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【K-メソッド】 胸声とアクートによる“Hybrid 歌唱法” http://www.voglio.org/acuto.htm

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ロッシーニは何故・・・ため息をつき、嘆いたのか?!

【Wikipedia】より
「ニュー・グローヴ・オペラ事典」では、1858年にパリで聞かれたある会話中、ジョアキーノ・アントニオ・ロッシーニが「残念なことには、我々のベルカントは失われてしまいました」と発言した、という逸話を引いている。その逸話によれば、ロッシーニにとってのベルカントは「自然で美しい声」「声域の高低にわたって均質な声質」「注意深い訓練によって、高度に華麗な音楽を苦もなく発声できること」にあり、知識として教えられるというよりは、最高のイタリア人歌手の歌唱を聴くことではじめて吸収・理解しうる名人芸であるとされていた。また後年1864年の書簡でロッシーニは「イタリアのもたらした最も美しい賜物の一つであるベルカント」とも述べており、少なくとも彼の意識の上ではベルカントは(単に美しい歌という形容でなく)「イタリア性」と結びついていたことは確かである。

ロッシーニのこういった嘆息の背景には、19世紀半ばのイタリア・オペラにおける大きな時代変化の波があった。1830年代以降、コロラトゥーラなどの歌唱装飾技巧に多くを求めず、力強い歌唱でドラマを表現することが好まれるようになってきていたのである。

1831年初演のベッリーニ『ノルマ』はすでに、女主人公ノルマに歌唱装飾だけに頼らずドラマティックな唱法でドラマを展開することが求められている点で、ロッシーニ以前のオペラよりはやがて来る19世紀央のヴェルディなどの新進作家のオペラにより近いということができる。

1829年に初演されたロッシーニ自身の傑作オペラ『ギヨーム・テル(ウィリアム・テル)』でも、アルノール役を歌った初演時のテノール、アドルフ・ヌーリが高音を美しい頭声(ファルセット)で歌っていたのに対して、1837年にパリ・オペラ座に颯爽と現れた新進テノール、ジルベール・デュプレは同役で最高音まで全てを胸声で押し通した(ここで言う「胸声」とは、あくまで「ファルセットではない声」、つまり実声と言う意味での「胸声」であり、すべての音域を実声を中心とした声で歌う現代の男性歌手の音域をさらに低い方から「胸声」「中声」「頭声」と分割した際の、低音域を表す「胸声」とは、指している意味が違うということに注意が必要である)。ロッシーニはデュプレの表現方法を大いに嫌悪したにもかかわらず、その力強い声にオペラ座の聴衆は熱狂したのだった。

以上・・・・、

ここで疑問なのは、ロッシーニの頃のテノールは本当にファルセットで歌っていたのか・・・?

ただ、録音技術が生まれる半世紀も前ではその事実をはかり知ることはむずかしい。

しかし、ファルセットで歌っていたと考えるほうが妥当に感じる。

もし、ロッシーニの時代のテノールが今日(過日)のロックウェル・ブレイクの様に、ベルカントオペラの中においてもファルセットではなく、ベルカント唱法ととアクート唱法を融合したHybrid歌唱法とでも言うべき高度な歌唱技術をもって歌っていたとするならば・・・・

ロッシーニは嘆かずにすんだはずである。



【K-メソッド】

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