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原子力平和利用

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敦賀原発

理屈抜きに不安を感じることを…
理屈が抜けて不安を増大させるな。

敦賀原発1号機、40年超え運転へ=福井県知事、地元市長が容認

 福井県の西川一誠知事と河瀬一治敦賀市長は21日、3月で運転開始後40年を迎える日本原子力発電所の敦賀原発1号機(福井県敦賀市)について、2016年までの運転継続を容認する考えを、それぞれ明らかにした。既に容認を決めた国に次いで、地元自治体も受け入れ姿勢を示したことで、同1号機の運転継続が確定。運転開始から40年を超える原発は国内で初めてとなる。
 河瀬市長が同日、西川知事に面会して受け入れ方針を伝え、知事もこれを了承した。県は、22日に日本原電に意向を伝える。
(2010/02/21-16:00)

http://www.jiji.com/jc/c?g=eco_30&k=2010022100147&j1

敦賀1号機の40年超運転が確定

敦賀原発1号機=06年7月、福井県敦賀市 今年3月に営業運転開始から40年を迎える国内最古の商業炉、日本原子力発電の敦賀原発1号機(福井県敦賀市)について、同県の西川一誠知事と河瀬一治・敦賀市長が21日、県庁で面談し、平成28年までの運転継続を了承する方針を決めた。国内の原発で初となる40年を超える運転継続が確定、22日に日本原電に伝える。

 経済産業省によると、国内で稼働している商業炉54基のうち、30年を超えて運転しているプラントは18基ある。敦賀1号機以外では、平成27年までに8基が運転40年を迎える見通しで、同県の判断は他の自治体などにも影響を与えそうだ。

 この日の面談で、河瀬市長は「雇用など地域への影響を考えると、安全な運転が継続されるなら延長はやぶさかではない」と伝え、西川知事は「これまでの議論を踏まえ、了承したい」と答えた。

 日本原電は増設する敦賀3、4号機の稼働に合わせ、1号機を22年中に停止する予定だったが、国の耐震指針改定などで計画が大幅に遅れた。3号機の稼働を28年3月、4号機を29年3月に変更し、1号機は継続の方針に切り替えた。

2010.2.21 19:26

http://sankei.jp.msn.com/region/chubu/fukui/100221/fki1002211936001-n1.htm

>安全な運転が継続されるなら
>延長はやぶさかではない

公正なデータに基く理屈が伴わない理論には科学を規定する再現性の枠を超えた事態も想定しなければならない。
置き換えの原子炉建設の遅れで仕方なしの受け入れにも見えるが、高密度の放射線に曝される環境で一般的な建築の常識は通用しないと根拠もなく素人のオジサンは不安を感じる。
痛くもない腹を探られる と諺にあるが、
痛めた腹を探られることに対する反応は人それぞれか?

IAEA事務局次長、「もんじゅ」視察  福井・敦賀市

 国際原子力機関(IAEA)の「2009年高速炉システム国際会議」で来日中のIAEA事務局次長・原子力局長のユーリ・ソロコフ氏が8日、福井県敦賀市白木の日本原子力研究開発機構の高速増殖炉「もんじゅ」を視察した。IAEAでは来年2〜3月に予定のもんじゅの運転再開に強い関心を示しており、視察はソロコフ氏の希望で行われた。

 ソロコフ氏は、中央制御室などを2時間にわたり視察し、記者団の質問に応じた。ナトリウム漏洩(ろうえい)事故が起きたのは14年前のこの日で、長期停止プラントの運転再開について「止まっている間に色々な改造が行われ、将来の運転に向けトレーニングをしてきた。これは将来の安全運転につながる」と述べ、事故の再発については「原因が解析されているため、同じトラブルは起きない」との認識を示した。

 日本の原発に対する安全審査機能は、「しっかり働いていると理解している」と評価。「信頼性があり、持続可能性が高く、環境に優しいエネルギー源が原子力。この能力を使うため高速増殖炉の技術は必要」とし、「(もんじゅが)無事に動き、世界に知られることを期待している」と語った。

2009.12.9 03:18

http://sankei.jp.msn.com/region/chubu/fukui/091209/fki0912090319000-n1.htm

他の国が投げ出した分野であり
唯一野心的なプロジェクトを継続しているだけに
気にしないとする態度を採られるよりは心地好い。


しかし、ナトリウム漏れ事故から14年か…
つい最近のように思えながら月日の流れは早い。

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日本の原子力利用

予定が狂い続けて今や世界最大のプルトニウム保有国!
瀬戸際外交を続ける隣国がやっと抽出した量を遥かに凌駕する量すら
全体の規模から見て微増(笑)

日本の保有プルトニウム31トン 国内の再処理で増加

 内閣府は8日、日本が国内外で保有する核分裂性プルトニウムの量は、08年末時点で約31・8トンで、前年より約0・6トン増えたと原子力委員会に報告した。

 プルトニウムは、原発の使用済み核燃料から、再処理して取り出したもの。試運転中の日本原燃の再処理工場(青森県六ケ所村)で、08年に抽出したプルトニウムが増加分のほとんどを占めた。

 同工場では、本格運転に入れば年間約4・4トンを抽出する計画だが、累計の分離プルトニウム量は07年末の約1・7トンから約2・3トンに増えただけだった。工場自体はトラブルで度々運転が中断し、現在は長期停止中。

 この結果、国内での保管量は計約6・6トン。電力会社が英国とフランスに再処理を委託し、現地で保管中のプルトニウムはそれぞれ約11・3トン、約13・8トンだった。海外分は、プルトニウム・ウラン混合酸化物(MOX)燃料に加工して日本に搬送し、普通の原発で燃やすプルサーマルに利用する予定。国内分は今後建設するMOX工場で加工する。
2009年9月8日 17:10

http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/120521

日本保有プルトニウム31.8トン

 内閣府は8日、日本が国内外で保有する核分裂性プルトニウムの量は、2008年末時点で約31.8トンで、前年より約0.6トン増えたと原子力委員会に報告した。

 プルトニウムは、原発の使用済み核燃料から、再処理して取り出したもの。試運転中の日本原燃の再処理工場(青森県六ケ所村)で、08年に抽出したプルトニウムが増加分のほとんどを占めた。

 同工場では本格運転に入れば年間約4.4トンを抽出する計画だが、累計の分離プルトニウム量は07年末の約1.7トンから約2.3トンに増えただけだった。工場自体はトラブルで度々運転が中断し、現在は長期停止中。

 この結果、国内での保管量は計約6.6トン。電力会社が英国とフランスに再処理を委託し、現地で保管中のプルトニウムはそれぞれ約11.3トン、約13.8トンだった。海外分は、プルトニウム・ウラン混合酸化物(MOX)燃料に加工して日本に搬送し、普通の原発で燃やすプルサーマルに利用する予定。国内分は今後建設するMOX工場で加工する。

 プルトニウムは原爆の原料にもなることから、日本は透明性確保のために毎年保有量を公表。国際原子力機関(IAEA)にも報告している。
2009/9/9

http://www.business-i.jp/news/ind-page/news/200909090044a.nwc

取材した配信元は共同通信社であろう、全く同じ文面の記事しか引っ掛からない。
まぁ、それはそれとして、
日本の原子力行政はお役所仕事の「一度始めたら途中で止められない」体質を引きずり、
伝統的に首脳部の過信の因る継続的計画の遅延が際立つ。

単位に「トン」を使い、既存在庫量と対比して数%増えた程度にしか見えないが、
以下の記事を読んだ後でよ〜く考えてみよう。


北朝鮮「長崎原爆規模の核爆弾8発まで作れる」

北朝鮮が 4日使用済み核燃料棒からプルトニウム(Pu−239)を抽出して兵器化しており、ウラン(U−235)濃縮実験も成功したと発表し、再び国際社会を脅やかしている。

北朝鮮がプルトニウムを抽出した使用済み核燃料棒は国際原子力機関(IAEA)が北朝鮮の核凍結過程で2007年、封印したものだ。

北朝鮮が今回の使用済み核燃料棒を再処理して抽出したプルトニウムは6〜8キロ程度であると軍の情報当局は推定している。北朝鮮がすでに蓄積したプルトニウム30〜40キロを加えれば40キロ以上あるわけだ。このくらいの量なら1945年、長崎に投下されたプルトニウム弾5〜8発を製造できる。北朝鮮が核兵器をスカッドBなど弾道ミサイルの弾頭に装着するほど小型化すれば10発以上作れる量だ。しかし北朝鮮がすべてのプルトニウムを今すぐ核兵器にするとは考えにくい。5月、核実験が完全に成功しなかったからだ。

北朝鮮がこれに加えてウラン濃縮を推進するのはこれからプルトニウムの確保が難しい状況だからだ。プルトニウムを抽出するためには先に核燃料を原子炉に装着しなければならない。しかし北朝鮮は第1原子炉の冷却塔を破壊した上、原子炉が老朽して稼働が容易でない。

これによって北朝鮮はガス拡散法、遠心分離法、ノズル分離法、レーザー分離法などのウラン濃縮法のうち遠心分離法を選んでウラン濃縮を推進中だ。遠心分離法という長い円筒の中に天然ウランを入れ、1分に5万回以上回転させる場合、ウランアイソトープであるU−235とU−238が分離する現象を利用したのだ。技術的にも難しくないため、地下で、小規模に設置することができる。専門家たちは遠心分離機1000台を設置するのに1000平方メートル(300余坪)程度の空間ならば良いものと見ている。北朝鮮の多くの地下施設を勘案した場合、いくらでもこの施設を隠すこともできる。それに北朝鮮にはウラン濃縮の原料になるウラン鉱が散らばっている。

北朝鮮は1998〜2001年、パキスタンのアブドル・カディル・カーン博士から遠心分離機を導入した。年間核兵器を1個作るのに必要な高濃縮ウラン20キロを生産するためには遠心分離機1000台を1年間、稼動させなければならない。遠心分離機1台当たりの価格が16万〜24万ドルという点を勘案すれば遠心分離機1000台を確保するのに最小1.5〜2.5億ドルが必要だという計算になる。

北朝鮮はこれまでプルトニウム核実験を2回も実施したが、ウラン核実験はしていない。これから1〜2年後、高濃縮ウランが増えれば核実験を実施する可能性を排除することができない。

2009.09.05 10:49:36
キム・ミンソク軍事専門記者 / 中央日報 Joins.com

http://japanese.joins.com/article/article.php?aid=120156&servcode=500§code=500

一口にプルトニウムと言っても放射性同位体による差から
単純に核兵器転用が可能か比較はできないが、
単位を揃えるだけで日本は北朝鮮の100倍ものプルトニウムを抽出していることになるねぇ(笑)


そして、原子力利用の透明性がもたらす違いとして、
不透明なだけでここまで差が付く例

北朝鮮のウラン濃縮表明、米「制裁を強力に実行」

 【ワシントン=弟子丸幸子】米国務省のケリー報道官は4日、北朝鮮が核関連活動の加速を示唆する書簡を国連安全保障理事会に送付したことを受け「北朝鮮の主張を非常に懸念している」と記者団に述べた。AFP通信によると、ギブズ米大統領報道官は「我々は国連安保理で決議した制裁を強力に実行し続ける」と語り、当面は制裁履行に全力を挙げる方針を強調した。

 ケリー報道官は「北朝鮮の主張は核関連物質を兵器化するのに近づいているというものだ」「いかなる核開発計画の進展も、我々は懸念する」などと指摘。北朝鮮が6カ国協議で確約した核放棄に取り組むよう改めて求めた。

 北朝鮮は3日の安保理への書簡で、ウラン濃縮実験に成功し、完了段階に入ったほか、核施設の再稼働で抽出したプルトニウムを兵器化しつつあると伝えた。ケリー報道官は安保理議長国として書簡を受け取ったことを認める一方、北朝鮮の主張の信ぴょう性に関しては「情報活動に立ち入ることになるため、コメントできない」と述べ、事実確認を避けた。(05日 11:46)

http://www.nikkei.co.jp/news/kaigai/20090905AT2M0501005092009.html

得るものよりも失うものの方が大きく、国益に反していると思うのはオジサンの気のせいか?


保有する核物質の量と世界トップレベルの各関連技術を擁した日本で反核団体が
非核三原則
 を、唱えるたびに
日本はいつでも核武装できるぞ!
 と、脅しに聞こえるから、
 反核団体を標榜する核武装推進派の過激な抗議活動と
 実態を知らない他国からは見られるだろうな。


そういえば反核を唱えてその実態が原子力発電すら否定する社民党は
31.8トンものプルトニウム
 の後処理をどうするつもりだろう?

燃えないゴミの日に出すつもりじゃないだろうなぁ?


原子力発電所の燃料としてプルトニウムは唯一の国産エネルギー資源。
ウラン原料は輸入品であるがゆえに原油同様価格変動が生じる「商品」であり、
安定した国内エネルギー資源として有効な代換品がないことは
昨年の原油価格高騰に伴う石油化成製品の一斉値上げの影響から容易に理解されることと思ったが、
社民党のオフィシャルページを見る限り上っ面しか見ていないことがよく判る。

オジサンが知る限り、
放射性物質として半減期の長さは人類史を越え、それ自体が人体に強い毒性を持つ厄介な物質と、
日本で可能なプルトニウムの処分方法は実用化されたMOX燃料として消費する以外にないわけだが、
一体原子炉で燃やし続けたとして何年分の量になるんだ?

プルトニウム自体は国産燃料だが、燃料の元となるウランは輸入品、
使用期間が長いだけで有限の資源であることに変わりなく、
次世代エネルギーの開発まで場つなぎを果せるか!?
これって電気代に直結する問題なんで他人事じゃないんだよね。

プルサーマル計画、目標達成時期を5年先送り

 電気事業連合会は12日、使用済み核燃料を原子力発電所の燃料として再利用するプルサーマル計画について、平成22年度までに全国16〜18基で実施するとしていた目標を、5年先送りすることを決めたと発表した。プルサーマルを実施するために必要な国の許可や地元了解が得られていない原発があるなど従来の目標達成は困難になっており、見直しを進めていた。

 電事連がプルサーマル計画を見直すのは平成9年に計画を打ち出して以来初めて。同日開いた電力各社の社長で構成する「プルサーマル推進連絡協議会」で達成時期の先送りを決めた。16〜18基の実施基数の目標は維持した。

 九州、四国、中部の3電力はすでにプルサーマル用のプルトニウム・ウラン混合酸化物(MOX)燃料の搬入を終えており、今秋から来年にかけて実施する。具体的な開始時期が決まっていなかった8電力は、青森県六ケ所村にあるMOX燃料加工工場が操業を始める27年度までの実施を目指す。

 同日、記者会見した電事連の森詳介会長は「原発でのトラブルや不祥事で地元の信頼を欠いたことが、目標を達成できなかった大きな部分を占めた」と指摘。そのうえで、「資源の乏しいわが国がエネルギーを安定的に確保していくには核燃料サイクルは不可欠」と強調し、「プルサーマルの実現に向けた決意にいささかも変わりはない。見直した計画を何としても達成する」と語った。
2009.6.12 15:36

http://sankei.jp.msn.com/life/environment/090612/env0906121537000-n1.htm

プルサーマル目標、5年延期=地元交渉進まず−電事連

 使用済み核燃料を既存の原発で再利用するプルサーマル計画の見直しを検討していた電気事業連合会は12日、原発16〜18基で実施するとしていた目標の達成時期を従来の2010年度から5年延期する、と発表した。
 プルサーマルは使用済み核燃料から取り出したプルトニウムをウランと混ぜた混合化合物(MOX)燃料に加工して原発で再利用するもの。青森県六カ所村にある日本原燃のMOX燃料製造工場の稼働開始が12年から15年に遅れる見通しのため、この時期に合わせた。
 プルサーマルをめぐっては、東京電力の原発事故隠しや関西電力のデータ改ざん問題で、業界への不信感が高まり、各電力会社の地元交渉が難航。1997年に策定した計画は、事実上実現不可能となっていた。
(2009/06/12-16:57)

http://www.jiji.com/jc/c?g=eco_30&k=2009061200752

う〜ん…この反対はある意味正論だから
失った信用を取り戻す難しさ
ってやつなんだろうなぁ…


当然、国内で困るところも出てくるわけで

プルサーマル先送り 青森県知事「遺憾」

 三村申吾青森県知事は12日、プルサーマル計画の5年先送りを説明に来た電気事業連合会(東京)の森本宜久副会長に「再三再四、計画実現を要請してきた。計画が遅れる事態は誠に遺憾」と怒りをあらわにした。

 青森県六ケ所村の使用済み核燃料再処理工場には精製したプルトニウムが既に2トン余りあり、三村知事は「核の平和利用にプルサーマルの実施体制の確立は不可欠。一層の努力を強く要請したい」とも述べた。

 これに対し森本副会長は「大変申し訳ない。決意新たに実現に向け取り組みたい」と謝罪した。

 青森県は同日、核燃料サイクル政策についての考え方を国と県が再確認するための協議会の開催を国に要請した。
2009.6.12 19:21

http://sankei.jp.msn.com/life/environment/090612/env0906121921004-n1.htm

精製したプルトニウムが既に2トン余り???
原爆いくつ分って表現はしないんだね(笑)

どうすんだよ、そんなに余らせて消費できない状態って…

原子炉用再生燃料 2


主張は大切だけど、
まずは運ばれるものが何か考えてもらいたい。

加工済み燃料の形とは言え核関連施設以外を大量のプルトニウムが移動するってことは
移動経路を明らかにすることが
テロリストに奪ってください
と言っているようなもので、
その危険性を抜きに主観の酷い偏った報道の在り方には今更呆れる他ない。
運んでいるの物が奪われる危険性という視点で見れば、
日本銀行へ回収される使い古しの紙幣を載せた現金輸送車の移動経路を明らかにするようなもので、
奪われた後のことを考えれば現金の方がよほど安全なぐらいのシロモノである。

輸送時に報道陣が集まり抗議活動を行なえたということは事前に説明が行なわれたと言うことであり、
正直テロリストが強奪に現れなかったことを安堵している。


日本政府の原子力政策はかなりのほころびが見られるものの、
元々の計画が技術的な問題が起きた場合の解決に時間が掛かることを加味することなく全てが計画通り進む前提であり、いまだ最終処分場も決まらず出口のない状態にあるほとんどの理由は人因的問題ではないか?
原子力発電と言う手に余る巨大なエネルギーに対して払うべきコストの大きさは
動かしてみなければ判らなかった面の方が大きく、
原子力発電を完全に止められない現実とどう向かい合うか?と言うレベルで語ってもらいたい。

電力供給の3割を占める原子力発電を抜きに現代社会で残り7割の自然科学エネルギーに頼ることは相対的に火力発電に多くを依存することとなり、二酸化炭素排出量の面から使用が制限されれば容易に真夏の停電を覚悟しなければならなくなる。
それともクリーンな水力発電に頼り、新たなダムを建設して、
極論すれば最終手段とされた尾瀬ヶ原を潰すダム湖を造ってでも
電力を確保することを肯定するのか?と。

極端な話であることは判っている。
しかし、そのレベルにまで今の日本社会が原子力発電によって供給される電力に頼り、
そうした現実を無視した個別の話でないことを認識しないと、
初期の計画になかったMOX燃料などと言う代案の意義も判らないものとなる。

記事の中にあるとおり日本が保有するプルトニウムの備蓄量は40トン以上、
核実験で問題となっている北朝鮮が抽出したであろうプルトニウムの推定総量の軽く数百倍、
その処分方法として原子炉燃料へリサイクルすることなど初期の原子力計画にはなく、
核廃棄物の問題も含めて原子炉を動かした後に判ったことである。

記者の知識不足からか、
運転するほどに燃料プルトニウムが増える高速増殖炉のために備蓄された以上に余っているのが現況であり、
高速増殖炉そのものは今すぐに必要なものではなく、
燃料プルトニウムが余っている状態で急ぐ必要はなくとも将来技術として育てる分野ではないか?

その一方で余剰在庫をMOX燃料として消費することを決めた辺りは
原子力行政が柔軟に対応したものとオジサンは評価している。

MOX燃料の生産が取り上げられた当時、世界的にウラン価格は低く、割高な原子炉廃棄物のリサイクル処理を行なう必要に疑問の声も上がったが、MOX燃料を原子炉へ運び込んでいる現在では資源ナショナリズムの波を被ってウランが安価に安定供給されるか疑問の出る状況へ環境が激変している。

エネルギー安全保障と言われてもオジサンにはピンと来ないが、
価格が左右されやすい商品を燃料とした代償として被る負担は
柏崎刈谷原発の運転停止に伴い
不足する電力を補う代換運転を行なった火力発電所で
消費される燃料価格が世界的原油価格の高騰を受けて
「燃料調整費」として家計を直撃した
記憶もまだ新しく、
生活に直結した問題であることを実感するには充分な経験ではないだろうか?

同じことを原子力発電でも生じる可能性があったわけで、
当初は割高なMOX燃料も環境の著しい変化の中で安定した価格提供と言う形となって還元されることになれば、多少の綻びはあっても長期戦略から安定したエネルギー供給を行なう原子力政策と評価していいと思う。

現状原子力発電所に代わるエネルギー供給源が同等以上に問題を抱えている以上、
オジサンは日本政府の原子力政策に関して肯定の立場を採る。
将来へツケ回しと言われればそうだが、少しでもツケを減らす意味でMOX燃料は意義がある。


反対派は何を反対しているのか他紙も含めて明確になっていない。
説明責任と言う言葉だけが独り歩きしているが、
何を説明してもらいたいのか
その主旨が欠けている。

MOX燃料に関しては原子炉を運転する時間と共に生成されるプルトニウム廃棄物をウラン燃料に混ぜて原子炉内で燃やしやすい形へ調整したものに過ぎず、原子力で燃やす限り必ず発生するプルトニウムの処理問題に対して完全な形の処理方法ではないものの、蓄積保管するよりも積極的な消費による処分を選んだひとつの答えだと思っている。
そして燃料を交換して使い続けられる限り管理された施設として原子力発電所は一定の安全性を保たれ、
廃止されて放置されるよりも遥かに安全な状態
に置かれると見ている。

もっとも、ヒトのやることである以上、信用しているわけではない。
許容できる範囲に収まっているか?
というレベルの話で、
知識を持つことで不安を解消しているに過ぎず、
大きな事故が起きれば相応の被害を受ける覚悟しているに過ぎない。

事故発生時の対応、被災後の対応、そうしたものの説明という点では全く受けた記憶がなく、
原子力に対する技術的な理解と大きくはなれたところで原子力に携わるヒトの側に問題があるのではないだろうか?
と、推測してみるが、正直よく判らない。

事業者と地域住民の信頼関係に関わることならオジサンがとやかく言うことではないだろう。


どうにかしなければならない問題として
よくぞ40トン以上のプルトニウムを貯め込んだものだ!
これで核兵器を持っていないことの方が世界の不思議だろうな(笑)

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