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今更だが、ZEPの再結成ライブのDVDを見た。
私が手に入れたものはほぼステージ正面からオーディエンスによって撮られたもの。映像がいいと評判のThird Eyeのものかどうは分からないが、多分同じ?でメンバーのアップこそないものの、Youtubeにあがっている細切れの映像と比べて格段に映像と音がよい。公式盤がでるまでの繋ぎとしては十分な出来だ。
通しで見ると最初の「Good Times Bad Times」はちょっとおっかなびっくり、3曲目の「Black Dog」から徐々に調子を上げてきて、「In My Time Of Dying」からは完全に本来のZeppelinとしてのグルーブが再現されていることが分かる。
「Dazed And Confused」ではペイジの最大の見せ場、ボウイング演奏があるのだがここでのファンの盛り上がりたるや凄い。聴衆から唸りのような歓声があがりそれに応えるようにペイジが弓でギターを弾く。ここに来ている観客は「これを見ずに死ねるか!」と思っている人たちばかりなのだろう。
照明がピラミッドのようにペイジを囲む。なかなかカッコイイ演出だ。
ボウイングが終わったらポンと無造作に弓を投げるとこなんて、全盛期のまんまだ。
「Stairway To Heaven」にはちょっとハラハラさせられた。この曲は久々の解禁ということもあり、彼らの緊張感がこちらにも伝わってくる。ソロも短めで終わりこちらも少しほっとした。
そして最後の曲「Kashimir」ではもうZeppelin完全復活と言っていいくらい安定している。ペイジが以前のようにステップを踏んだり、アクションが派手になっている。
アンコールの「Whole Lotta Love」、「Rock'n Roll」はもう凄い盛り上がり。「Whole Lotta Love」でペイジがタイミングをはかってステージ裾のスタッフにテルミンを要求する時の手つきには悩殺された。
「Rock'n Roll」では、ライブ前転びませんように、なんて祈っていたのがウソみたいに動き回っている。年齢に考慮してかさすがにいつもの大ジャンプはなくキックのみに終わったがジャンプしても多分大丈夫だっただろう。
そして最後にステージうしろに電光で「Led Zeppelin」の文字が浮かび上がる。
「Led Zeppelinはここにいる-。」彼らがこう言っているように見えた。
「Led Zeppelin」という言葉はなんてカッコイイのだ、と改めて思った。きっとカッコイイものにしか使っちゃいけない言葉なんだ。この日の彼らはまさに「Led Zeppelin」だった。
しかしつくづく感じることは解散して何十年も経ってから、まさかこんな日がくるとは思いもしなかったということだ。あり得ない事だと思っていた。映像を見ながら過去のいろんなことが巡ってきてとても涙なくしては見れない。
解散から27年ぶりに帰ってきたZeppelinはたびたび観客におしりを向けていた。演奏中は3人がなにかにつけステージ後方のジェイソンのほうを振り返っていて、最年少の彼を気遣っている様子が伺えた。
Led Zeppelinの全盛期からは想像もできなかった光景だがこれもまた新たなZeppelinの一面なのだ。
人は永遠に変わらないものを求める。でもこの世に変わらないものなどありはしない。それならば、変化を恐れず、それを受け入れていったほうが楽しく生きられる、この映像を見てようやくそう思えるようになった。
ということで、ツアーやるなら行くぞ!!派になりましたってことで(笑)
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