JELANDEAR

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やっぱり面白い♪

「夢」ってやっぱり面白い。現実離れしていて楽しいことこの上ない。
誰の台詞だったか?
「現実なんてつまらない。夢を見続けられるなら眠ったままでいい。」
まぁ、これは大袈裟だし夢ばかりみていたら現実との区別がつかず、困った事になるが。
今回の「夢物語」は実際あったら大変だが非常に面白かった夢を紹介する。

場所はどこだか解らないが山のロッジだ。
総丸木の大きいロッジは大変居心地がよく、見晴らしも抜群で天気も申し分ない。
誰とも解らない仲間達大勢で自炊し、清涼な水と空気に恵まれ楽しい時間を過ごす。
生い茂る緑の木々と、暖かく差し込む木漏れ日、鳥のさえずり、川のせせらぎ。
今で言う「マイナスイオン」たっぷりの環境でストレスなど微塵も溜まらず、
癒され続ける自分達はまるでその時間が永遠のものとすら感じていた。

しかし、「好事、魔多し」の言葉どおり幸福な時間は長くは続かなかった。
山の天気は変わりやすいもので、にわかに雲行きが怪しくなってきた。
暗雲がたちこめ、雨が降り出す。
女性陣は干していた洗濯物を大急ぎで取り込むが、それも話のタネとでも言わんばかりに
きゃあきゃあ賑やかに、ある者は文句を言い、ある者は笑いながら次々と部屋へ放り込む。
これから起きる凶事を知りもせず・・・。
雨はやむどころか益々激しく降り続け、次第に風も強まってきた。
テレビでは台風情報など流してはおらず「これも山ならではだね」と皆のんきに構えていた。
夕食も終わり各々思い思いにくつろいでいるが、第一の凶事はこの時起きた。
「バチンッ」という大きな音と共にロッジの全ての電気が消えた。
一瞬の間を置いた後、それでもまだ余裕を持っていた男性陣は「ブレーカーがとんだ!」と
頼もしく懐中電灯片手にブレーカーを上げにキッチンへ。
「何も見えなぁい」とけらけら笑う女性陣。そこへ男性陣の慌てた声が聞こえてきた。
「ブレーカーじゃない!多分どこかの電線が切れたんだ!!」
さすがに少し不安がよぎったのか女性陣も「どうしたらいいの?」といった様子である。
凶事はさらに続いた。雷が鳴り始め、だんだんと近づいてくる。間隔が徐々に速まる。
雷が苦手な数人の女性はまるで何かが破裂したような大きな音と衝撃に怯えていた。
ここは山のロッジである。この悪天候の中電気も使えず真っ暗闇の中、唯一の光は
自分達のすぐ上で鳴り響く雷の稲光だけとあってはさすがに誰もが押し黙った。
激しく窓を叩く風雨は今にもガラスを割ってしまいそうな勢いだ。
そしてとうとう、ロッジ裏手の大木に雷が落ちた。一瞬にして引き裂かれ燃える巨木。
今まで必死に我慢していたのだろう。女性陣が何人か泣き始めた。
どうする事も出来ないでいた男性陣は次第に苛つき、泣く女性にわめき散らす。
さっきまであんなにみんな仲良く楽しく過ごしていたのに、今では互いに励ましあうどころか
意味の無いことで当り散らし、貶しあい、喧嘩が始まった。
だが、その騒ぎをかき消すかのように大きく、そして重い音が聞こえてきた。
風の音にしてはおかしい。こんな音聞いた事もない。
なんだろうと窓の外を見ると、それは遥か彼方から近づいてくる巨大な竜巻だった。
闇夜である。なのにその竜巻はなお黒くその存在をはっきりと現していた。
さらに竜巻はひとつではない。左右にひとつずつ侍らす様に3つの黒い竜巻が近づいてくる。
近づいてくる恐怖を他所に自分は何故かその竜巻に興味を抱いた。
「こんなに真っ暗なのになんで見えるんだろう?」
「竜巻の中心ってどうなってるんだろう?」
阿鼻叫喚と化したロッジの面々をよそに自分は不謹慎にもワクワクしていた。
「早く来い!まっすぐこっちに来い!中心がどうなってるのか見たい!!」
自分の期待通り大竜巻は迷走することなくまっしぐらにこちらへやってくる。
パニックに陥った他の人たちは何処へともなく逃げ出し、残ったのは自分一人だけだ。
期待に胸が早鐘をうつ。「好奇心、猫をも殺す」などという言葉はどこかへとんだ。
いよいよ、目の前に大竜巻が立ち塞がる。ベランダの手すりにつかまりその身をまかせた。
真っ黒い風に煽られ視界がふさがれた。不思議と風に吹き飛ばされる事はない。
ゆっくり目を開けると渦の中心はとても明るかった。闇夜のはずなのに陽光が差し込んでいる。
呆気にとられている自分はさらに何か「違う」ものはないか探した。
竜巻の中心ならではのもの。そこにしかないもの。そこだけで体験できるもの。
そして気が付いた。・・・「真空」だ!!
闇夜に現れた巨大竜巻の中心は真空状態だった。
「竜巻ってすごーい!!!」
息が出来ない事よりもそっちに気が行っていた。感動で心が弾んでいた。    (了)

前回紹介した地震の夢もそうだが自分はこういった「天変地異」的夢をよく見る。
命の危険など全くない「夢」ならではのスペクタクルで大変楽しい。
(実際に竜巻や地震の被害に遭われた方々には大変申し訳ない)
ちなみにこの夢は映画「ツイスター」が公開される前に見た夢である。
ある映画を観に行ったとき、「ツイスター」の予告編を見て驚いた。
出演者も「ビル・パクストン」「ヘレン・ハント」と、気に入ってる役者だった。
自分が見た夢を彷彿とさせる「ツイスター」を観に言った事は言うまでもない。
大変おもしろく、例の「竜巻の中心」も堪能した。(夢とは違ったが)

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