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毎年、この時期になりますとこの本を思い出します! 8月15日には、評論家の秋山ちえ子氏がTBSラジオ「ゆうゆうワイド」の 中で、この本の朗読を行っています。 それは、「戦争は起こしてはならない」という願いからのものです。 この本の内容は実話であります。 《戦時中の上野動物園・・・》 戦争が激しくなる中で、もし動物園の動物たちが園内から外に出てしまったら 大変なことになる・・・ということで、毒入りのえさを与えたりして殺していく ことになりました。 そのうち、3頭いるゾウも殺される対象になるのですが、 ジョンは頭が良くて毒入りの餌だと悟って食べずに投げ返してきます。毒の注射も 出来ず、結局は餌をやらずに餓死させました。 トンキーとワンリーも餌をやらずに死ぬのを待つことになったのですが、 時折見回りに来る人に、痩せ細った体で「餌をください」とばかりにせがむので、 ゾウ使いの人たちは我慢できずに餌を与えてしまいます。 しかし、この2頭も最後は限界になり、「鉄の檻にもたれて、鼻を高く差しあげて バンザイの芸当をしながら」死んでしまいました。 死んだゾウの前に駆けつけた動物園の関係者は心の中で「戦争をやめろ、やめてくれ!」 と叫んでいました… 戦争があるからゾウを殺さなくてはならなかったという話からの作品ですが、
大人になって改めて読んだり、又は朗読を聴いたりしますと、心に染み入る作品 であると感じます。大人になった今だからこそ、是非、一読をオススメします! |
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