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【K-メソッド】 胸声とアクートによる“Hybrid 歌唱法” http://www.voglio.org/acuto.htm

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生徒さんからの質問です・・・・もともと柔軟な感性をお持ちの上に非常に熱心な方で、アマチュアの方ですが上達の進度が極めて早く、理解の速さは音大生以上の方です。

・・・まぁ、私の教え方も良いのでしょうか・・・?

冗談です〜 <(_ _)>

ご質問の内容が声楽を学ぶ多くの方々にとっても共通の課題だと思いますのでブログにてご紹介させて頂きました。

【質問】

「(先生は)アッポジオは息を吸った瞬間に生まれる」と言われていましたが、実生活でそれに近い感覚と言うのはあるのでしょうか? 以前に習っていた先生には「支え」の訓練として重たいものを持ち上げさせられたりしましたが・・・何か違うイメージです・・・

【アドバイス】

以下の動画のオクターブの跳躍練習がアッポジオのデモンストレーションです。

着目すべきは・・・跳躍の後、下りてきて息を吸った(便宜上「息を吸った」と書きましたが、吸ってはダメです、吸う事を意識してはダメです、・・・無意識に・自然に・瞬時に・・・大気圧で無意識に入るとでも言いましょうか・・・)後、次の跳躍で上のアクートを出す瞬間に・・・胸部から腹部にかけてずっしりとした重さを感じる・・・

例えば・・・横たわった500㎏の鉄骨を少し移動しなければならないとします・・・、あなた一人しかいなければ迷わず丈夫な棒を探してきてブロックや石を支点にして・・・棒に寄り掛りながら体重をかけて・・・鉄板を少し浮かせて移動するはずです。

言うなれば・・・この「テコ」の力点・・・つまり「棒に寄りかかりながら体重をかけていく感じ」に似ています。

つまり故意に重いものを持ち上げたり、下腹や腹筋に力を込める感覚とは違います。文字通り「寄り掛る」感覚です。

そしてこの「力点」に寄りかかる事により・・・「作用点」で鉄板が浮くが如く・・・アクートが生まれます。

しかし・・・・

もしあなたが、この話を観念的な「たとえ話・・・」して捉えるとするならば、まだまだアクートは遠いかもしれません。

この「アッポジオ」に想いと音楽を委ねる・・・、即ち「アクートに声で挑まない! 声で歌わない!」為に・・・

声を出すことに意識を持たせずに、アッポジオに「想いと音楽」を寄り掛け委ねるのです。

多分、アクートを学ぶよりアッポジオを学ぶ方が難しいと思います。しかし、特にバリトン・バスにとって・・・アッポジオに寄りかからずして・・・のっけから1オクターブ上の音をアクートで出す事は難しいと言えます。

アッポジオに「想いと音楽」を寄り掛けることで「内燃」と言う支点を通して作用点に「アクート」が生まれるのです。

付け加えますと・・・・

歌唱においても常にブレスの際にアッポジオが生まれてきます。それに寄りかかりながら声につなげることで「声の深さ」が生まれます。声の発し所がアッポジオです! これを外すと瞬時に声は喉まで上がってきます。

もう一つ、このアッポジオの技術は所謂・・・ベルカント唱法(女声)においてはこの技術が全てです。換声点が男性ほど顕著でない・・・他項でも述べましたが、パッサッジョ域がオートマチックなベルカント唱法(女性歌手やカストラート)ではこのアッポジオテクニック・オンリーで全て解決される・・・と言っても過言ではありません。



【K-メソッド】 




【関連記事】
〜本物のアクート・アッポジオテクニックとは!!〜

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