小児移植「新しい一歩」=虐待確認、詳細明かさず−移植ネット 改正臓器移植法に基づき、初めて15歳未満からの脳死移植が実施される見通しとなったことを受け、日本臓器移植ネットワークの芦刈淳太郎医療本部部長は12日午前11時すぎから厚生労働省で記者会見。「小児からの臓器提供は新しい一歩だと思う」と評価した一方、虐待がなかったとどのように確認したのかなど、詳細は明かさなかった。
芦刈部長は「移植コーディネーターが何回も説明し、時間をかけて家族と話し合った」とし、家族への対応を慎重に進めたと強調。家族に移植医療の透明性確保について理解を求めたところ、「できるだけ公表したい」との返事を得たという。 小児の臓器移植に当たっては、虐待を受けた子供が脳死判定につながるのを避けることが課題とされ、記者会見では虐待の有無の確認方法に関する質問が相次いだ。 しかし、芦刈部長は「病院がマニュアルに基づいて判断した」とだけ説明。脳死の原因となった交通事故に関しても、「個人の特定につながる」と繰り返し、事故発生の日時や状況は伏せた。 一方、小児の臓器移植が可能となってから9カ月が経過した背景について、芦刈部長は脳死判定を実施する病院が態勢を整えるのに時間を要したと指摘。その上で、「やはり、子供を亡くした中で臓器提供を決断するのには勇気が要る」と述べ、家族の複雑な心境ものぞかせた。 (2011/04/12-13:40) http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&k=2011041200415 交通事故死の男児 両親「身体は彼のがんばりで持ちこたえた」 日本臓器移植ネットワークは12日、関東甲信越地方の病院に入院していた10歳以上15歳未満の男児が、家族の承諾により脳死判定を行い、法的に脳死と判定されたと発表した。同日中に摘出手術が行われる予定という。実施されれば、今年7月17日に15歳未満からの臓器提供を可能にした改正臓器移植法の施行後、初の15歳未満からの臓器提供事例となる。
男児は交通事故による頭部外傷により死亡した。男児は書面や口頭で臓器提供の意思を示していなかったが、家族の承諾により脳死判定が行われた。 移植ネットによると、男児の両親は「息子は将来は世の中の役に立つ大きな仕事をしたいと周囲に言っていましたが息子の脳は回復せず、その願いはかなえられませんでした。でも、身体は彼のがんばりで持ちこたえました。私たち家族は臓器提供があれば命をつなぐことができる人たちのために彼の身体を役立てることができれば今、彼の願いに沿うことだと考えました」とコメントしているという。 移植ネットによると、脳死判定されたのは12日午前7時37分。 平成9年に施行された臓器移植法では、脳死下の臓器提供ができたのは「生前に本人が書面で意思表示をしていた15歳以上」のみとされていた。 このため、施行後も大人の臓器を移植することができない小さな子供は臓器移植を受けることができず、海外に渡航して移植を受けるしか助かる道はなかった。 こうした状況を受け、21年7月に脳死下の臓器提供の条件を大幅に緩和した改正臓器移植法が成立し、1年後の22年7月17日に全面施行。15歳以下からの臓器提供が可能になった。 ただ、虐待を受けて死亡した18歳未満からは臓器提供されず、2回行われる脳死判定の間隔は、6歳以上はこれまで同様2回6時間以上とされたが、6歳未満については24時間以上にするなど、子供の臓器提供には厳格化が図られている。また、本人が臓器提供の意思を示していても家族が反対すれば、これまで同様臓器は提供されない。 改正法ではこのほか、本人の提供意思が不明でも、家族の承諾があれば臓器提供が可能になった。また、生前の本人の意思表示があれば、親子と配偶者に限り優先的に臓器を提供することもでき、22年5月には胃がんで死亡した関東地方の50代の男性の角膜が妻に提供されている。 2011.4.12 11:58 http://sankei.jp.msn.com/life/news/110412/bdy11041212000004-n1.htm http://sankei.jp.msn.com/life/news/110412/bdy11041212000004-n2.htm
破線以下はオジサンの関知しないSoftbankの広告: |
臓器移植問題
[ リスト ]




