日々悠々

今は昔、あの頃のあつい志が懐かしい(ブログ放置中)

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東北地方太平洋沖地震の発生から2ヵ月を経て、 新聞社から最初の1ヵ月間の事件記事を集めた出版物が 雨後の筍のごとく書店の一角を占めるようになった。

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普段はネット上の記事と変わらない新聞記事も、 ネット上の特性から古い記事は削除されて失われる。 その意味で紙媒体の書籍は後々見返す時に役に立つ。

この本も阪神淡路大震災の際に出版された特集号と並べて 本棚に収蔵されることになるだろう。




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今月は仕分けに失敗した。

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HOプラならPC1両、 NならELや短編成モノから客車セットぐらいが買えるほど 書籍の購入に費やしたわけだが、 出費がきつくとも紙の手持ち資料として老舗誌は後で買っておいたことを これまで後悔したことがないから不思議だ。  ところでそして最近増えている都電系の出版物は玉石混交の氾濫状態! 富山ライトレールに触発されて路面電車に興味を持って以来、 圧倒的に画像史料として東京都電の資料本が次第に増えている。

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実車と言えば東京荒川線、広島市電、長崎市電しか知らないオジサンには 昭和30年代の懐古趣味に興味はなく、 資料と割り切ると筆者の視点がどこにあるかで価値が変わってくる。
そして現在の路面電車系LRVに関わる鉄道系の出版物は 中身を見なければハズレを掴まされかねない飽和状態で、 良質な資料の発掘と選別に苦労させられる。

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これは元職員の回顧録的書籍 主役の車両よりも鉄道を取り囲む環境など 趣味人とは異なる現場の視点で書かれ、 オジサン的には資料価値が高いと思っている1冊。  鉄道模型趣味も実車を調べ始めると 鉄道システムが持つ奥深さへ引きずり込まれることが少なくない。 そしてこうした紙媒体の情報の資料蒐集は一期一会、 こうした貴重な資料も入手できる時に衝動買いしておかないと 長年蒐集した先人の鬼籍入りと共に失われる。  過去を調べることは郷土史を調べるようなもんだが、 この手の鉄道を主体とした資料が公的施設、郷土資料館などに レプリカでも公開状態で保存されているケースは珍しい。
前に昭和一桁から大正、明治へ歴史を遡る資料を調べた時、 戦争に関わったモノはすべて悪とする思想集団の焚書で 酷く苦労したことがある。
そうした経験からすれば今は昭和30年代を知る先人が書き記す記録を 容易に触れられる今はいい時代だと思う。


老舗鉄道雑誌に寄稿された40年以上前の記事から今まで 当時の都市計画で歪んだ現代社会の問題を提起するなど、 過去に失われた理由を再検証することは楽しい思考実験の場であり、 密度の薄い郊外都市の問題を考えるいい頭の運動になる。




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