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ターシャ・テューダ展に行ってきました。
彼女の生き方は、私のバイブルであり憧れです。
ターシャはアメリカ・バーモンド州南部の小さな町外れのマールボロに暮らし、
こよなく自然とスローライフを愛した絵本作家の女性です。
このたび、彼女に憧れ愛していた世界中の人々の要望により、
彼女の展覧会が開催される事になったのです。
ターシャが描いた絵本の原画、洋服や家具・食器・台所製品、手作りの人形やキルト・編み物etc.
数々の愛用していた品々が、遥か彼方のターシャの家から海を渡り陸を走り、旅して来ました。
彼女の描く絵は「アメリカ人の心を表現する絵」と言われ、
クリスマスカードやホワイトハウスのポスターによく使われています。
ターシャは50歳代半ばよりバーモント州の田舎で自給自足の一人暮らしを始めました。
1800年代のアメリカ開拓時代の農村の生活に学び、彼女の住む広大な庭で
季節の花々を育て続けるライフ・スタイルは、NHK・BSハイビジョン番組で放映され
それからは日本でも大きな注目を集めていました。
ターシャは子供の頃から読書家で話好きだった父からは想像力が養われ、
肖像画家だった母からは絵の手ほどきを受け小さい頃から絵本を作って遊んでいたそうです。
生涯を通し80冊以上の本を出版。
次々と出版された作品はそれまで古典が中心だった児童文学に新風を吹き込みました。
身近な世界が舞台となった話にアメリカ中の子供たちが夢中になりました。
19世紀頃の開拓時代スタイルのスローライフな生活を営みました。
およそ30万坪の広大な土地に、家具職人である長男セスはターシャの希望する
年季の入った古びた家になるように18世紀の工法を研究し、たった1人で家を造り上げました。
家と庭の一帯を「コーギー・コテージ」と呼び、電気や水道等、近代設備は最小限に留め
暖炉とベッドとロッキングチェアー、薪オーブンがあるような質素な室内と
古い道具を使う昔ながらの生活を実践し、
一日の大半を草花の手入れに費やし、小花模様のドレスやエプロンを手作りし
山羊の乳を搾り、庭でとれた果実で、ジャムを作りパイを焼いたりしました。
料理も得意で、その秘訣は「近道を探さないこと」がモットー。
ロウソクも庭で手作りしていました。
コーギー犬の「メギー」が良きパートナーで、他にも鳩やニワトリなどの
小動物と共に暮らしていました。
16時半、庭先のポーチでお茶を飲むのが日課。
日記代わりに周りの草花や動物達をスケッチしました。
2008年6月18日に自宅で家族、友人に囲まれて逝去。
92歳でした。
私はターシャのスローライフな生活が大好きです。
もちろん、30万坪もの広大な土地に数千の球根を植え、お花の種を撒き木を植える。
しかもそれらを数十年もお世話し続けて美しいお花を咲かせ果物を実らせる。
それを題材にして絵本を書いたりお部屋に飾って楽しんだり、
果物でジャムを作ったりお菓子を焼いたり・・・。
孫の為にお人形を作ったり、好きな生地で洋服を縫ったり編み物をしたり。
絵本も描き、一人の生活を楽しむ毎日。
きっとダラダラした時間なんてなくて、作業をしている一瞬一瞬も楽しんでいらしたのでしょう。
好きなお茶をいただく時も、ベランダのテーブルにお庭のお花を生け、
お気に入りのポットとティーカップ、手作りのお菓子にテーブルクロス。
自分の生活を一人でも楽しみ、人生を大事にしているのがよく解ります。
その人となりは、一人の時にどのような時間の使い方をしているか、
どのような生活スタイルをしているかで解るのでしょうね(*⌒▽⌒*)
私も少しでもターシャの精神に近づきたいな〜と思います。
皆さんはお気づきですか?
ターシャは外で農作業をする時もお散歩をする時も裸足です(2枚目の写真参照)
スカートをはき、清潔感のある少女のような素敵なお洒落は欠かしませんが、
こうして大地を踏みしめる裸足の足の逞しさはまぶしいほどですね☆
生きてるって感じがします。
そしていつも自然体・・・。
自然や生き物を愛し、自給自足のスローライフをし、誰にも迷惑をかけない生き方。
これは最終的には自分自身を大切する事に繋がるのではないかと思いました。
皆さまはターシャ・テューダの暮らし、いかが思われますか?
許されるなら、このような人生に憧れますね^^
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