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ソマリア沖海賊問題

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火に油を注ぐことしかできないのか?
と、問いたい!

ソマリア海賊に先制攻撃検討 米軍特殊部隊

 【ワシントン=山本秀也】米紙ウォールストリート・ジャーナル(電子版)は18日、米国防総省当局者の話として、ソマリア沖の海賊に対し、陸上の拠点から海に出た時点を狙って攻撃する新たな戦術を米海軍が検討中だと伝えた。米国船籍の商船が相次ぎ被害を受けたことを踏まえたもので、米軍が海賊に対する先制攻撃を検討し始めたものと受け取られている。

 新たな戦術は、高度な狙撃術などを持つ特殊部隊と海軍艦艇が共同で行う。陸上の海賊拠点をあらかじめ特定したうえで、出航のタイミングをとらえて制圧する構想という。海賊の活動水域はきわめて広く、沖合で商船が襲撃されても救出が間に合わないケースが、これまで繰り返されてきた。
2009.4.18 22:33

http://sankei.jp.msn.com/world/america/090418/amr0904182233012-n1.htm

対になる記事

海賊対策艦船への攻撃訴え アルカーイダ、ソマリア沖で

 国際テロ組織アルカーイダ系の「アラビア半島のアルカーイダ」は15日、海賊対策のためイエメンやソマリア沖などに派遣されている欧米の海軍艦艇などへの攻撃を、周辺地域のイスラム教徒に呼び掛ける音声声明をウェブサイト上で発表した。

 アルカーイダが、同海域で活動する海賊対策の艦船を攻撃の標的とするよう明確に呼び掛けるのは初めてとみられる。「アラビア半島のアルカーイダ」は最近、活動を活発化。日本政府も同海域に海上自衛隊の護衛艦を派遣しており、警戒を迫られそうだ。

 アブソフィアン・アズディ副司令官の名前で出された声明は、ソマリア沖の海賊対策の名目で派遣された欧米などの艦船について「おまえたち(イスラム教徒)に戦争を仕掛け、アラビア半島を支配するためにアラビア海やアデン湾にやってきた」と指摘した。(共同)
2009.4.16 08:19

http://sankei.jp.msn.com/world/mideast/090416/mds0904160819001-n1.htm

言い方は悪いが、
ソマリア沖は海賊の用意した土俵の上でにらみ合いながらも
海賊側にビジネスとして
商品価値のある人質となり得る船舶の乗員の安全は保障される状態で駆け引きが成立し、
護衛の軍艦が現れればビジネスにならないと判断して早々に襲撃をあきらめて逃げ出しもする
一種の安定した状態にある。

牧羊犬のように獲物を探してうろつく海賊を追っ払っている間は状況も動かないが
猟犬を放って海賊狩りをすることになれば容易に海賊を容疑段階から始末できるだろう。
しかし、同時にアルカイダのテロ教唆が入り込む呼び水を与え、
海賊側の被害者遺族による報復のためのテロを生み出し、
無意味に事態を収拾できない状況の悪化を招くだけだ。

強い力を持って優位な立場にあると人は安易に大きな力を行使したがるものだが、
これまでの非対称戦に分類できる海賊対策でも同じことを繰り返して戦場を拡大するつもりか?
収拾がつかなくなるぞ。
政治家の勇み足が気になるところですが
防衛省の中の人にはありがたい命令ではないかと。

P3C哨戒機2機、来月にもジブチ派遣 ソマリア海賊対策

 浜田靖一防衛相は17日午前、海上警備行動に基づくアフリカ・ソマリア沖の海賊対策のため、海上自衛隊のP3C哨戒機の派遣準備を折木良一統合幕僚長らに指示した。来月にも2機がジブチに派遣され、6月から活動を開始する。

 訓練などを除き、実任務でP3Cが海外派遣されるのは初めて。派遣される2機はジブチ国際空港を拠点に上空からアデン湾の哨戒を行い、海賊船の状況などを海上で護送任務にあたる海自護衛艦に通報する。

 防衛省ではジブチのP3C拠点を警備するため、陸上自衛隊員を派遣する方針。航空自衛隊も物資輸送を担うため、総勢150人が現地に駐留することになる見通し。

 浜田防衛相は17日の記者会見で「引き続きわが国に関係する船舶を海賊行為から護衛するため万全を期したい」と述べた。

 ソマリア沖の海賊対策では、米国とEU(欧州連合)がジブチに哨戒機を派遣しているが、全長900キロに及ぶアデン湾をカバーするには機数が不足しており、EUなどから派遣要望が出されていた。

 P3C部隊は陸上の基地を使用するため、政府は3日にジブチと地位協定を結んだ。ジブチ国際空港には米軍のP3C哨戒機も駐留しており、整備面での協力も可能となる。

 海上警備行動は3月末に発令され、海自護衛艦2隻が現場海域で日本関係船舶の護送にあたっている。政府は海賊対策での自衛隊派遣を随時可能とする海賊対処法案を今国会に提出し、衆院海賊対処特別委員会で審議が始まっている。
2009.4.17 09:58

http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/090417/plc0904170959004-n1.htm

自己完結性が高く公海上で制約の少ない艦艇と異なり
航空部隊を展開するとあって事前準備に十分な時間を得られたことで
防衛省内部では駆け足で済む程度の余裕を得られたかと思います。

防衛相の命令と言う形にはなっているものの
P−3C哨戒機を2機と言う具体的な数字は防衛省から助言を得て出てきたものと考えられます。
しかもかなり長期に渡る継続的派遣を前提とした補給線の構築、
兵站任務は航空自衛隊の機材が使われ、活動拠点となる空港に陸上自衛隊を展開し、
最前線の作戦海域には2機しか展開できないと算出したものと推測します。

哨戒任務とは言っても航空作戦を行うのであれば2機1組で活動することが想定でき、
他国の哨戒機部隊と交替で任務に就くことが容易に予想できます。
ジブチ国際空港へ展開することで基本的な整備はできるものと思われますが、
やはり日本本土から交代の機材を送り込むローテーションが組まれるものと考え、
日本とジブチを往復する航路にあるもの、地上整備を受けているもの、訓練中と、
少なくとも6機が作戦海域外でソマリア沖派遣に貼り付けられるものと予想します。
これは日本が保有するP−3C哨戒機のおよそ1割を投入することを意味します。

そして最前線に出る2機を支える兵站能力は航空自衛隊で使える機材がC−130と見て、
こちらも限界に近い数を投入しているものと容易に類推できます。
航空貨物の激減で苦しんでいる国内航空会社からチャーターすればいいのではないか?
と思ってしまうのはオジサンの限界でしょうね。
陸海空で機材と人員のローテーションを考えて継続的に出せるほぼ限界の数字と見て、
イコールで現在日本が実行し得る海外派遣能力の限界ではないでしょうか。

あと、これで海外派遣は自衛隊の任務で決まりですね。

海保巡視船建造見送り 補正予算 対海賊派遣 当面自衛艦が役割

 アフリカ・ソマリア沖の海賊対策で、海上保安庁の岩崎貞二長官は十六日、二〇〇九年度補正予算で、派遣可能な新たな巡視船建造の予算要求をしないことを明らかにした。海賊対策は一義的に海保とする海賊対処法案が今国会で成立しても、海保が遠洋派遣に消極的な以上、同法案は少なくとも五年間、自衛隊の海外派遣の根拠法案と同義語となる。

 海保の巡視船派遣断念で政府は三月、海上自衛隊の護衛艦を海上警備行動でソマリア沖に派遣。法案成立後は根拠法を同法に切り替える。緊急項目が対象の補正予算見送りで、遠洋派遣用巡視船の新造要求は中長期的な検討項目に格下げとなった。最短で仮に一〇年度予算に要求して認められても建造に四年以上かかるため、対海賊の遠洋派遣は当面、自衛艦の役割となる。

 岩崎長官は、補正予算で遠洋派遣用の巡視船整備を要求しない理由を「現に自衛艦がいる海域に派遣するための巡視船を巨費をかけて建造するのは、現時点では適切ではないと判断した」と説明する。

 交代で常駐するには三隻必要だが、海保が派遣できる巡視船は現在、プルトニウム輸送船の護衛用に一九九二年に就役した「しきしま」(六、五〇〇トン)だけ。

 海部俊樹内閣当時に「海上犯罪鎮圧は一義的に海保」と自衛艦派遣論を退け、八九年度補正予算など二百億円でしきしまを新造した。橋本龍太郎蔵相が、関連の旧科学技術庁予算から不足分六十億円を充てる政治的決断で筋を通したとされる。

◆対海賊派遣海保見送り 苦渋の“業務放棄”
 <解説> 海上保安庁が遠洋派遣用巡視船の新造を補正予算で要求しない背景に、巡視船の老朽化問題がある。巡視船艇三百五十五隻の四割が耐用年数を超え、その解消に毎年、数百億円かかるからだ。だが、要求見送りで自衛艦遠洋派遣が定着すれば、事実上の自衛隊海外派遣の容認と内外に受け止められる。本当に議論は尽くされたのか。

 遠洋派遣できる巡視船の新造費は三百五十億円という。海保はこの新造より、老朽船解消を優先する考えだが、本来業務を自衛隊に明け渡す消極性を疑問視する声は強い。

 海保は派遣断念の理由に(1)遠距離(2)海賊のロケット砲(3)各国の軍対応−を挙げる。

 これに対し、海保の元幹部は「ロケット砲の有効射程は五百メートル。同五千メートルの機関砲を備え、航続能力もある『しきしま』『みずほ』『やしま』の三巡視船が交代制で、五百メートル以上離れて射撃すれば対応できる」と反論する。

 ソマリア海賊は人質を殺傷しなかったが、米軍に殺された仲間の報復を宣言する海賊も現れ、「流血の海」と化し始めた。海賊とソマリアの反政府イスラム勢力が結び付き、一部過激派が各国軍を敵視すると、「韓国はアフガンやイラクで十字軍(欧米)と、イスラムとの戦争に加わっている」(犯行声明)とイエメンで先月、韓国人旅行者四人が殺された事件同様、邦人旅行者らへのテロの危険性も高まる。軍対応が最善ではないことは、海保主導で沿岸国と協力したマラッカ海賊の一掃で経験済みだ。巡視船派遣断念の理由に各国の軍対応を挙げるのは、説得力に乏しい。

 海上保安官は法廷で犯罪を立証するため、犯人に致命傷を与えない武器使用を徹底して訓練される。海保の別の元幹部は「軍と警察の武器使用は全く違う。蓄積がない自衛隊は現場で苦しい判断を迫られる」と語った。 (社会部・西岡聖雄)
2009年4月17日 朝刊

http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/news/CK2009041702000083.html

しきしまは調査捕鯨船団の護衛に付けた方がいいのではないかと。

海賊新法 3

さてさて、審議の中身が見えない中でピンポイントな報道がありました。

海賊対処法案「日本人殺害は日本で処罰」 金子担当相

 衆院海賊対処特別委員会は15日午前、海賊対処法案の実質審議に入った。金子一義海洋政策担当相(国土交通相)は「日本船舶に乗船した日本人が殺された、という重大な案件では日本に(海賊を)護送することになると思う」と述べ、日本人殺害など重大事件の場合、海賊の身柄を拘束して日本に護送し、日本国内で司法手続きをとる考えを表明した。

 一方で「船舶が多少被害にあった程度なら、費用と手間暇をかけて日本に身柄をつれてくることが適当かどうか」とも指摘。損害が軽微な場合は日本への護送を見送る意向も示した。自民党の小池百合子氏への答弁。

 同法案は外国船舶まで護衛の対象を広げるほか、民間船舶への接近を止めない海賊船への船体射撃を認める内容。(21:01)

http://www.nikkei.co.jp/news/seiji/20090415AT3S1500L15042009.html

つまり強襲乗船と制圧戦を考えているわけですか…

知識不足から適当な資料はないかと「丸」2009年5月号を購入、
シーレーンへの脅威『現代のパイレーツ』調査報告及び海自「派遣部隊」作戦マニュアルという記事を読んでいるのだが正直良く判らないと言う感想と、
オジサンの知識では全然足りていないと言うことを思い知らされました。

他国の報道を見ていると強硬手段へ傾いていることを感じ取れるけど、
米軍が身代金の代わりに鉛玉を撃ち込んで犯行グループを射殺して
仲間の死を悼む真っ最中に威圧するかのごとくヘリで上空を飛び、
海賊側は明確にアメリカを敵と見なす状況へ変化したのは
今までの人質代を払えば人質の安全が保障されていた状態を崩す大きな損失ではないかと。

根本的な問題が無政府状態へ陥ったソマリアの国内事情があるとはいえ
遡れば冷戦時代の米ソの思惑にキリスト教とイスラム教の衝突が加わり、
無政府状態へ陥っていた今の状況を根本的に解消できない限り終わりはなく、
藁をも掴む思いで報道機関へ出てくるノーミソお花畑な連中が掲げる理想論にすらすがりたくなるほどだ。

泥沼にはまり込まないために政府には冷静な制約条件で海賊新法の成立を求めたい。
ここは海洋国家日本の基本に立ち返った海路制海権の確保を逸脱しない冷静な審議を望みたい。

海賊新法 2

立法の段階で他人事でない問題が急浮上しましたね。

米政府、ソマリア沖で拘束した海賊の処遇を検討

(CNN) 米海軍がソマリア沖で拘束した海賊の処遇をめぐり、米司法当局が頭を悩ませている。

この事件では貨物船の米国人船長が海賊に拉致され、12日に海軍が救出作戦を行って船長を助け出した。この作戦で海賊3人が死亡、1人が身柄を拘束された。

拘束されたのは若いソマリア人。関係者によると、身柄をニューヨークまたはワシントンに移送して米国の法律に基づき訴追した場合、法的問題が生じるかどうかについて米政府内で検討中だという。

司法省国家安全局の報道官は「司法省はこの人物を米国内で訴追できるかどうか判断するため、証拠などについて検討中だ」とコメントした。

関係者によると、拘束したソマリア人はまだ軍が勾留しているが、いずれ米連邦捜査局(FBI)に引き渡され、米国に送致される見通しだという。
2009.04.14 Web posted at: 18:44 JST Updated - CNN

http://www.cnn.co.jp/usa/CNN200904140030.html

当然、起こり得るべくして生じた問題で、
海賊を捕縛したらどうする?
と言うことですね。

ニュースを読む限りどうもピントの外れた議論しかしていないような印象を拭えないのは報道機関がフィルターを掛けているためと割り切って、
ともあれこれで想定外と言う言い訳は通らなくなりましたよ、議員さん。

海賊新法

ようやく審議入り…
動きが遅すぎる。

まぁ、それは置いといて
なぜソマリア沖アデン湾で海賊が増えたのか、その背景となる現地の統治機構の変化について
ニューズウィーク日本語版(2009年4月15日号)に詳しく載っていたので妙に納得してしまった。
要は宗教戦争の煽りなのね。

そしてアメリカと言う国は天然で火に油を注ぐ行動を採るからややこしくなる。

ソマリアの過激派組織、米議員の飛行機に迫撃砲を発射

 [モガディシオ 13日 ロイター] ソマリアのイスラム系過激派組織アルシャバーブは13日、同地を訪れていた米下院外交委員会のドナルド・ペイン議員が乗る飛行機に向け迫撃砲を発射したと明らかにした。飛行機は無事に離陸し、負傷者などは出ていない。

 ソマリアでは前日、海賊に襲撃されて人質になっていた米貨物船「マースク・アラバマ」のリチャード・フィリップス船長を米特殊部隊が救出したばかり。同船長の救出劇では、特殊部隊員3人が海賊3人を射殺し、1人を拘束していた。

 ソマリアの海岸では、過去数カ月で海賊の襲撃を受けた船舶の乗組員ら250人以上が依然として人質にされている。フィリップス船長が救出された後も、エイルなど海岸線にある海賊の拠点上空では複数のヘリコプターが飛んでいるのが確認された。

 自分を「ファラー」と呼ぶ海賊の1人はロイターに対し「ヘリコプターはエイルを空爆すると思った。死んだ仲間を追悼していたら、ごう音とともに複数の機体が見えた。米国はわれわれの新たな敵になった」と語った。

 海賊行為と各国の海賊対策の両方を非難するアルシャバーブは、ペイン議員の飛行機への攻撃は米国へのメッセージだと表明。ただ、人質問題への直接的な関係はないとしている。
2009年 04月 14日 14:15 JST

http://jp.reuters.com/article/worldNews/idJPJAPAN-37479520090414
今後、アメリカは沿岸部制圧戦を行いかねない手掛かりを残していく迷惑な事件で。

日本の作戦行動はあくまで海上に限定しておかないと泥沼へ引きずり込まれる可能性があり
政府にはその点でキッチリとした海賊対策の法案を望みたい。

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