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地道な努力の賜物を記者は激しく勘違いしている感があるな。 【ドラマ・企業攻防】“日の丸トレイン”欧州へGo! 日立、ビッグ3に挑む 日立製作所が欧州の高速鉄道ビジネスで奮闘している。英国で総額1兆円のビッグプロジェクトを内定し、その実績を引っさげ、欧州大陸に乗り込む。待ち構えるのは、独シーメンス、仏アルストム、独に鉄道事業の本拠地を置くカナダのボンバルディアのビッグ3だ。“日の丸トレイン”は、その牙城(がじよう)に風穴を開けることができるのか。
英国の鉄オタも虜 昨年12月13日、ロンドン中心部のセント・パンクラス駅。ゴードン・ブラウン英首相も見守るなか、日立の「クラス395」が、さっそう走り抜けた。 鉄道発祥の地に日本の車両が納入されるのは初の快挙だ。立ち会った日立の庄山悦彦相談役は、確固たる手応えに破顔した。 「ジャベリン(投げやり)」の愛称を持つ日立の車両が走るのは、ロンドンと英仏海峡トンネルの入り口のアシュフォードを結ぶ「海峡連絡線(CTRL)」。最高時速225キロを誇り、所要時間を約90分から半分以下の37分に短縮した。 「速いのに静かだ!」「英国で初の高速鉄道だ!」 英国の“鉄オタ(鉄道オタク)”もとりこにし、インターネット上の動画投稿サイトには、その雄姿が称賛のコメントとともに次々とアップされた。 納期への使命感 「英国ではあり得ないことをやってしまった」。日立の川村隆会長は、初納入をこう振り返る。 英国ではそれまで車両の納期遅れは当たり前のことだった。だが、日立は納期の半年前に乗客を乗せた試走を始めるなど、日本の運行ダイヤのように遅れることなく、英国業界を「納期を守った初のケース」と驚愕(きようがく)させた。 日立が初めて英国に駐在員を派遣したのは平成11年。約20年前の鉄道民営化以降、投資負担を抑えるため、車両の更新が手控えられてきた結果、老朽化が進んでおり、ビジネスチャンスは大きい。ビッグ3が牛耳ってはいたが、英国メーカーはなく、参入障壁も低いと考えた。 12、13年に参加した入札に連敗し、実車の姿すら見えない「ペーパートレイン」とまで揶揄(やゆ)された。だが、英国の独自規格に対応するための地道な実証実験などを繰り返して信用を構築。17年にシーメンス・ボンバルディア連合を抑え、CTRLの受注を勝ち取った。 さらに昨年、ロンドン−エディンバラなどを結ぶ都市間高速鉄道の車両を最大1400両更新する1兆円の「IEP」プロジェクトでも、ビッグ3と渡り合って優先交渉権を獲得した。 6月の総選挙を控え、英運輸省の政治判断で正式契約は先送りになったが、ひっくり返る可能性はほとんどないという。 「納期を守るという、日本メーカーに刻み込まれた使命感が評価された」 鉄道を含むインフラ事業を担当する鈴木学執行役常務は胸を張る。 アドニス英運輸相が先月表明したロンドンと主要都市を時速400キロで結ぶ総額4兆円の英国版新幹線建設計画にも、「日本の技術が生かせる」(関係者)と意欲をみせる。 総合力で見劣り だが、英国の次に狙う欧州大陸は、まさにビッグ3の牙城で、壁は高い。 世界市場でビッグ3は各16〜20%のシェアを持ち、合計で過半を握る。これに対し、日立は「数%」(同社広報)にすぎない。鉄道事業の売上高は、日立の1767億円に対し、3社はいずれも5000億円を大きく超える。 鈴木氏も「互角に戦える技術力はあるが、残念ながら人員や資金ではかなわない」と力の差を認める。 最大の課題は総合力だ。日本では鉄道事業者の発注に従い車両や制御システム、信号などをそれぞれのメーカーが納入する分業スタイル。「単なるサプライヤー(部品提供者)の歴史が長かった」(鈴木氏)。 対するビッグ3は一括で受注し、保守点検まで手がける「垂直統合型」のビジネスモデルだ。鉄道建設計画にまで踏み込んだコンサルティングやアフターサービスの提供力は大きく見劣りする。CTRLで初の保守業務も手がけ、ノウハウの蓄積を急ぐ。 日立は先月、5年後に鉄道事業の売上高を倍の3500億円に拡大する計画を打ち出した。IEPの受注が正式に決まれば、国内最大の工場と同水準の生産能力を持つ工場を英国に建設し、欧州開拓の拠点とする計画だ。 「日本流のきめ細かさは武器になる」(同社) 鉄道事業者の多様なニーズに応える技術力や納期の絶対厳守を前面に打ち出し、英国以外でも、ビッグ3を打ち破る構えだ。(森川潤) 2010.4.10 18:00 http://sankei.jp.msn.com/economy/business/100410/biz1004101803007-n1.htm http://sankei.jp.msn.com/economy/business/100410/biz1004101803007-n2.htm http://sankei.jp.msn.com/economy/business/100410/biz1004101803007-n3.htm 外相がセールスマンになって国家が売り込む相手と一企業を同列に扱うのはいかがなものかと。 しかも仏独は地元の地の利が極めて強く、そんな簡単な話ではない。 1つの成功で勝ち戦を意識した瞬間負けるぞ。 |
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高速鉄道に対する考え方の違いはあっても、スジは通しているんだよな… JR東海会長の「中国高速鉄道批判」に、中国の専門家が反発 時速350キロメートルに続き、年内には時速380キロメートルの超高速列車の運行が予定されている中国の高速鉄道開発に対して、JR東海の葛西敬之会長がその安全性を非難するコメントを発表したことが伝えられたが、中国の鉄道関係者が反発している。
中国の経済系メディア、毎日経済新聞は葛西会長が英・フィナンシャルタイムズ紙に対して語ったコメントを、「安全性ギリギリのところでやっている」「日本では絶対にやらない」として引用(松本正之社長のコメントとして報道)した上で、中国工程院(中国国内最高峰のアカデミー機関)の専門家による見解を掲載した。 中国工程院の王夢恕会員は、「時速350キロはあくまで最高速度であり、実際はほとんどがその7〜8割の速度で運転されている。高速鉄道の安全性はインフラやレールなどの設計が問題になるのであって、スピードで安全性は判断できない。我が国は時速350キロ以上の高速鉄道技術の開発能力を持っており、安全性は保障されている」と語った。 また、高速鉄道の製造メーカーの責任者は、日本の新幹線軌道のカーブ半径が4500メートルであるのに対し、中国では最低7500メートル、ほとんどが9000メートルとなっていることを指摘し、「日本より速度が上がったとしても、安全性の低下にはつながらない」とした。 そのほか、中国高速鉄道は建設・営業コストや企業の資金力といった面で日本の新幹線より優位に立っており、国際競争で苦境に立たされている日本が、島国特有の危機意識の高さも相まってこのような疑問を持つのは不思議なことではない、という「余裕」のコメントも見られた。 ただ、報道を読んだネットユーザーのコメントには、「日本の発言には悪意が感じられるものの、我々も『島国』なみの危機意識を持つべきではないか」という意見が少なからずみられ、中国の高速鉄道に対して一抹の不安を抱える人々の存在も明らかとなった。(編集担当:柳川俊之) http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2010&d=0407&f=national_0407_026.shtml >時速350キロはあくまで最高速度であり、 >実際はほとんどがその7〜8割の速度で運転されている。 え〜っと、7割で245km/h、8割で280km/h、 常用300km/h以下ってことですか? 今回噛み付いた相手がJR東海だから東海道新幹線を念頭に置くと 東海道新幹線の場合は曲線半径2500メートルが随所にありながら そこを営業最高速度270km/hで走らせられる新車を入れて 7〜8割の区間を最高速度で走らせるのだが… 表定速度は似たようなものになると言うことじゃないか!? ま、いいか。 >高速鉄道の安全性はインフラやレールなどの設計が問題になるのであって、 >スピードで安全性は判断できない。 1964年に世界初の高速列車専用鉄道を開業させて以来 45年間に及ぶ運行実績を積み重ねてきた新幹線システムに 輸入品で実用化した国が何を言っても説得力がありません。
鉄道模型で自由に曲がるフレキシブル線路を敷いたことのあるオジサンの経験から 直線を一直線に敷くよりも広い半径を一定に維持した曲線を敷く方が難しく、 室温程度の変化でも伸び縮みするレールの歪みに苦しめられたものだが… まるで造りっぱなしのような発言で保線技術が抜け落ちていることに強い危機感を感じる。 事故が起きないと判らないのかな? |
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既に実績があるとはいえ感慨深いもので 日立 欧州鉄道じわり浸透 英で1兆円 来年早々にも受注英国の高速鉄道「CTRL」で疾走する日立の395系車両(ブルームバーグ) 日立製作所は29日、英国運輸省と英高速鉄道の車両更新プロジェクトで、来年早々にも正式契約する見通しとなったことを明らかにした。受注総額は最大で1兆円規模とみられる。英国での実績を弾みに、ロシアやスペインなど欧州での鉄道事業を強化する。海外では輸送手段に自動車や航空機に代わり、環境付加の低い鉄道を導入する動きが広がっている。日本企業では日立以外に東芝や川崎重工業なども海外での事業展開を加速させている。 日立が受注するのは、英国運輸省の車両更新計画「インターシティ・エクスプレス・プログラム」。車両1400台の製造と運行システムの開発や保守などを請け負う。同社は2月に優先交渉権を獲得し、正式契約に向け協議を続けており、保守・点検期間など複数の項目で大筋合意したもようだ。 英国では今月13日に日立が製造した車両を使用した高速新線(CTRL)が首都ロンドンから東南部で運行を開始。鉄道発祥の地である英国で日本メーカーの車両が運行するのは初めて。日立が納入したのは軽量アルミ製車両で、これまで83分かかった区間を37分と半分以下に短縮した。燃費面でも優れているといい、「欧州各国で評価されている」(幹部)。 日立は今後、鉄道網の老朽化が進む欧州各国で市場開拓を進める。来年にもスペインやロシアで計画されている鉄道プロジェクトの詳細を現地で調べる。カナダの車両メーカー、ボンバルディアとともに“鉄道ビッグ3”と呼ばれる独シーメンスや仏アルストムなどの本拠地であるドイツ、フランスは参入障壁が高いことから、周辺国から攻めていく。車両製造のほか、電車の制御装置やキップの自動販売システムなど関連設備にも広げ、事業を拡大していく。 中国やインドなどの新興国では、社会インフラ整備の一環として高速鉄道を用いた交通網の整備が進んでおり、先進国でも環境対応面から鉄道を導入する機運が高まっている。米国のオバマ政権は今後5年間で 130億ドル(約1兆1000億円)を投入して大都市間をつなぐ大規模な高速鉄道整備計画を打ち出した。 こうした動きを受けて、三菱電機は15年に海外での鉄道事業の売り上げ高を現在の2倍となる 800億円に、川崎重工は米国の郊外都市向け路面電車を開発し、14年までに 400編成分の車両受注を目指している。(森川潤) 2009.12.30 05:00 http://www.sankeibiz.jp/business/news/091230/bsb0912300501002-n1.htm 日立が英高速鉄道車両を1兆円で受注へ 年明けにも最終契約 日立製作所は29日、英国の高速鉄道に新型車両を導入するプロジェクトで、同国運輸省と年明けにも最終受注契約を結ぶことを明らかにした。受注総額は最大1兆円に上る。日立では、鉄道発祥の同国での大型受注を弾みにロシアやスペインなど欧州各国で売り込みをかける。飛行機や自動車よりも地球環境への負荷が小さい鉄道の需要が世界的に高まっており、日立のほか、三菱電機や川崎重工など優れた技術を持つ“日本の電車”のビジネスチャンスが広がっている。
日立が受注するのは、英運輸省の「インターシティ・エクスプレス・プログラム」。英国では運輸省が窓口となり国内高速鉄道の車両の調達契約を結ぶ。計画では、ロンドンと北部のエディンバラや西海岸を走る複数の路線に順次、1400台の新型車両を導入していく。 日立は今年2月に優先交渉権を獲得し、正式契約に向け協議を続けてきた。契約では、新型車両の大半の製造と運行システムの開発などを受注する見通し。平成25年から数年かけて納入し、その後のメンテナンスも請け負う。 日立はこの計画とは別に、ロンドンとドーバー海峡に面したアシュフォードを結ぶ高速鉄道の車両を受注し、今月から新型車両が運行を始めている。 英国で日本メーカーの電車が走るのはこれが初めてという。日立が納入した軽量アルミ製車両は同区間の運行時間を従来の83分から半分以下に短縮した。省エネなど車両の性能に加え、短期間での納入などの実績が高く評価され、今回の大型受注につながった。 日立は今後、英国での実績をてこに、鉄道網の老朽化が進む欧州各国への進出を急ぎ、スペインやロシアで来年にも現地調査に乗り出す方針だ。 欧州では“鉄道ビッグ3”に入るシーメンスの本拠地であるドイツとアルストムがあるフランスは参入障壁が高いと判断。周辺国から開拓することにした。車両製造のほか、制御装置やキップの自動販売システムなど関連設備なども売り込んでいく考えだ。 海外では、中国やインドなどの新興国で高速鉄道のインフラ整備が進んでいるほか、欧米先進国でも環境対策から鉄道網を拡充する動きが広がっている。 海外メーカーを交えた受注合戦も激化しており、日立の大型受注は日本メーカーにとって大きな自信となりそうだ。 2009.12.30 00:24 http://sankei.jp.msn.com/economy/business/091230/biz0912300025000-n1.htm 日本の鉄道は英国の技術指導で始まった。 そして現在、日本から英国へ車両を輸出する。 師の国から認められたことを意味するだけに
これまで日本の鉄道で地道に積み重ねた努力に対する最高の賞賛であり、 それを認められる師の器の大きさに一層の精進を誓いたい。 |
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え〜っと…徐々に禁煙が広がった日本でも起こり得るケース!?? たばこの煙で2時間ストップ=中国版新幹線 【北京時事】最高時速350キロを売りに先週末に開業した中国の高速鉄道で29日、車内の乗客によるたばこの煙で機械故障が発生し、発車が2時間遅れた。広東省のニュースサイト・金羊網が31日までに伝えた。同鉄道は全車両が禁煙となっている。
高速鉄道は、これまで所要時間が約11時間だった同省広州と湖北省武漢を約3時間で結ぶ中国版新幹線。安全重視のため、トイレ内や車両連結部での喫煙でも自動停止システムが作動し、場合によっては設備故障に至るという。 (2009/12/31-11:32) http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2009123100106 開通したばかりの高速鉄道で故障発生、原因は乗客の喫煙−中国 12月26日に開通したばかりの武漢―広州間を結ぶ高速鉄道「CRH2型鉄道」で29日午後、設備故障が発生し、遅延する事故が発生した。鉄道部門が調査したところ、故障の原因は車内で乗客が喫煙したことによって安全装置が作動したためだった。武漢晩報が伝えた。
事故の発生後、鉄道部門は乗客に対し、「全車両が禁煙であり、たとえデッキやトイレであっても喫煙してはいけない」と伝え、ほかの乗客たちが安全に高速鉄道を利用できるよう、車内で喫煙しないよう呼びかけたという。 この事故によって3時間の遅れが出たほか、発車を待つ乗客たちは車内に閉じ込められたままになった。乗客の一人は、「急いでいたからこそ高速鉄道を利用したのに」と語っているほか、数千人の利用客に影響が出たと見られている。 この事故に対し、中国のネット上では「タバコを吸えば警報装置が作動するのは常識ではないか。警報装置が作動すれば運行できるわけがないだろう」、「おならで警報装置は作動するの?」、「高速鉄道は謝罪すべきだ」、「乗客のタバコが原因だったというのは言い訳であり、責任のなすりつけだ。これくらいのことを前もって予測できなかったのか」などの意見が寄せられている。 武漢―広州間を結ぶ高速鉄道「CRH2型鉄道」は、26日に開通したばかりの路線であり、日本の川崎重工業から購入した高速鉄道車両だ。中国では鉄道の高速化にあたり、まず国外から車両を導入し、自らの技術を追加する方式で、開発を進めている。中国メディアは「わが国が開発した高速車両」と紹介することが一般的だ。(編集担当:畠山栄) http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2009&d=1230&f=national_1230_019.shtml 中国の世界最速鉄道、タバコの煙で発車直後に急停止【12月31日 AFP】世界最速時速350キロの営業運転速度で走る、26日に開業したばかりの中国の高速鉄道が、乗客の喫煙が原因で発車直後に急停止する事態が起きた。
中国南部の主要都市、広州(Guangzhou)と中部の武漢(Wuhan)の間を結ぶ高速鉄道のトイレで29日、乗客の男性がタバコに火をつけたところ、煙に火災警報装置が反応した。 翌日の国営新華社(Xinhua)通信によると、まだ列車は広州駅内にいたため停止し、安全確認の末、2時間半後に無事発車した。ほかの列車数本の運行にも遅れが生じた。タバコを吸った乗客は、警報装置が鳴る前にいなくなっていた。 同高速鉄道を運行している広州鉄路集団公司(Guangzhou Railway Group Corporation)の広報は「広州-武漢高速鉄道の車内で喫煙は厳重に禁じられている。たばこをつければ警報装置が反応するだけでなく、機器や装置に実際に支障が生じかねない」と語った。 この高速鉄道は、従来7時間30分以上かかっていた武漢と広州間1069キロを3時間で結び、所要時間を大幅に短縮した。中国政府はさらに広州から北京(Beijing)まで鉄道網を拡張する計画だ。 2009年12月31日 14:46 発信地:北京/中国 http://www.afpbb.com/article/disaster-accidents-crime/accidents/2678609/5105254 初期故障とは微妙に異なるものの、 安全装置が正常に働いているから これはこれでいいのか? しかし、同一事件か、個別の事件か、判断がつかないな… ともあれサーチナの記事は記者が書き加えたのだろうか、皮肉が効いている。 >中国メディアは「わが国が開発した高速車両」と紹介する >高速鉄道「CRH2型鉄道」で29日午後、設備故障が発生し、遅延する事故が発生した。 同路線ではCRH3が350km/h運転を行っているわけで…
日本から導入したCRH2が悪い印象を植え付けることに抜かりがなく、 予想通り『事故が起これば日本の責任』へ誘導する報道が行われているようだ。 |
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意外と言うか、まともな対応を採っているようだが… 中国の高速鉄道「武広線」を全面密閉、警官1000人単位で監視 広州日報によると、12月中に開業が予定されている中国の高速鉄道線「武広線」は、線路内などへの違法立ち入りを防ぐために高さ1.8メートルのフェンスで敷地を囲むだけでなく、1キロメートル当たり2人の警察官を配置し、「全面密閉・徹底監視」体制を採用する。
武広線は武漢(湖北省)と広州(広東省)を995キロメートル結ぶ高速鉄道線で、営業最高時速は350キロメートル。武漢・広州の所要時間はこれまでの11時間から4時間に短縮する。 中国の鉄道関係者は◆列車は最高で秒速約100メートル。近づくだけで、強風に巻き込まれる◆線路上に500グラムの物体を置くだけで、衝突時の衝撃力は500キログラム以上になり、列車転覆などをもたらす◆線路沿いに変電所まで引かれている電線には22万ボルトの電圧がかかっており、線路上方の架線は約3万ボルトで極めて危険――などを述べ、従来の鉄道線に比べ“次元の異なる”安全対策が必要と主張した。 武広線の警備では警察官が1000人単位が投入される。全天候型の監視カメラも導入す。 中国では高速鉄道に絡み、フェンスを乗り越えての敷地進入や物品放置だけでなく◆設備を破壊したり盗むこと◆周囲300メートル以内での風船や気球の使用◆施設近くでのごみの投棄や焚き火――などの禁止事項が定められている。 ********** ◆解説◆ 中国では鉄道の高速運転が始まってから日が浅く、沿線住民の理解度も低いとされる。高速道路でも1990年代、北京市近郊で住民がフェンスに穴を開けて「近道」を作り、横断中に自動車にひかれる事故が発生した。 日本では新幹線の開業にともない、1964(昭和39年)年に「新幹線特例法(新幹線鉄道における列車運行の安全を妨げる行為の処罰に関する特例法)」が定められた。同法は1900年(明治33年)の鉄道営業法に特例を追加する形で、「運行保安設備の破壊等の罪(第2条)」、「線路上に物件を置く等の罪(第3条)」、「列車に物件を投げる等の罪(第4条)」を盛り込んだ。(編集担当:如月隼人) 2009/12/01(火) 10:03 http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2009&d=1201&f=national_1201_007.shtml
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