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市川猿三郎 二輪草紙
歌舞伎役者 市川延夫改め二代目市川猿三郎。 公演などのご案内、過去現在にわたっての様々なことを思いつくまま書き綴ってまいります。

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先日のブログ『雙生隅田川』の思い出の中で、辻村ジュサブローさんの
お人形の話を書かせて頂きました。

ジュサブローさんのお人形 文楽人形とはまた違って 
独特の持ち味がございますね。

このジュサブローさんのお人形と歌舞伎はまた、
独特の繋がりがございます。(笑)


NHKで放送されました『新・八犬伝』は、坂本九さんの
黒衣姿のナレーションで ときどきは九さんご本人が
顔を出してナレーションされておりました。


『新・八犬伝』は曲亭馬琴の発想をかなり超えての演出で
妖怪なども登場してどちらかと云うと 歌舞伎に近いものでした。(笑)

そしてこの『新・八犬伝』の中のエピソードとして、説教節が語られ
別物語に小栗判官と照手姫が登場するのです。

当時、この『新・八犬伝』の放送に目を付けられたのが扇雀時代の
坂田藤十郎さん

1974年5月 歌舞伎の『小栗判官車街道』として、武智鉄二さんの演出で
戦後初めて復活したのです。

これ以前に1950年9月に大阪歌舞伎座(現千日前ビックカメラ)で
市川寿海さん主演で浪七の場面から、万長奥座敷まで
上演された事はございますが、これは途中のみの上演で 
通し狂言ではありませんでした。

この『小栗判官車街道』は東京では東横劇場、大阪では朝日座で上演され
午後2時開演、終演は夜の9時半と1日1回、7時間半に及ぶ公演でした。

これはあえて、江戸時代の上演法式にのっとり 幕間には外出しての
食事時間OKを入れており 近くのお茶屋さん等でのお食事も楽しめました。

父冠十郎がこの公演に出演しておりまして 私も大阪朝日座公演を
見に行った記憶がございます。

お弁当持参の7時間半、しかし全く長いとは感じませんでした。(笑)

この時に猿翁旦那もこの公演をご覧になられ のちに
『當世流小栗判官』として4時間半に短縮され
現在の上演に至っております。

テレビの人形劇から歌舞伎への復活と云う縁、面白いものですね。

余談ですが蜷川演出、猿之助さん主演で過日上演されました『元禄港唄』にも
幕開きにジュサブローさんの人形が幻想的に登場致します。

『雙生隅田川』でももう一度、ジュサブローさんの人形登場の幕開きが
見たいものですね。

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なんばスカイオ

先日紹介しました、なんばパークスの北側、
正確には高島屋の西側に、新しいコーナーができました。

「なんばスカイオ」

10月17日に新装オープンされまして、ここのところ毎日、
賑わっております。

私の散歩コースで、3階にはスーパーまでできて重宝しております。(笑)

17日には開業記念セレモニー・テープカットとトークイベントに
市川右團次さんが松竹座の合間にかけつけ 登場されたそうです。(笑)

右團次さん 大阪ミナミ出身ですからね。(笑)

イメージ 1


私もですけど・・・(笑)



今日 楽屋入りの前に この催しを覗いてみました。

7階スカイオ・コンベンション・センターホールでは、
勧進帳の弁慶 吉野山の忠信他 女形も含めて10数点の
歌舞伎衣裳の展示などがございます。


また『華果西遊記』に登場する白馬や『め組の喧嘩』での駕篭、

イメージ 2


忠臣蔵に出て来るイノシシなども置いてありました。(笑)

イメージ 3


これらの小道具に乗ったりしての写真撮影は自由です。

まるで歌舞伎座ギャラリーの様ですね。(笑)


そしてホール中央には特設舞台が造ってありまして、

イメージ 4



20・21日 27・28日の土日には 澤村国矢さんの解説と、
中村扇之丞さんの『藤娘』の上演があるそうです。

もちろん入場は無料です。(笑)

ただ混雑が見込まれた場合は 入場規制があるそうですので、
ご了承くださいませ。


なんばにできた新しい施設 28日までは歌舞伎に所縁の催しと
なっておりますので 松竹座に来られた折にぜひ、
立ち寄られてみては 如何でしょうか?(笑)

この記事に

テレビ三昧

この秋の最近のテレビの新番組、色々と面白いですね。

まずは朝のNHKテレビ小説『まんぷく』に、はまって居ります。(笑)
1週目のホンワカムードから、2週目は一変 あれ?
これ どうなって行くの? ・・・と 3週目。

たった15分の次が早く見たい と 毎日思っております。(笑)

『あまちゃん』以来のテレビ小説仲間の 右若さんとは毎朝大盛り上がり。

ちょうど家人が通勤時間にあたるため、二日ごとくらいに帰宅後に
録画を見ていると聞いておりますので 毎朝ネタバレのラインを
送りたくて仕方なくなる衝動と戦っています(笑)


そして『下町ロケット』も新しいスタートで、これもやはり面白い。
1回目から物語の中へ引き込まれます。
まさにロケットスタート!みんな出てきた!


それから東京で見ておりました再放送『東京ラブ・ストーリー』の延長で
織田裕二さんと鈴木保奈美さん主演の『SUITS/スーツ』にも
はまって居ります。(笑)


また、昨日から放送の新シリーズ『相棒17』
前のシリーズのカイト役の成宮君が、一瞬登場して話題を総なめ。(笑)

渋いわき役の方も 亡くなったとして追悼のテロップが流れて、
話題性のあるスタートでした。


そして今日の木曜日は『科捜研の女』の新リーズ(今 見終わりました。)
その前には『プレバト』もありました。(笑)


と、『ドクターX』の後のシリーズ『リーガルV』(今夜これから見ます。)
も 面白いですね。(笑)


そのあとの『黄昏流星群』は、コミックではず〜っと
愛読しておりましたが、さすがにドラマ鑑賞 3時間は
しんどいでしょうか?

木曜日は連続しているので、大変なのですよ。(笑)
自宅で録画しておりますので どこかのタイミングで見ます。


その他にも『西郷どん』


家人はそれに加えて『僕らは奇跡でできている』と『ドロ刑』も
めっちゃ面白いから見て〜と言ってきますが・・・
(某民王のお二人ですね)
これ以上増えたらどうなるのやら??


万一のために これらのドラマ 毎回録画しておりますと
DVDのハードの残量がどんどん減って行きます。(笑)



共通点としては、歌舞伎的な運びで 最後に見得を切る!的な・・・。

最近のこれらのドラマ、最後に胸がす〜っとするような作り方で
溜飲が下がりますね。


そして、歌舞伎の役者さんが色んなドラマに登場していると
私はなんか錯覚してしまい ドラマの世界が身近に感じてしまいます。

なんにもせよ、毎日 テレビ三昧で忙しい日を送っておりますが、(笑)
仕事が終わって ホテルでの晩酌のこれらのひと時は、本当に贅沢な時間です。

これが現在 私の明日への力となっております。

面白いテレビドラマよありがとう(笑)

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食事&呑み会

昨日、ブログをアップした後は 食事&呑み会でした。(笑)

場所はうらなんばのビストロで、一緒に呑んだメンバーは、
初めてのこの人たち(笑)

イメージ 1



成田屋ご一門の新十郎さん 升三郎さん 新次さん と私。

お芝居の話や、いろんな話で盛り上がり 記念写真を の時は
お料理はもう ほとんどありませんでした。(笑)

久しぶりにホテルへの帰宅は12時前となりました(笑)


でも十二代目、團十郎さんのお芝居の貴重なお話なども聞けて
大変勉強になりました。

各お家によって やはりいろいろなエピソードも存在しますね。(笑)

実は成田屋ご一門と大阪でご一緒するのは初めてなのです。
お弟子さんたちも「一ケ月大阪に滞在するのは何年ぶりかです。」と、



そんな楽しい夜を過ごした後の今朝、海老蔵さんのところにご挨拶に
行きましたら、

「ブログ面白いですね。初演の雙生隅田川 ジュサブローさんの人形使ったの?
 パークスにもあんないいところがあるの?」

と言われて ビックリ!!!


また読んではるんですかい!!!


そういえば、先日は猿之助さんにも ラスベガスネタで 
ブログを読んでないと 絶対に聞かれないようなことを
突っ込まれました(笑)

読んではったんですかい!!



何はともあれ・・・幕内でも読んでくださる方がおられるのは
嬉しいですね。




ご一門のご奮闘、松竹座公演もあと十日を切りました。

まだご覧になられて居られないお客様方 ご観劇をお待ち申し上げます。(笑)

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雙生隅田川の思い出

今月、夜の部で上演されております『雙生隅田川』

襲名披露狂言の右團次さん、2度目の猿島惣太 七郎天狗でのご出演ですが、
実は猿翁旦那も全部で、3回しか上演されておりません

それも毎回、演出が違うのです。(笑)



1976年10月新橋演舞場で上演された折、幕開きに登場して
吉田家を悩ます次郎坊天狗には、辻村ジュサブローさんの人形が
使用されておりました。

この次郎坊天狗の人形が宙乗りで現れ 吉田家へ侵入していく場面がございました。


これは当時NHKで大流行しておりました、辻村ジュサブローさんの人形劇
『新・八犬伝』の演出にあやかったものでした。

2度目からは今のように役者さんが演じるようになったのですが・・・。


そしてこの時は松若丸と梅若丸 別々の子役さんが勤めておりましたが、
梅若丸はなんと 猿弥さんの子供時代です。(笑)

笑い事ではございませんが 思わず笑みがこぼれますね。



2度目に上演されたのは1985年10月歌舞伎座公演、
この時の松若丸、梅若丸は猿之助(当時亀治郎)さんです。

そして班女の前には菊五郎さん 

当時、七郎天狗の猿翁旦那との 3人宙乗りはとても話題になりました。

県権正武国には仁左衛門さん 乳母長尾に宗十郎さん  
惣太女房唐糸に先代門之助さん 常陸大掾百連に段四郎さんと
そうそうたるメンバーでしたね。(笑)


私はこの時 大詰め本水での立ち回りの黒四天でして、
10月の冷たい水に入って居たのは覚えておりますが、
不思議と舞台中では寒くはなかったですね。(笑)

幕が閉まると途端に水の冷たさと、寒さを感じました。(笑)


昔の歌舞伎座は暖房なども効きませんし、水濡れの衣裳で
楽屋へ帰る訳にも行かず そのまま舞台下 石畳の奈落へ行き
そこで衣裳を物干し竿に干してから、裸に申し訳程度の水着のまま
体をバスタオルで拭いて 三階楽屋まで上がるのです。(笑)

この時 インフルエンザも流行り 感染しないように苦労しましたね。



この本水の場面もある『雙生隅田川』はテレビでも放送されましたので、
今でも映像は残っております。

私の猿翁旦那にかかっている黒四天も確認できますよ。(笑)




そして3度目は1994年7月歌舞伎座、

この時の大詰めは本水の立ち回りがなく、大詰めは七郎天狗(猿翁旦那)と
小天狗12人(21世紀歌舞伎組のメンバー)の勇ましい総踊りで、
私もこの小天狗の中の一人に入れて頂き 背景に大花火の上がる中 
激しい踊りをした覚えがございます。(笑)



ずいぶん上演されたように思える『雙生隅田川』

これから右團次さんと右近ちゃんの十八番となり 
猿翁旦那の公演数を超える日も そう遠くないでしょうね。(笑) 

この記事に

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