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モーテツの轍

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みなさん、こんにちは。
年明けからずっと、地元ネタばかりを紹介してきて恐縮ですが、とりあえず今回で一区切りということで。
前回、地元私鉄であるしずてつ・新清水駅周辺についてご紹介しましたが、ついでということもあり新清水駅から数百メートル離れたJR清水駅にも行ってみました。


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写真は東口から見たホーム。
元々清水駅はこの写真の奥にある西口が表玄関で、東口は数年前の橋上駅舎化されたときに新たに整備されたもの。この写真には写ってませんが、線路わきのフェンス越しには以前、側線が10本以上あり、さらに貨物コンテナ対応ホームも存在していました(ちなみに今は駅前広場として整備されています)。

それで思い出すのが昔、小学生くらいの頃に「ミステリー列車」と題して、行き先不明のイベント列車にわくわくしながら貨物用ホームから乗り込んだ記憶。ちょうどその当時(1980年代前半)、巨額の累積赤字に苦んでいた国鉄が集客目的として、全国各地にミステリー列車を運行していました。
私が本格的なテツになったのは前々回紹介したとおり、中学生になってからなのですが、それでも普段利用できない貨物用ホームから、乗りなれない客車(当時の清水駅を通る東海道線は113系か急行用の165系が主力)に乗ることにかなり興奮した記憶があります。

また同じく、この東口より少し南下したところには以前、このブログでも紹介した今は亡き国鉄清水港線がありました。旅客列車が1日、わずか1往復しか運行されずほぼ貨物線としての存在でしたが、それも今となっては懐かしいです。


昭和の面影を色濃く残すしずてつ・新清水駅に対してすっかり、近代的な雰囲気となったJR清水駅。今後、この2つの駅や鉄道がどのように変化していくのか興味のあるところですがもしかしたら、昨今全国各地で活発に議論されているLRT構想のように、再びこの清水の駅から新しい路線が生まれる可能性も無きにしも非ず。いつかその日が来ることを願ってしばし、東口広場で211系や313系電車が行き交うホームを眺めながら妄想していました。


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追記
ちなみにこちらの2つの写真はJR東海道線清水〜興津駅間に昔、存在していた袖師駅の跡付近。もしかしたらこの駅も……。



みなさん、こんにちは。
前々回、前回と帰省した実家にあった"テツモノ"についてご紹介しました。
今回は家を出て久しぶりに地元の私鉄「しずてつ」に触れてきましたので、そのご報告を。


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正式名称は「静岡鉄道静岡清水線」で静岡市清水区にある新清水駅と、同市葵区にある新静岡駅、11キロを結ぶ複線電化路線。
特徴としては地方私鉄ながら、ラッシュ時は5.6分間隔という大都市圏なみの運行頻度を保っていることや、運行車両もベースは東急の車両ながら、独自の仕様で新製した車両を保有する、などなど。
同区間にはJRがほぼ並行して走っているのですが、清水・静岡間をより早く安く結ぶ速達型のJRに対し、各駅間距離が短いしずてつはこまめに乗客を拾って、より地域密着志向に強い路線、という両者の違いがあります。


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今回は新清水駅周辺の様子を何枚か撮影してきました。
自動改札機が導入されたり、駅名の看板が新しくなったりはしていますが基本的に、私が子供のころに利用していた昭和50年代とあまり変わってません。
2両編成のこじんまりとした電車と、その電車を迎える頭端式のこじんまりとしたホーム、そして線路際まで迫るこじんまりとした建物群。
踏切の先には昔ながらのこじんまりとした商店街が軒を連ねる。
このジオラマ的な光景を見れば見るほど、ここだけ時間が止まってしまったかのように錯覚してしまいます。


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テツの魅力は無数にありますが、単にテツそのものだけでなく、テツがその町に長い年月をかけて徐々に溶け込んでいき、そして完全に町の一部に同化してしまった時、熟成されて味わい深くなったワインのような貴重な存在となっていく。
そこにも、テツが存在する理由が確実にあると思うのです。


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ご多分にもれず、このしずてつも年々、乗客数が減少しています。
それでも他のローカル線に比べればはるかに恵まれた環境にはありますが。
この先、しずてつはどう変わっていき、何が変わらないのか。
きっとそれはしずてつだけでなく、日本のローカル線の将来のあり方そのものを示すことになるはず。
そんなまだ見ぬ将来に思いを馳せながら、ホームを離れて発車していくしずてつ電車をしばらく、眺めていました。



みなさん、こんにちは。
前回、帰省中の実家の部屋に飾られていた鉄道模型をご紹介しましたが同じく、部屋の本棚を探っていたらこんなものが出てきました。


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左は1984年5月号、右は1991年9月号の時刻表。
このうち、左の小さい時刻表は私の兄が購入したもの(…といっても兄はテツではありません)ですが、右の大きい方は当時、高校生だった私が購入したものです。
実は私がこうしてテツの虜になった直接的なきっかけは、一冊の時刻表でした。
私が中学生になって間もない頃、旅行に行くために母親が買ってきた一冊の時刻表が、私のその後の運命を大きく変えたのです。

無限に広がる数字の羅列の中に飛び込むと、そこにはまだ乗車したこともない様々な列車が時にはビルの谷間を縫うように走行し、時にはディーゼルエンジンを唸らせながら峠越えに挑む気動車の雄姿を見せ、時には深夜の静まり返った駅に停車する寝台列車の藍色の美しさ……
日本全国津々浦々、走り抜けていく無数の列車が私の目の前に飛び込んでくるのです。
それこそ、今はやりの3D映画や3Dテレビのように、たった一冊の時刻表が広大な仮想空間を私に提供してくれたことに、大きな衝撃を受けたことは言うまでもありません。

ただその一方で、残念なことに時を経るごとに地方のローカル線が時刻表から姿を消し、そしてブルートレインもまた姿を消してゆき、無限のイマジネーションを与えてくれた世界が徐々に狭くなってきてしまいました。
しかしそれでも、私は年に一度は時刻表を購入し、今でも楽しんでいます。

今後、年末の東北新幹線青森延伸をはじめとした新幹線の新規開業等によって、時刻表に掲載されている路線図やダイヤも随時、変化していくことでしょう。

「時刻表はテツのバイブル」

私の隣にはいつも、時刻表があります。その時刻表とともに生活してきて早20年。
今後も逐一、時刻表ならではの魅力を紹介していきたいと思います。



みなさん、こんにちは。
今年もお付き合いのほど、よろしくお願いします。
この年末年始、皆さんはどのように過ごされたでしょうか?
私は実家に帰省してのんびりしていたんですが年明け早々、持病が悪化してしまい自分の中ではまだ、年が明けきれていない感じがするこの頃です。


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さて実家でテレビやネットを見ながらごろごろしていると、机上に飾られた鉄道模型に目が行きました。
以前のブログでも少し触れましたが一時期、Nゲージに熱中していたころの名残で今、画像にある2つの車両のみが保管されている状態です。
その2つの車両が、よりにもよって「チ1」と「ヨ1」という、かなりマイナーな貨車。

元々、私がNゲージにはまったきっかけは中学2年生だった1989年当時、国鉄からJRに移行してからJR各社から次々に誕生した、個性あふれる様々な新世代車両の存在。中でもJR東日本の651系とJR東海のキハ85系は、まさしく「一目ぼれ」してしまうほどのインパクトを持った車両でした。
その後、線路や駅などのジオラマも購入して、よく友人を集めて部屋で走らせたりもしていました。
しかし鉄道模型の欠点としてかなりの設置場所をとるということと、車両の値段が高いということ。そのためなかなか、バリエーションを広げていくことができず、気がつけば忘れられた存在になり下がってしまったわけです。


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そしていま、部屋に残っているのはチとヨ。
どちらも国鉄時代に活躍した車両ですが、かなり細部まで忠実に再現している点が、自分としては気に入っています(特にチに積まれた木材は、プラスチックではなく本物の木)。
たった2つの地味な貨車ですが、これがあるだけでテツらしさあふれる雰囲気を作れるものです。
正直なところ、まだNゲージ収集を再開する見込みはありませんがいずれ再開することを目指して2010年、スタートしていきたいと思います。



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みなさん、こんにちは。
今日は大みそか。2009年も終わりですね。
私にとって今年、最大のニュースはもちろん、この“モーテツの轍”ブログを開設したこと。
以前にもブログを更新していたことはあったのですがやはり、私が人生のテーマにする“テツ”を取り上げるという意味において、ブログに対するスタンスやモチベーションは全く異次元の世界でした。
ブログ開設からまだ1年経っていませんが、同じTech総研スタッフの協力もあり低予算の中で、我ながら日本各地のテツを紹介できたなとしみじみ思っています。

ブログを始めてからも様々なテツに接してきましたが、それまでとは違う見方をするようになったことで、今まで気づかなかったテツの魅力を知ることができました。
「デッドセクション走行時の消灯時間ってこんなに長かったんだ」
「カミンズエンジンって、こんなに出足が鋭かったんだ」
「名古屋駅って、想像以上に多くの貨物列車が通過していくんだ」etc…

ブログを毎週、更新していくたびにテツの魅力の奥深さを知っていく。
そして毎週、「次はどのテツを取り上げようか」とあれこれ思案している時の、わくわく感。
それだけでこのブログを開設してよかったと思えたりします。

2009年は不況やデフレの影響で、いつも以上に暗い話題ばかりが目立つ厳しい1年でした。
個人的にもいろいろ苦しい1年でしたが、この「モーテツの轍」が少なからず、苦境に陥った私を救ってくれたと思っています。
2010年がどんな年になるのか、全く想像できませんが引き続き、モーテツの轍を地道に刻んでいきたいと思います。

最後に、みなさんにとって2010年が実り多き年になることを、小湊鉄道養老渓谷駅ホームから撮影した哀愁漂う風景とともにお祈りいたします。
来年もどうぞよろしくお願いいたします。




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