見て聴いて・・・笑えて歌が好きになる不思議なブログ

【K-メソッド】 胸声とアクートによる“Hybrid 歌唱法” http://www.voglio.org/acuto.htm

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実際には対極にあるこの二つの発声法を「ベルカント唱法」と言う概念で一括りにしてしまった日本の声楽教育がもたらした弊害はあまりにも大きい・・・

喉を「開ける・広げる」はベルカント唱法です。アクート唱法はその逆です・・・前提としてパッサッジョ域では開けてはいけません。開けていてはアクートにはなりません。閉じた状態の声帯の間を呼気を通過させて鳴らす。会話や胸声歌唱による声帯の振動とは全く異なったプロセスから成り立つ歌唱法です。

【ベルカント唱法】

パッサッジョ域でジラーレすることにより胸声から頭声への移行がスムーズに行えるカストラートや女性歌手の歌唱法。

18世紀、第一次イタリアオペラの全盛期に君臨したカストラートの歌唱法の流れを汲む歌唱法と考えられます。そしてその歌唱法は女性歌手によって受け継がれてきたようです。

【アクート唱法】

そして古典ベルカント唱法に遅れること150年(推定)、19世紀半ばに現れたヂュプレの頭声を使わないドラマチックな歌唱が聴衆の心を捉え、カルーゾ以降、イタリアオペラの主流となっていったようです。

換声点の顕著な男性歌手は、パッサッジョ域でジラーレしてもファルセットにしかならないため、もうワンステップが必要になります。これがキューゾです。要するに喉を「開く」「閉じる」を同時にやる様なものです。ベルカント唱法よりも更に高い技術が求められます。

そして最も大切なのがアッポジオ(支え)です。この支えが無いが故にパッサッジョが辛くて開けてしまったり、逆に力尽くで飲み込んだ強烈な喉声になってしまうのです。要するにどちらも喉声になってしまいます。

そして何より根本的な原因はアクートを声の作為で行おうとするところにあります。アクートは地声の操作からは生まれません。胸声の延長では無いという認識から始めることが大切です。

アクートは胸声とは全く異なる増幅された響きと感情の高揚を表す強烈なビブラートが特色です。録音してみると・・・いくらピークを抑えても振り切れてしまうほどです。測定された波形(声紋)は胸声の波形とは著しく異なります。

【K-メソッド】

アクートは実音で伝えるべきです。2〜3度下げて見本とするレッスンやファルセットでは伝わりません。教師、トレーナーは実音で歌える技術をもって然るべきでしょう・・・



【K-メソッド】 





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