに高架上の上り線から、地平の下り線ホームの屋根を少しだけ、眺めることが…


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また大宮方面に目を向けてみると、駅を出て数百メートルくらいで地平に降りているのが見えます。逆に川口・赤羽方面に関してはしばらく、高架線が続いた後、隣駅である南浦和駅の手前で地平に降りる構造になっています。


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駅を出てみると、高架化された東口に関してはガラス張りの新駅舎が既に建設されてますが、地平コンコース部分が工事中であったり駅前広場を整備中のため、まだ雑然として印象。


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逆に西口は昔ながらの駅舎が存在しています。
その西口を出て、ぐるっと南側から東口方面へ向かうガード下に向かうと、御覧のように地平にある下り線ホームが真正面にとらえることができます。


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そして今回、私が最も惹かれた画像が、こちら。


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頭上に真新しい高架橋が横たわる中、地平に線路が通っていた頃の"なごり"。
いずれ撤去されてしまうでしょうが、新旧の線路が併存している光景を見ることができるのも、高架化工事中ならではの魅力です。
また残る東北線下りホーム高架化後、今は通過するだけの新宿湘南ラインにも新たにホームが設置されるとのこと。そうなると同線と隣り合わせにある西口駅舎もまた、新しく生まれ変わりそうです。


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今、こうしている間にも"次の高架化工事"が全国各地で動き出そうとしています。
また機会を見て、取り上げていきたいと思います。




みなさん、こんにちは。
前々回、前回と「高架化シリーズ」と称しながら真逆の「地下化」の話題を紹介してきましたが今回、本来の趣旨に戻って再び、高架化を取り上げたいと思います。
今回、取り上げるのは西武池袋線「石神井公園駅」。


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西武池袋線は池袋から埼玉県の吾野駅を結ぶ首都圏近郊の通勤路線。その中で練馬区に立地する石神井公園駅は、沿線の中核駅の一つです。
他の私鉄と比べると、西武の高架化事業はこれまであまり目立った動きはなかったのですが、この池袋線の練馬区内では最近、着々と高架化が進行しています。
現在、池袋から数えて4つ目にある桜台駅から高架化され、さらにその隣駅の練馬駅から西武有楽町線(その先、東京メトロ有楽町線や副都心線に乗り入れ)と合流する形で高架複々線となり、3駅進んだ練馬高野台駅までが現在、完成しています。
そしていま、工事中なのが練馬高野台駅〜石神井公園駅〜大泉学園駅の区間。そのうち、石神井公園駅までが複々線高架、その先の大泉学園駅までが複線高架化工事が行われているところ。


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そこで石神井公園駅の現時点での様子は、御覧のような感じです。


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現在、上り線はすでに高架化されていて、引き続き下り線の工事に入っています。
というわけで下り線のある南口は、まだ旧来の駅舎が存在して、昔ながらの雰囲気が。
しかしその向こうには、立派な高架ホームが見えます。


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そしてぐるっと反対側に回って、北口はご覧の通り、ガラス張りの高架駅らしい駅舎が構えています。ホームに上がればまだ地上にある下り線ホームや、遠くには石神井の街並みが一望できるうえ、真新しい線路を走行する西武6000系や東京メトロ10000系を眺めていると、まさしく都会の路線に生まれ変わった印象。

この昔ながらの下り線&南口と、モダンな上り線&北口、まさに工事中の今だからこそ並存できる光景で、同様に今盛り上がっている東京スカイツリーの建設現場ウォッチと相通じるところがあります。
2014年に完成予定とのことでもうしばらく、この貴重な光景は観察できそうです。
最後のこの画像が今回、私にとって"ベストショット"になったかなと思います。


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みなさん、こんにちは。

前回、京王線調布駅の地下化工事の模様をお伝えしましたが今回、同じく地下化工事中の小田急下北沢駅の模様について、レポートしたいと思います。

小田急線は首都圏の他のJR・私鉄と同様、年々増加する乗客に対応できる輸送量が限界に近づきつつある状況の中、代々木上原〜向ヶ丘遊園駅間の複々線化工事を決定。その後、梅ヶ丘から向ヶ丘遊園駅間に関しては高架化をセットで一部区間を残して、複々線化が完了しています。そして残る梅ヶ丘〜代々木上原駅間の工事が2013年度完成目標に現在、工事が進行しているところ。
この区間、商業地や住宅地が密集している地域のため、より早く工事を進められる地下化による工事を実施しています。

そこで今回注目したのが工事区間中、最も主要な駅である下北沢駅。


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"シモキタ"の名で全国的にも有名な、特に若い人に人気のある街ですが、早速駅の様子を眺めると、かなり窮屈な場所にホームが設置されているのがわかります。


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この様子を見るだけでも、駅周辺の土地に余裕がないことが容易に想像できると思います。
そこで今回の地下化。残念ながら前回同様、地下化工事の場合は工事中のリアルな様子がわからないため、こちらの工事の概要紹介ボードをご覧いただけたらと。


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今回の工事の最大の特徴は、2層化による複々線建設。
前回の調布駅でも上り線と下り線を上下分離しながら工事しているのですが、今回はさらに上下線、どちらも複線で建設するという点でかなり大がかりで難易度の高い工事だということ。
完成後は上層部分が緩行線、下層が急行線にそれぞれ分離され、地上にコンコース、さらにその上には京王井の頭線の下北沢駅が鎮座する、という構図に生まれ変わります。


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現在、画像にある7000形ロマンスカー等の特急電車も含め、地上レベルで頻繁に行き交う電車たちもあと3年後、一斉に地下に移り、この下北沢の街から小田急が消えてしまう運命。地下化完成後、この付近は広場として再整備されるそうで、そうなれば現在よりかなり空間に余裕のある、広々とした街並みになりそうです。
しかし個人的には、この雑多な街並みをロマンスカーが行き交うのが"シモキタ"ならではの魅力だと思っているので、少々寂しい心境。

もし今回紹介した画像にあるシモキタの風景を見たいのなら、今のうちです。




みなさん、こんにちは。
気がつけば5月に入り、ゴールデンウィークも終わりつつあるこのごろ。

先月から連載している「高架化最前線」シリーズ、事情により今月も引き続き、取り上げていきたいと思います。
…といっても今回取り上げるのは、高架化ではなく「地下化」。
舞台は私が普段、利用している京王線の調布駅です。

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調布駅は新宿から特急電車で15分ほどのところにある、沿線の中心駅のひとつ。ここから先、府中・八王子・高尾山口方面に向かう本線と、京王多摩センター・橋本方面に向かう相模原線が分岐します。

今回の地下化工事の主な目的は、踏切の解消による渋滞緩和という他の高架化・地下化工事と同じ目的とあともうひとつ。それは、まさに先ほど触れた「分岐」にあります。
現在、ご覧の通り本線と相模原線は調布駅に向かって合流時、平面交差している状況。


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これはダイヤ編成上ネックとなり、現に相模原線から調布駅に乗り入れる際、多くの列車は分岐点手前で本線上の下り列車の通過待ちを強いられるケースが。
そこで今回の地下化工事の最大の特徴は、上下線をその名の通り「上下」に分離することにあります。
具体的には地下1階にコンコース、2階に下り線ホーム、3階に上り線ホームをそれぞれ設置することで、現在の平面交差を解消する予定。そう、この3層構造、前回ご紹介した京急蒲田駅の3層高架駅とよく似ています。
蒲田駅の場合は、本線と空港線の平面交差を解消するために高架化しているわけですが、調布駅はその構図をそのまま地下で実現させようとしているわけです。


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しかしこうして調布駅の写真を撮影してみると、ホームや線路の直下で工事が行われていることもあり、工事中の様子を伝えることが難しい…。
それでもホーム下からこぼれるかすかな光だけが唯一、地下化工事が着々と進行している雰囲気を感じさせてくれます。


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ちなみに地下駅が完成するのは2012年の秋ごろの予定。あと2年半ほどで、今目にしている調布駅や地上を走る京王電車の風景は過去のものとなります。
それまでの間、平面交差を含めた調布駅界隈を走る電車の中から見える風景を、脳裏に焼き付けておくつもりです。




みなさん、こんにちは。

今月連載している「高架化工事中シリーズ」。
今回は、全国各地で行われている高架化事業の中でも特に注目したい、京急蒲田駅付近の2層高架化工事の模様をレポートしたいと思います。

品川駅から"ドレミファインバータ"でおなじみの京急2100形快特に乗り込み10分、今回の目的地である京急蒲田駅に到着。ご覧通り、ホームは工事中で雑然としており、ホームを覆うように、すでに高架部分がほぼ、全形をあらわしています。


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駅を出ると、いたるところに高架化事業に関するポスターが。


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現在、上下線とも従来の地平ホームを使用していますが、一足先に上り線のホームおよび高架線部分が、来月16日から運用開始されるそうです。

そして今回の最大の見所が、こちら。


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現在、京急蒲田から羽田空港までの空港線が地上を通っていますが、御覧の通り、踏切を通る第一京浜道路との平面交差が長年、課題になっていました。
そこで生み出されたのが「3層構造」による高架化。
空港線と本線との接続をスムーズにさせるため、下の階層部分を上り本線、上の階層部分を下り本線として上下線を完全に分離、それに合わせて蒲田駅ホームも2階と3階に分かれることになります(ちなみに1階部分が改札や駅事務所)。

こうすることで品川方面からも、横浜方面からも蒲田駅出発後、平面交差することなく空港線に乗り入れることができ、なおかつ踏切も解消されるというわけです。
元々、京急線には京急の電車だけでなく、都営地下鉄線や京成線、北総鉄道線など様々な鉄道会社の電車がこの京急蒲田駅、そして空港線に乗り入れてきます。
この3層構造の高架線をさまざまな電車が入れ替わり立ち替わり頻繁に走行していくシーンは、想像するだけで非常にダイナミックな光景となるでしょう。

とりあえず来月、上り線の高架化完成時に再び、この京急蒲田駅を訪れたいと思っています。

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