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外資系だからでしょうか、 二社目の会社は人間関係はかなり自由で、 勤務時間後の強制的な飲み会や、 つき合い残業の文化はありませんでした。 勤務時間がフレキシブルなので、 全員が絶対に参加しなくてはならない行事もなく、 私にとって気が楽です。 日本の会社は、アットホームを売りにするところが多いのですが、 私はプライベートまで会社の人たちに合わせなければいけない環境は苦手です。 会社は仕事をする場所。 自分の時間は、それとは別に大切にしたいので、ドライな方が居心地がいいんですよ。 人それぞれだと思いますが、私の場合は、ということで。 企業の福利厚生の一貫として、休日に社内でスポーツイベントが 催される日もありますが、告知は全員にされても参加は自由で、 欠席してもマイナス評価にはなりません。 その自由さ、しがらみのなさが私は好きです。 プライベートでのつき合いといえば、部長の家でホームパーティーに招かれるくらい。 外国人の上司なので、本当に普通の、ドラマでよく見るような 外国のホームパーティーという感じです。 参加すると、上司のつながりで、他の外資系企業の重役の方たちと お話する機会も出てきます。 そのときに自分が今作っているシステムのメリットを具体的に数字を出しながら伝えると 「じゃあ、明日、その資料を僕のところに持ってきて」という話になることもあります。 会社を通じて打ち合わせをするより、非常にスピーディーに話が通るんですよね。 人脈というのは大切なことだと実感するようになりました。 |
[転] システム開発
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転職先の会社でも、やはり仕事は社内コンペで 勝ち取ったチームが取ってくる方式でした。 あらかじめ社内に今ある案件が提示されていて、 やりたい仕事にオファーをします。 他の人が誰も手を挙げなければ自分の案件になりますし、 ライバルがいる場合は社内コンペになります。 余裕のあるグループは3つくらいの案件を掛け持ちすることもありました。 社内コンペに勝つと、私たちのチームが作ったデータや演算を元に、 別にいる戦略部隊が、企業に実際に出す形式にブラッシュアップしてくれます。 そのあと具体的に予算が決定し、それらの要件をもとに、 開発チームが実際の製作に着手するという流れです。 仮に自分たちの案が没になったとしても、そこで使った統計や演算は、 後に他の案件に使うことができるので、自分たちの財産になるんですよ。 自分の提案がコンペを通って正式に採用されると、1案件につきいくら、 という形で、その分が給料にインセンティブとして反映されます。 仕事をすればするほど報酬にプラスされるので、とてもやり甲斐がありました。 仕事の分野も、金融系、保険会社、メーカーの社内システムなどたくさんあるので、 やる気と能力があればいくらでも仕事を取ることができます。 ただ、生存競争の激しさを「きつい」と感じる人には、向かない職場かもしれません。 私はもともと、負けず嫌いで(笑)。 受験勉強にしても、競争するのがすごく好きなんですよね。 言い換えると、ちゃんと努力したら結果が出せる土俵が好きなんです。 だから「みんな平等」「年功序列」だとやる気をなくしてしまう。 足をひっぱる人をみんなで助けていこう、みたいなノリは苦手です。 会社自体が、ちゃんと頑張った人が評価されるシステムでないと、 企業が成長していかない気もしますし。 私の周りでも、案件をどんどん勝ち取っていった部署は、 上に登ってもっと大きな仕事を任されていました。 競争することに闘志を燃やすタイプなので、私には非常に仕事をしやすい環境でした。 |
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こうして新卒で入ったシステム開発会社から、 外資系大手企業に転職したわけですが、 職場が変わったことに対するとまどいは、 最初から感じませんでした。 仕事にもすぐに馴染みましたし、 自由で働きやすい環境なんです。 名の通った大きい企業に行きたいという願いが叶ったので、 そこに受け入れてもらえたことを、本当に嬉しく思いましたね。 仕事は、システムの設計です。 その製品を使った場合、将来的にどういうキャッシュフローがあって、 回収期間はどのくらいで、たとえばいま赤字を出しているけれど、 少なくとも2年先には黒字になる、というデータの裏付けをつくる。 仕事内容そのものは、ずっとやってきたことの発展ですね。 数学的なことが、私には向いています。 チームは、40〜50代の部長の下に、20〜30代のスタッフが3〜4人いる構成です。 スタッフの人員は流動的で、案件によってやりたい人が集まります。 多すぎると統率が取れなくなってしまうので、 ちょうどいいチームだったと思います。 転職して思ったのは、有能な方が多いということ。 英語は外資系なのでみなさん普通に話せるし、マルチで話せる方も多い。 演算もすごく速くて、話もすんなり通じます。 内部で使う資料も、本格的に外に出せるレベルで仕上げてくださるので、 仕事はとてもスムーズになりました。 主任になったといっても、その中に部下が2人いる小さなポストですが、 それでも裁量できる幅は確実に広がり、大成功の転職だったと思います。 |
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1回目の転職活動です。 内定は3社からいただきましたが、 あまり迷わずに外資系ハードウェア・ ソフトウェア開発会社に決めました。 決め手は、待遇です。 お給料もそうですが、主任クラスの ポストを約束していただいたので、即決でした。 国内企業2社も職務面では悪くなかったのですが、25歳で中途入社すると、 一番下のスタッフから再スタートという形になるのです。 自分で裁量できる範囲が狭いことが、最初の会社で不満に思っていた部分であり、 転職理由のひとつなので、ポストが上がることは歓迎です。 あとは、将来的に女性にどのくらい可能性があるのかということ。 どこまで上り詰められるかを考えたとき、男女比や女性の上司の数は、 外資系企業が圧倒的に勝っていました。 働き方も柔軟なんですよ。 たとえば、子どもができたら家で働ける制度があるので、 出産したあとにも選択肢がある。 残業時間も明確に上限が決められていて、 会社が社員に無理をさせられないよう、ちゃんと配慮されています。 また、学生時代は就職氷河期でしたから叶いませんでしたが、 この企業は新卒での就職活動時に行きたかった会社でもあります。 総合的に考えて、外資系大手企業に転職を果たしました。 |
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新卒で就職して3年目に最初の転職をしたわけですが、 とくにその頃、なにか事件があったわけではないんです。 会社の仕事や組織に不満があったこと。 30歳を過ぎると転職は難しくなると、一般的に言われているので、 その前にどこか条件のいいところに行きたいと思っていたこと。 3年間働く中で、プレゼンテーションできるような 実績を積んでこられたこと。 などなど、その頃には転職の条件が揃ったので、「そろそろかな」と思いました。 主に利用したのは、外資系専門の転職サイトです。 日本の大企業も受けてみたかったので、さまざまな転職サイトも利用しました。 二回目の転職先も名の通った大企業にこだわったのは、 独立したときに、経歴に信用力が加わるからです。 採用試験を受けたのは ・外資系の大手ハードウェア・ソフトウェア開発会社 ・国内大手総合家電メーカー ・国内大手電子機器メーカー の、3社です。英語を生かしたい気持ちはあったので、 国内企業の場合も、外国仕様の製品を開発している部門が希望でした。 転職にかかった期間は約2ヶ月。大きな企業では何度も面接があるし、 選考にも時間がかかるので、転職を考えておられるみなさんも、 これくらいの期間は覚悟されたほうがいいと思います。 採用試験では自分の設計した商品をアピールしたり、 ある会社では実際に客先でやるような製品デモも行なうなど、 資料の準備は徹底してやりました。 どれくらいの実績や経験があるかは、プレゼンにかかっていると思うので。 結果的には、無事に3社とも内定をいただくことができました。 |





