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帰国する三日目の朝です。ちょっと路地に入ると、このような小さな果物屋がたくさん有りました。秋の味覚が並んでいます。地下鉄に乗り「故宮」を目指します。
秋晴れです。三日間天候に恵まれました。これは天安門の更に南にある「前門」。故宮に辿り着くまでにこのような大きな門がたくさん有ります。やはり権威を示すために作られたのでしょうか・・ 天安門前の広場には中国人団体客の長い長い行列が出来ていました。それをやり過ごして天安門を抜け、故宮の入場券売り場へ。入口である午門の左側に日本語音声ガイド器を貸し出すところが有ります。デポジット100元+貸出料40元です。デポジットは返却時に戻ってきます。日本語で案内が聞けるのは便利です。 更に大和門をくぐると大和殿前の広場に出ます。ここは良く中国映画に出てくる場所ですね。とてつもなく広いです。ここで音声ガイド器にトラブル発生。急に聞こえなくなりました。大和門前にあったサービスステーションへ引返し、説明すれど使い方が悪いのだろうと言い張るばかりで埒があきません。やはり中国語では言い負けてしまいます。 遠くに一日目に行った景山が見えてきました。宮中の人達が裏山の景色を楽しんでいたことが伺われます。 ここで音声ガイド器のLEDも消えてしまい、電池切れが明らかになりました。裏門「神武門」のそばにあるサービスステーションで電池切れを説明し、交換してもらいました。今回は英語を使いました。やはり相手の土俵で相撲をとっては負けてしまいます。ここの壁は高く長く広大な故宮を感じられます。 故宮の建物には額が掛けられていますが、中国語の右に見慣れぬ文字が書いて有ります。これは満州文字。清朝の出自である満州族の文字です。この国の複雑な歴史を垣間見ることが出来ます。 清朝のラストエンペラーが英語の家庭教師から英語を学んだところです。この場面を映画で見た人もいるかもしれません。 辮髪の電話交換手です。珍しい写真です。 時と共に建物や石畳さえも傷んできています。 入口の午門へ戻り音声ガイド器を返却しようとしたら、この門は入口専用で出られません。東華門から出るようにと言われました。とにかく広いので、出た後午門へ行くのは大変だと思っていたら、東華門のところにサービスステーションが有りました。デポジットの100元が戻ってきました。 北京の秋旅はこれでお終り。最後にイーカートンを最寄の地下鉄駅で返却し、デポジットの20元を戻してもらおうと思ったら、この駅では返却出来ないのでxx駅へ行ってくれとのこと。購入できたのに返却できないとは不十分なサービス。空港へ行く車のピックアップ時間に間に合わないので返却はギブアップ。日本へ持って帰ってきました。 空港でお土産を買う時にもちょっとしたトラブル。サービスに対する考え方の違いを感じさせられました。 今回は自分で歩いたため適度な旅の緊張感を味わうことが出来ました。秋晴れに恵まれた良い旅でした。 |
中国
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八達嶺長城からバスで北京へ戻り、積水譚駅で地下鉄に乗り「天壇」へ。地下鉄「天壇東駅」のすぐ傍に公園の入口が有ります。ここで入場券を買います。
天壇は明・清代の皇帝が五穀豊穣を願って祭祀を行ったところ。広い公園で地元の人に公開されています。大勢の人がトランプゲームや将棋のようなものに興じていました。 これは天壇を代表する建物祈年殿。秋の空に瑠璃色の屋根が映えていました。 広々とした場所です。建物から建物までの距離が長く道幅もとても広く作られています。 建物に使われている色彩はどこかで見たような色だと思ったら、日光東照宮の色彩に似ています。 圜丘です。ここで皇帝が毎年冬至の日にこの丘に登り、その年に起こった出来事を天帝に報告したそうです。この中心には太極石と呼ばれる石があり、ここでささやくとその声が周囲に反射してこだまする不思議な作りになっているそうです。何となく不思議な雰囲気が漂う、所謂パワースポットです。 忙しかった一日も日が暮れ夕食の時間になりました。ホテル近くの食堂街、通称「鬼街」にある鶏鍋店に入ってみました。ローカルビールの「燕京生ビール」と鶏肉と豚スペアリブの鍋です。大蒜や野菜もたっぷりで疲れた体にエネルギーを充電できました。味もおいしく価格もリーズナブル。降り出したにわか雨に追われながらホテルへ急ぎました。 |
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二日目はこのたびのハイライト万里の長城です。その前に腹ごしらえ。バイキングの朝食はまあまあでした。ここのチャーハンの方がおいしい。
北京から行けるポピュラーな万里の長城は、八達嶺万里の長城です。地下鉄の積水譚駅から東へ歩いて暫く行くと大きな門「徳勝門」が現れます。門の東南の角辺りに八達嶺万里の長城行きのバス停「919路線」が有ります。ちょっと分かり難かったので、パトカーのお巡りさんに尋ねました。 八達嶺までは高速道路を乗り降りし約1時間半掛かります。正規の値段は12元ですが、例のイーカートンを使うと何と4.8元。地下鉄とバスの乗り継ぎで割引があるようです。車窓に険しい山並みが見えてきました。万里の長城も姿を現します(まだ八達嶺ではない)。そして八達嶺に着きました。 標識に沿って歩いて行くと入場券(45元)とロープウェー乗車券(往復80元)の売り場が有ります。地下鉄・バスや食費に比べるとちょっと高いです。北ロープウェーから眺めると駐車場にたくさんの車が停まっています。 ロープウェー山上駅に着きました。通称女坂の登り口は大混雑です。 壁の高さは相当なものです。これでは中々攻められそうにないですね。長城は遥か彼方まで続いています。この景色は飽きることがありません。 ちょうど紅葉が始まっていました。これは予想外だったので得した気分です。雄大な景色のところで一服しこの後の計画を練ります。 バス停に戻る途中にこんな銅像が有りました。ゆらゆらと揺れています。触ろうとしたら急に動きました。人間が扮装していたのです。一緒に写真を撮ったら有料でした。1元払おうとすると5元だと言います。後で見ると道路の所に写真代を払えと書いて有ります。何だか騙されたような後味の悪い気分でした。 |
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北京へ2泊3日で行って来ました。今回は格安完全フリープランのツアーで、航空券とホテル以外は全て自分で計画を立て実行しました。苦労した分旅の充実感を味わえました。
ホテルはスタンダードクラスの北京旅居華僑飯店。部屋の広さは十分あり眠るだけならコストパフォーマンスが良いホテルです。 北京を歩きこなすには、まずこのカード(イーカートン)を地下鉄の駅で買います。日本のスイカ、台湾のヨーヨーカーのようなもの。デポジット20元に40元のチャージをして〆て60元。デポジットはカードを返却すると却ってくることになっています。地下鉄は台湾のものより古い感じでした。いつ乗っても人が多くちょっと驚き。どこへ行っても1回2元(約30円)なので安いです。 フライトが午後に着いたので、この日はあまり時間がなく、故宮博物院の北にある景山公園から故宮を眺望することにしました。早速地下鉄に乗り最寄り駅から歩きましたが結構遠い。バスを乗りこなせたら便利だろうなと思いました。入場券を買い公園の中へ。小高い人造の丘の上に建つ萬春亭まで歩きます。 萬春亭からの眺望です。故宮建物群の全体を見るにはここがベスト。ちょうど夕陽を見るためにたくさんの観光客が訪れていました。清朝時代の服を着て記念撮影する人も。 景山を降り故宮の南側にある天安門を目指します。ちょっと距離が有りますが歩いて行きます。故宮の北東角にある楼閣がライトアップされていました。 故宮の東側のちょっと暗い道を南下して天安門へ。ここも観光客で溢れていました。 お腹が空いたので地下鉄の天安門東駅から一駅先の繁華街「王府井」へ行きました。台湾の夜市のような感じです。名物のサソリの串焼きなどちょっとしたゲテモノも売っています。タツノオトシゴやヒトデまで串に刺して有りましたが、これを買って食べる人がいるのか??です。 姪へのお土産に帽子と上着を買いました。値段が付いていないので、いくらなのか聞くとある値段を言ってきます。高すぎると言うとその7割位に下がります。未だ高いからいらないと言うと、元の値段の半分以下になります。それでも要らないと言うと、いくらなら買うのか聞いてきます。その後は買うまで決して放してくれません。これはある種の儀式のようなもので、買う気が有ってこの儀式が面白いと思う人にはお奨めです。ちょっと見るだけでこの儀式が鬱陶しいと思う人には、値段を聞かないことをお奨めします。ちょっと嫌な気分になるくらい相当しつこいです。これもこの国が長年育んだ文化なのでしょうか・・ 王府井にある食堂でチャーハンと牛肉麺と小籠包を食べました。残念ながら台湾の味には遠く及びませんでした。 |
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今回の旅のハイライト黄山と宏村の訪問を終え、杭州に戻ります。車で約1時間で屯渓に着き、ここでローカルガイドの黄さんとお別れ、更に3時間高速道路を走り杭州に着きました。杭州に近づくと、高速道路沿いに多くのマンションが建設中で、xxニュータウンがたくさん出現した日本の高度成長期を見ているようです。中国も中国人も変わっていくだろうなと思いました。
楽々旅の最後の夜は高級レストランで食事し、高級ホテルに宿泊です。我家の旅のスタイルに合わないので違和感を覚えましたが、それはそれで楽しみました。一番おいしかったトンポーローとローカルビールです。 帰国の日は小雨が降っていました。西湖の守護神の水牛も雨に濡れています。 空港へ行く前の時間に西湖の東にある小高い山「呉山」へ行きました。公園では市民がダンスを踊っています。これは台湾でもよく見かけました。 城隍閤の上階にある茶店で、杭州名物「龍井茶」を飲みました。あっさりした緑茶です。 呉山のふもとにある河坊街を散策していると、切り絵や蓮の実を売っていました。絹も有名だそうです。 これはおまけですが、今回買ったおみやげ「緑豆糕」です。同じ箱に入っていたものですが、厚みが全く違います。日本では不良品となって出荷されないものですね。これが今の中国の縮図かもしれません。高度成長の速度が速すぎて色んな歪が生まれているのでしょう。物やサービスの品質も追いついていません。この成長が落ち着いた時に中国がどうなっているのか未だ分かりません。旅の最後にそんなことを考えさせられました。 |




