|
時々刻々と変化する状況は落ち着いて一歩退いたところで見る方がいい。 ロ無人貨物船ドッキング失敗=宇宙基地通過、飛行士危険なし−NASA【ワシントン時事】米航空宇宙局(NASA)によると、ロシアの無人貨物船「プログレス」が2日、国際宇宙ステーション(ISS)へのドッキングに失敗した。ISSには米ロの宇宙飛行士計6人が滞在しているが、NASAは「宇宙飛行士に危険はない。再びドッキングを試みるために米ロで協議中」としている。 ロイター通信などによると、プログレスはISSから約3キロ離れて通過してしまった。ISSのスクボルソフ船長は「プログレスは制御できない状態で回転し、視界から消えた」と話している。プログレスの自動ドッキングシステムが機能せず、手動でも制御できなかったという。 プログレスは現在、ISSと同じ軌道にあり、ISSから数キロ離れて漂っている。4日にも再びドッキングを試みる。 (2010/07/03-08:48) http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2010070300125 ロシア無人貨物船、ISSとのドッキングに失敗米航空宇宙局(NASA)は2日、国際宇宙ステーション(ISS)に水や酸素、実験器具などを運ぶロシアの無人貨物船「プログレス」が、ISSとのドッキングに失敗したと発表した。 このままドッキングできない場合、ISSで行う宇宙実験の計画が遅れる恐れがある。 プログレスは2日昼(日本時間3日未明)、ドッキング予定時刻の約25分前に、ISSとの距離を計測する装置が故障したため、ドッキングを中止した。ISSまであと3キロ・メートルのところまで接近していた。ISSに滞在する米国とロシアの宇宙飛行士6人に危険はないという。ロシアとNASAは、4日昼(同5日未明)に再度ドッキングを試みることを検討している。プログレスによる補給は今回が38回目だが、これまで失敗した例はほとんどない。 宇宙航空研究開発機構によると、ISSの水や酸素の備蓄は十分で、直ちに不足することはないが、プログレスに積んだ実験用の試料が変質してしまう可能性がある。 (2010年7月3日19時35分 読売新聞) http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20100703-OYT1T00784.htm 日本の報道機関は上っ面しか流さないから困る。 プログレス補給船(38P)、7月4日に再ドッキングImage credit: NASA 米航空宇宙局(NASA)とロシア連邦宇宙局は7月3日朝に議論した結果、プログレス補給船(38P=M-06M)と国際宇宙ステーション(ISS)のドッキングを7月4日に再度行うことで同意した。 プログレス補給船(38P)とISSのドッキングはアメリカ東部夏時間7月4日12時10分(日本時間7月5日1時10分)に予定されており、ドッキングに向けて、プログレス補給船(38P)は2回にわたってエンジンを噴射する予定となっている。 7月2日にプログレス補給船(38P)がISSにドッキングできなかった原因について、ロシア連邦宇宙局は、KURS自動ランデブーシステムとTORU手動ドッキングシステムの間で電気的な干渉が起こり、その結果、「キャンセル・ダイナミック・オペレーション」コマンドがプログレス補給船(38P)のコンピューターに送られ、ドッキングが中止されたと説明している。 ただ、電気的な干渉が起きた理由についてはまだ分かっておらず、調査が引き続き行われている。7月4日の再ドッキングについては、TORU手動ドッキングシステムを停止した状態で、KURS自動ランデブーシステムによる自動ドッキングのみを行う予定。既に試験が行われ、必要に応じて、複数回のドッキングを試みることとなっている。 プログレス補給船(38P)は6月30日にバイコヌール宇宙基地から打ち上げられた。 写真=NASA。 ■NASA - International Space Station http://www.nasa.gov/mission_pages/station/main/index.html http://www.sorae.jp/030607/3993.html
さすがはロシアの宇宙開発の根底にある『上手くいっているモノは変えない』継続性! 毎回何かが変わって同じモノがないシステムでは難しい原因特定を、 これほど早く障害の原因が特定できなかったのではないかと。 まだまだ先行するロシアの宇宙開発技術に学ぶところは多い。 |
航空宇宙関連技術
[ リスト | 詳細 ]
|
打ち上げ用としてGXロケットは必要ないと思うが、 既に燃焼実験まで進んだLNGエンジンの開発は継続的に必要。 GXロケット開発会社が特別清算 事業仕分けで廃止判定 東京商工リサーチによると、日本初の中小型衛星打上げビジネスへの参入を目指し官民共同で設立された「ギャラクシーエクスプレス」が、東京地裁から特別清算開始決定を受けたことが分かった。2010年3月期の債務超過額は228億9900万円に上る。
昨年11月の政府の事業仕分けにより、衛星を打ち上げる「GXロケット」の開発計画の廃止が決定。親会社のIHIが1月に民間だけでのプロジェクト継続は困難と判断し同社を解散すると発表していた。 同社には、IHIとグループ企業が42%を出資し、大手商社など7社も資本参加していた。 JAXA(宇宙航空研究開発機構)のロケットをベースに米国、ロシアの技術を導入した国産の中小ロケット「GX」を開発・製造。低コストの商業衛星打ち上げサービスなどの事業化を目指していた。 しかし、LNG(液化天然ガス)燃料エンジンの開発が大幅に遅れるなどしたため、初号機の打ち上げ目標を当初の2006年から11年に大幅に延期。また、当初官民合わせて450億円を見込んでいた開発費が08年で約700億円に膨らんだうえ、さらに1000億円程度が必要としていた。 こうした状況を受け、行政刷新会議が事業仕分けで、計画廃止の判定を出し、政府も廃止を決めた。IHIは2010年3月期決算で、プロジェクトの中止に伴って見込まれる資産の廃却などにかかる特別損失102億3800万円を計上している。 2010.6.29 11:08 http://sankei.jp.msn.com/economy/business/100629/biz1006291109003-n1.htm LNGエンジンを開発するため創られた目標だったとはいえ、 あの仕分けの仕方で中止だと 持ち出しを強いられていた民間側から損害を訴えられても仕方ないのだが… IHI、GXロケット中止の損失「心情は官に負担求めたいが・・・」 IHI(7013)は25日、都内で定時株主総会を開いた。官民共同で手掛けていた中型ロケット「GX」の開発中止で2010年3月期に102億円の損失を計上したことについて、釜和明社長は「不本意な結果となり、申し訳ない」と述べた。
GXロケットは昨年秋に行政刷新会議の事業仕分けの対象となり、計画が中止された。 IHIが被った損失を政府に負担させられないのかとの質問に対し、法務を担当する坂本譲二取締役は「官の一方的な判断での中止による民間側の損失で、心情的には私たちも同じように思う」と吐露。ただ「プロジェクトは双方の権利義務が固まってスタートしたものでない。官に不法行為があったわけでもなく、損害賠償に応じるべきだとして正式な形で持って行くのは難しい」と説明した。〔NQN〕 2010/6/25 12:41 http://www.nikkei.com/news/category/article/g=96958A9C9381949EE0E7E2E7908DE0E7E2E4E0E2E3E2E2E2E2E2E2E2;at=ALL
|
|
これは久しく忘れていた夢と希望に満ちた話のつづきです。 「はやぶさ」の容器から微量の気体採取宇宙航空研究開発機構(JAXA)は24日、小惑星探査機「はやぶさ」から分離され、小惑星「イトカワ」の微細な砂などが入っている可能性がある試料回収容器を開封、微量の気体を採取したと発表した。気体の種類や、イトカワに関係するものかどうかなどは不明。今後、分析を急ぐ。 開封作業は同日、JAXA宇宙科学研究所(相模原市)で始まった。JAXAによると、採取された気体は、イトカワの微細な砂から揮発したものか、地上で輸送中にごく小さなすき間から入り込んだ空気か、いくつかの可能性があるという。 JAXAでは、1週間ほどかけて開封作業を実施。7月以降に容器内に物質が入っているか確認し、あった場合は採取や簡易分析を行う。イトカワの試料かどうかなどを確認する本格的な分析は8月以降になる。 2010.6.24 20:02 http://sankei.jp.msn.com/science/science/100624/scn1006242016009-n1.htm 開封作業中に気体が吹き出した時は驚いただろうなぁ〜。 小惑星イトカワに大気があるとは考えにくいが、 3度Kの宇宙空間で固体粒子が地球上の気温で沸点を越えて気化した可能性は否定できないと思う。
|
|
痛烈な皮肉と共に 「はやぶさ」のカプセル、仕分け「廃止」施設で展示へ 奇跡の帰還を果たした小惑星探査機「はやぶさ」のカプセルが、事業仕分けで「廃止」とされた東京駅前にある宇宙航空研究開発機構の広報施設「JAXAi」で展示される見通しになった。
プロジェクト責任者の川口淳一郎教授が21日、川端達夫文部科学相を訪ね、「夏休みにカプセルの実物を子どもたちに見せたい」と決意表明。「どこで?」と聞かれると「(宇宙機構の研究所がある)相模原と話題になった(東京駅前の)丸の内を考えています」と答えた。川端文科相は大阪万博で展示された「月の石」を例に挙げ、「それ以上の展示になりますね」と応じた。 2010年6月21日19時13分 http://www.asahi.com/science/update/0621/TKY201006210297.html 将来の芽を摘む民主党の事業仕分けパフォーマンスに対して 将来に芽吹く子供達へ未来に夢と希望を与えるパフォーマンスで応じますか… 東京駅前なら時間を作って見に行く価値ありだな。 |
|
相変わらずネタなのか本気なのか判らないところが驚きだ。 韓国初の通信・海洋観測・気象複合衛星、24日打ち上げへ世界7番目の気象衛星保有国に
韓国で初めてとなる、通信・海洋観測・気象複合衛星「千里眼」が、今月24日に打ち上げられる。 教育科学技術部(教科部)と韓国航空宇宙研究院は20日、通信・海洋観測・気象観測の三つの機能を持つ「千里眼」を、24日に南米のフランス領ギアナにあるクールー宇宙センターから打ち上げるのを前に、上段ロケットに「千里眼」を搭載した、と発表した。打ち上げに用いるロケットは、欧州宇宙機関(ESA)の使い捨て型ロケット「アリアン5」で、打ち上げ予定時刻は24日午前6時41分から同7時45分の間(韓国時間)と決まった。 「千里眼」の静止軌道への投入に成功すれば、韓国が独自に開発した初の通信・海洋観測衛星となる。また韓国は、世界で7番目の気象衛星保有国、10番目の通信衛星開発国、静止軌道で海洋観測衛星を運用する世界初の国となる。 静止軌道とは、地球上の特定の場所の上空で、地球の自転と並行して移動する軌道を指す。赤道上の上空に静止しているように見えるため、商業衛星のほとんどは静止軌道に投入される。「千里眼」も高度3万6000キロの静止軌道に投入される「静止衛星」で、韓半島(朝鮮半島)の上空(東経128.2度)で、衛星通信サービスや気象・海洋観測を行う。 教科部は、「千里眼」の打ち上げにより、各分野の観測に関する資料を十分に確保できる見通しだ、と説明した。気象観測の場合、これまでは外国の気象衛星を通じて資料を入手していたため、気象予報の間隔が30分に達していたが、今後は8−15分に短縮される。同部の関係者はまた、「海洋観測の範囲が韓半島を中心に約620平方キロ広くなるため、観測に関する資料がこれまでよりも豊富かつ正確なものになる」と語った。 白承宰(ペク・スンジェ)記者 朝鮮日報/朝鮮日報日本語版 記事入力 : 2010/06/21 08:42:04 http://www.chosunonline.com/news/20100621000014 国内初の気象衛星「天理眼」、24日に打ち上げ韓国初の通信海洋気象衛星「天理眼(チョルリアン)」が24日に打ち上げられる予定だ。教育科学技術部(教科部)と韓国航空宇宙研究院は、天理眼衛星を24日、南米のフランス領、ギアナのクールー発射場で打ち上げる計画だと、20日に明らかにした。
韓国初の静止軌道衛星である天理眼は、ほかの衛星と一緒に、欧州のアリアンロケットに搭載される。 天理眼衛星が搭載されたアリアンロケットは、韓国時間で24日午前6時41分から7時45分(現地時間では23日午後6時41分から7時45分)の間に打ち上げられる予定だ。 打ち上げから31分後にロケットから分離され、オーストラリアのドンガラ地上局と最初の交信を行った後、自らのエンジンを稼動し、最大2週間にかけて目標軌道に乗ることになる。 軌道に安着すれば、天理眼は今後7年間、韓半島周辺の東経128.2度、上空3万6000キロで地球と同じスピードで動くことになる。地球から見れば、常に同じ場所に浮いているかように見えるため、静止軌道衛星と呼ばれる。 天理眼衛星が活動を開始すれば、韓国は世界で7番目に、独自の衛星を保有することになる。これまで韓国は、30分単位で気象予報を提供してきたが、天理眼の打ち上げ後は、一般気象予報は15分ごとに、危険気象予報は少なくとも8分ごとに提供することが可能になる。 また、天理眼衛星が、衛星に搭載された国産の通信装備が宇宙認証を受ければ、世界で10番目の通信衛星開発国と認められ、次世代衛星放送通信サービスを提供できる基盤も備えることになる。 この衛星には、韓半島周辺の海洋環境をリアルタイムで観測し、海洋資源を管理する機能も含まれている。衛星は、教科部や放送通信委員会、国土海洋部、気象庁の4省庁が8年にわたって共同で開発した。 JUNE 21, 2010 07:47 http://japan.donga.com/srv/service.php3?bicode=020000&biid=2010062173938 1980年代に構想された『将来の人工衛星』の姿として 複数の機能を1つの衛星にまとめたプラットホーム型があり、 その打ち上げに必要な大型ロケットとして日本はH−2ロケットを、 欧州アリアン・スペースはアリアン5の開発に着手した。 しかし、そうした将来構想に反して人工衛星は小型単機能化の道を進む。 高価な商業衛星で『1つのバスケットにたくさんの卵を入れる』リスクを嫌い、 個々の機能を絞った小型衛星を複数回打ち上げることでリスク分散を図るようになった。 その結果、アリアン5やH−2は大き過ぎることから その存在意義すら疑問を投げ掛けられた時期もあった。 状況を打破したのはアリアン・スペースが複数衛星の同時打ち上げを実用化であり、 そのアイデアはしっかりとH−2ロケットでも複数衛星の打ち上げに利用されている。 そ〜んな過去を知っていると 韓国が3つの衛星の機能を1つにまとめた人工衛星を出してきたことに 冗談のような印象を受けた。 複数回に分けて打ち上げられない分、いくつもの機能を併せ持つ欲張りな衛星になる。 判り易い構図だが、こんな形で廃れたと思っていた複合型人工衛星が出てくるとは思わなかった。 それだけ。 |




