見て聴いて・・・笑えて歌が好きになる不思議なブログ

【K-メソッド】 胸声とアクートによる“Hybrid 歌唱法” http://www.voglio.org/acuto.htm

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美声歌手・・・言い換えれば喉声歌手・・・と言えます。

テノールで言えば、アウレリアーノ・ペルティレで完成したアッポジオ唱法(支えの連鎖唱法)以降も、バリトンにおいてはしばらく美声唱法(喉声唱法)が続いたようです。

若き日のプロッティ、ゴッビ、ベーキ・・・流石の美声です。贔屓目に見なくても、カップッチッリよりも美声です。

しかし、カップッチッリのアッポジオ唱法の方が数段、深さを感じます。

何故か・・・・

プロッティ、ゴッビ、ベーキの歌唱は「声」で歌い・・・カップッチリの歌唱は「想い」を歌う。

ここが決定的な違いです。

ベルカント唱法、アクート唱法を問わず・・・・その究極は「アッポジ唱法」にあります。

私は、ベルカント唱法とアクート唱法は「対極の歌唱法」と論じていますが・・・・

この「アッポジオ唱法」はベルカント唱法、アクート唱法・・・・さらには古のカストラートの歌唱法においても究極の歌唱法として・・・・綺羅星の様な歌手の中でも、ごく限られた巨星のみが体現しえた歌唱であったと考えます。

どんなに美声であっても、声で歌っているうちはアッポジオの連鎖は生まれません、

歌を声で歌うのではなく、声を使って音楽を表現する・・・つまり、バリトンであれば・・・・チェロの演奏の様に、フレーズの最後までエスプレッシーヴォで満たしながらフレーズを繋げていく!

その結果、コンマ何秒のブレスの度にアッポジオ(寄り掛り・支え)が生まれてきます。

生れてくるのです。生まれてきてしまうのです! つまり、力みや作為ではなく・・・「摂理」・・・「悟り」とも言えるかもしれません。

テノールにおいてはペルティレの歌唱法を機に、アッポジオ唱法はスタンダードになって行った様ですが、バリトンにおいてはその後も美声歌手(喉声歌手)の時代が長く続いた様です。

遅きに失したバリトン・バスですが、カップッチッリやシエピをもってアッポジオ唱法は完成されたようです。

イタリアオペラ全盛期の頃のバリトンを声真似で踏襲するのはタブーです。 (^_^;)

巨星達並みの歌唱力なしには「強烈な喉声」に終わってしまうはずです。

















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