電源用トンネルに損傷か=堤防に亀裂も−福島第1原発・東電福島第1原発事故で、2号機取水口付近のコンクリート製立て坑「ピット」から流出が続く高濃度の放射能汚染水について、東京電力は4日、水が通る電源ケーブル用トンネルに何らかの損傷があり、そこから漏れた水が管路下の石層に伝わって流出につながった可能性があることを明らかにした。同社は、トンネルの状況などをさらに詳しく調べ、流出経路の特定を進める。 また、経済産業省原子力安全・保安院によると、第1原発の取水路と海側を隔てる堤防に亀裂があることも判明。亀裂から汚染水が漏れている可能性もあるといい、東電は亀裂付近と2号機取水口の2カ所でカーテン状の「シルトフェンス」を張り巡らし、汚染水の拡散を防ぐ方向で準備を進めている。 東電は当初、問題の汚染水は電源ケーブル用トンネルから管路を経てピットに流れたとみて調査。裏付けのため4日朝、乳白色粉末をトンネルにつながる立て坑から入れ、経路を確認しようとしたが、色付きの汚染水は流れ出なかった。 一方、管路の下には、石を砕いて固めた厚さ約20センチの石層が存在。東電は、トンネルに損傷が生じて汚染水が漏れ、この石層を通じて海へ流出した可能性もあるとみて調べている。石層と流出口はほぼ同じ高度にある。 東電は3日、汚染水流出を食い止めるため、トンネルと管路の境界に吸水ポリマーなどを投入。汚染水流出がトンネルから管路経由とすれば一定の効果が見込めたが、流出量の変化はみられなかった。この結果も、汚染水が石層から流出している可能性を示すという。 (2011/04/04-20:36) http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&k=2011040400501 汚染水漏出は深刻、遮断の見通し立たない…東電高濃度の放射性物質を含む汚染水の流出を防ぐ止水作戦。 紙おむつなどに使われる高分子吸水材やおがくず、新聞紙を投入したが福島第一原子力発電所2号機の取水口近くの立て坑の亀裂から海への漏出を止めることはできなかった。 「深刻な事態。一刻も早く放出を食い止めたいが、見通しは立たない」。東京電力の松本純一・原子力立地本部長代理は3日夕の記者会見で硬い表情で語った。 今回の作戦は立て坑につながる電源ケーブル用のトンネルのすき間を高分子吸水材で埋めて、立て坑への汚染水の供給を断つ計画。高分子吸水材は水を吸って約20倍に膨張する。前日に、コンクリートを流し込んで亀裂を塞ごうとしたが、水量が多すぎて固まらなかったため作戦変更した。 (2011年4月4日07時33分 読売新聞) http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20110404-OYT1T00094.htm
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東京電力原発事故
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東電、津波被害再評価後回しで間に合わず 東海第2と明暗 東京電力福島第1原子力発電所事故で、東電は平成21年から津波による被害の再評価を進めていながら、結果的に3月11日の震災に間に合わなかった。18年に国の耐震指針が改定されたのを受け、揺れに対する設備の耐震性の評価と対策を先に進め、津波対策は後回しになっていたためだ。同原発1〜4号機は、約14メートルの津波で非常用発電機が水没しすべて使えなくなり、冷却機能が失われ、深刻な危機を招いた。
一方、日本原子力発電の東海第2原発(茨城県東海村)では、再評価と同時に冷却用設備に防護壁を設置するなどの対策を行い、冷却機能の喪失を免れ、明暗を分けた。関係者からは「タイミング的に残念な結果になった」(経済産業省原子力安全・保安院)と悔いる声が出ている。 国の原子力安全委員会は、12年10月に起きた鳥取県西部地震の揺れが従来の耐震性の想定を超えたため、18年9月に「耐震設計審査指針」を改定し、耐震基準を強化。津波についても「極めてまれだが発生する可能性があると想定される」レベルに備えるよう定めた。 改定に基づく保安院の指示を受け、東電も含む電力各社はすべての原発の安全性の再評価に着手。ただ、保安院の審査は、施設の耐震性の評価・対策を先に行い、その後に津波対策を講じる手順になった。 しかも東電は19年7月に起きた新潟県中越沖地震で柏崎刈羽原発が、設計想定を上回る揺れに見舞われ、建屋の破損などで運転停止に追い込まれた。このため、同地震の揺れを考慮した耐震強化を行い、21年にようやく保安院からの了承を得て、その後に津波被害の再評価に入っていた。 福島第1原発は建設当時、昭和35年のチリ地震による津波を考慮し、3.1メートルの津波を想定。さらに土木学会が14年に出した指針に基づき、最大5.7メートルに引き上げた。ただ、冷却用の海水を循環させるポンプなどが「ほぼむき出しの状態」(東電)で設置されるなど、津波に対する防備の甘さを指摘する声があったが、審査の長期化もあり、震災まで対策がとられることはなかった。 これに対し、東海第2原発では、再評価と同時に茨城県が19年10月に出した「津波浸水想定」に基づき対策を実施。冷却用海水ポンプを守るため、従来あった3.3メートルの防護壁に加え、昨年9月に取り囲むように側面にも2.8メートルの壁を設けた。同原発に押し寄せた津波は5メートルと福島第1の半分以下だったこともあるが、ポンプや電源は一部浸水しただけで、冷却を継続できた。 同社では「厳しい基準に合わせ、先に対策を取ったことが功を奏した」と話している。 2011.4.3 20:13 http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/110403/dst11040320160040-n1.htm http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/110403/dst11040320160040-n2.htm
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福島第一原発 2号機 放射線1000ミリシーベルト超 東日本大震災で被災した福島第一原発の事故で、東京電力は二十七日、2号機タービン建屋地下のたまり水の表面から、毎時一〇〇〇ミリシーベルト超の極めて高い放射線量を測定した、と発表した。三十分浴びるだけで体内のリンパ球が減少し、三時間以上で50%が死亡するとされる量で、事故後に測定した線量の中では最大。線量計が振り切れて測定を中断したため、さらに高い線量になる見込みだ。
経済産業省原子力安全・保安院は原子炉から漏れ出た可能性が高いとしており、場所の特定を急いでいる。深刻な原発危機を脱却する復旧作業は一段と難しさを増してきた。 高濃度の放射性物質を含むたまり水は作業員三人が被ばくした3号機や、1号機のタービン建屋でも見つかっている。 2号機のたまり水について、東電は昼ごろ放射性物質のヨウ素134が運転中の原子炉の水と比べ一千万倍の濃度だったと発表。ところが、二十八日未明の会見で検出したのはヨウ素ではなく、セシウム134で、十万倍の濃度に訂正した。 2号機は十四日、原子炉内の水位が低下して高温の核燃料がすべて露出する「空だき」状態になり、核燃料の破損が指摘されていた。 東電も「燃料の数%から数十%が破損していると解釈できる」と認めている。 2号機は十五日、原子炉格納容器内につながる圧力抑制室で爆発音があり、損傷した疑いも出ている。専門家は破損した燃料から高濃度の放射性物質が漏れ、抑制室の亀裂などを通って格納容器の外に出た可能性を指摘している。 東電は「原子炉周りの圧力や水位などから、炉内の放射性物質が大量に格納容器の外に出ている状況はない」と話している。 一方、第一原発の放水口近くの海水から濃度限度の約千二百五十倍の放射性ヨウ素131が検出された問題で、保安院は、同約千八百五十倍の放射性ヨウ素131を二十六日にも検出したと発表。海で拡散されるため「健康への影響はない」としている。 (東京新聞) 2011年3月28日 07時12分 http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2011032890071245.html
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建屋外も1000ミリシーベルト以上=地下トンネルに汚染水−福島第1原発・東電 東日本大震災で危機的状況が続く福島第1原発(福島県大熊町、双葉町)で、東京電力は28日、2号機タービン建屋地下から建屋外にケーブルなどを通すトンネルと立て坑にたまった水から、毎時1000ミリシーベルト以上の強い放射線を観測したと発表した。同建屋地下1階の水たまりからも、同1000ミリシーベルト以上の放射線が観測されており、同社は関連を調べる。
水中の放射能濃度の測定結果は明らかにされていない。地下トンネルは海にはつながっていないが、同社は漏れ出た可能性があるか調べている。 東電によると、放射線が観測されたのはトレンチと呼ばれるケーブルや配管貫通用の地下トンネル。27日午後、地上からトンネルに通じる立て坑(深さ約15.9メートル)を調べたところ、地上から約1メートルのところまで水がたまっており、水の表面から強い放射線が観測された。立て坑の場所は放射線管理区域外。 また、1号機タービン建屋の地下トンネルにたまった水の表面からは、毎時0.4ミリシーベルトの放射線を検出。3号機では、がれきが障害となり測定できなかった。 東電は28日、タービン建屋地下にある高濃度の放射性物質を含む水たまりの排水作業を続行。1号機では27日に排水ポンプを3系統に増強し、2、3号機も排水先の準備を行った。 水たまりに含まれる放射性のヨウ素やセシウムは核燃料棒内の核分裂生成物とみられ、以前に燃料棒が損傷した際に炉内の水に出たと考えられる。東電はこの水が漏れて隣のタービン建屋地下に流れたとみて、漏れる量を抑えるため、圧力容器への注水量を減らす措置に踏み切った。 (2011/03/28-18:56) http://www.jiji.com/jc/eqa?g=eqa&k=2011032800720 福島原発、汚染水をポンプで除去 原子炉冷却も継続 東日本大震災による福島第1原発事故で、東京電力は28日午後、1号機タービン建屋地下にたまっている高濃度の放射性物質を含む水をポンプで除去して復水器に回収する一方、原子炉の冷却機能を回復させるための作業を続けた。
2号機では、溶融した燃料に触れた水が外部に漏れた可能性が指摘されている。2、3号機は復水器が満水の状態。東電は汚染した水を入れるため、復水器内の水を別のタンクに移す方法を検討している。タービン建屋には原子炉の冷却機能にかかわる電気設備が集中しており、水の除去が大きな課題となる。 原子炉を冷やす目的で真水を注入しているポンプを、外部電源で動かすための作業も続く。2号機はすでに消防ポンプから仮設の電動ポンプに切り替え、1、3号機の作業も進める。三つのポンプを一度に操作できる装置の設置や、非常用電源から切り替えるための準備工事も進めた。 枝野幸男官房長官は記者会見で「当面は今のやり方で原子炉や燃料プールを冷やし続けることは可能だ」と述べた。 2、3、4号機の使用済み燃料プールには29日にも、配管を通じて真水を注入する。計測装置の駆動や4号機の中央制御室の照明点灯も目指す。 2011/03/28 17:08 【共同通信】 http://www.47news.jp/CN/201103/CN2011032801000607.html
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福島4号機の燃料プールで爆発 2号機も格納容器に損傷 放射性物質が漏出か 東京電力の福島第1原子力発電所2号機の原子炉と、4号機の使用済み核燃料を貯蔵するプールで15日早朝、相次いで爆発が起きた。2号機では原子炉格納容器とつながっている「圧力抑制室」が損傷し、外部に放射性物質(放射能)が漏れ出した可能性がある。4号機のプールの水位が低下し、同燃料が露出し損傷していると外部に放射性物質が漏出する恐れがある。東電は爆発後、水があることは確認したが、水位は不明としている。
爆発後、施設周辺で異常に高い放射線量が計測された。東京都内で大気中からヨウ素やセシウムの放射性物質が検出されたほか、広範囲で通常の放射線量を上回った。菅直人首相は記者会見し、同原発から20キロ以内の住民の避難指示に加え、20〜30キロ以内で屋内退避を指示した。 第1原発3号機付近では1時間当たり400ミリシーベルトの放射線を計測した。人体に原因を与える年間限度量の約400倍で、14日に計測した最高値の3130マイクロシーベルト(約3ミリシーベルト)から桁違いに上昇した。枝野幸男官房長官は、「身体に影響を及ぼす可能性がある数値」と述べた。東電では14日に爆発した3号機の建屋の残骸が原因とみている。一方、4号機付近では100ミリシーベルトを計測した。 4号機は地震発生時は定期検査中で停止していたが、15日午前6時ごろに建屋で爆発が発生。同9時半ごろに火災を確認し、その後に自然鎮火した。建屋に8メートル四方の穴が2カ所に開いている。プールの水位が低下し燃料が露出して過熱し水素が発生し爆発した可能性がある。建屋と放射線を遮断する水以外に原子炉格納容器のような防護壁はない。 一方、2号機は14日に2度にわたり、冷却用水が失われ、4メートルの燃料棒がすべて露出。「空だき」で燃料の一部が溶ける炉心溶融の可能性があった。抑制室は格納容器内の圧力を下げるために蒸気を大気中に放出する際、放射性物質を吸収する役目がある。爆発後の注水で燃料棒の下から2・3メートルの水位を回復したとしている。 茨城県東海村で通常の100倍程度の5マイクロシーベルトを計測するなど各地で通常よりも上昇したが、人体に影響を与える数値ではない。 2011.3.15 21:00 http://sankei.jp.msn.com/economy/news/110315/biz11031521010040-n1.htm http://sankei.jp.msn.com/economy/news/110315/biz11031521010040-n2.htm 使用済み核燃料への対応急務 水位下がると危険な状態に 震災発生時に定期検査中で停止しており、安定しているとみられていた東京電力福島第1原子力発電所4号機の使用済み核燃料貯蔵プールで15日、水素爆発が起きた。同燃料の防護壁は破損した建屋と放射線を通さない水だけ。その水が失われると、過熱して溶融し、放射性物質(放射能)が漏れ出す恐れがある。各号機の建屋内には大量の同燃料が保管されており、新たな危機への対応が急務となっている。
爆発と火災が起きた4号機のプールには783本の燃料が保管されていた。建屋の5階部分にあり、通常は水を循環させ、水温を40度程度に維持している。しかし、震災後、循環のための電源が失われ、85度程度まで上昇し、水位も低下していたという。 爆発は、燃料棒が露出し、被覆管に蒸気が触れ、水素が発生して起きた可能性がある。水は、放射線を遮蔽するとともに燃料の持つ熱を冷ます効果があり、十分に水を張っていればプールサイドを人が歩いても問題ない。燃料棒の長さ4メートルに対し、プールは11メートル程度の深さで設計されている。燃料を底まで沈めて、クレーンを使って内部での入れ替え作業などをしても水面まで十分な水深を確保している。 貯蔵プールでは、水深を十分に保っておくことが不可欠で、水がなくなると、原子炉の格納容器のような防護壁はなく、極めて危険な状態になる。 一方で閉鎖された原子炉とは違い、水の再注入は容易とみられるが、危険な状態で近づけず、水があるのかどうかも確認できない状態が長時間続いている。 全国の原子力発電所では、使用済み核燃料を再利用するプルサーマルのために大量の使用済み燃料を保管している。 福島第1原発には、昨年3月末現在で1万149本(1755トン)、第2原発にも6122本(1063トン)がある。深刻な事態が続く、1〜3号機にも保管されている。 電気事業連合会によると、全国では計1万3530トン(平成21年9月末)あり、年900〜1000トンの使用済み核燃料が発生している。燃料は十分に冷やしたうえでキャスクと呼ばれる容器に入れて、再利用することになっている。しかし、プルサーマル計画の進行の遅れなどで、各発電所の貯蔵プールに、多くがそのままの状態で保管されている。 2011.3.15 21:24 http://sankei.jp.msn.com/economy/news/110315/biz11031521290042-n1.htm http://sankei.jp.msn.com/economy/news/110315/biz11031521290042-n2.htm
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