JELANDEAR

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白い巨体

今回のは特にストーリーがあるわけでもなく、ただ高熱にうかされて見た埒もない夢です。

寝てました。鼻が詰まり呼吸は苦しく口でしか出来ません。
そんな呼吸法だから喉は更に痛みを増し、段々と荒くなっていきます。
苦しい。辛い。痛い。呻きにも似た呼吸を続ける私の上に、呼吸音に合わせるように白い物体が浮いています。
ふわふわ。ぷかぷか。顔のないマシュマロマンのようで摩訶不思議。でも得体が知れなくてちょっと怖い。

ひゅー。(ぶわっ)ひゅー。(むくっ)
あれ?なんか・・・大きくなっていってる気がする・・・。私目を閉じてるのになんで見えるの?
この部屋は私の部屋。天井も壁もカーテンもいつもと同じ。
けど変。明るいな。私の上で浮いてる“コレ”なんだろう?こんなの私の部屋に“居ない”はず。
ひゅー。(ぶわわっ)ひゅー。(むくむくっ)
・・・ち、ちょっと待って。なに大きくなってるの?そんなに膨れたら部屋いっぱいになっちゃうよ。
苦しい。辛い。痛い。・・・息が出来ないよ、助けて!!!
ひゅーーーーっ!!(ぶわーーーーーーーーーーーっ!!!!)

・・・ここで目が覚めました。
本当に思いっ切り息を吸い込んだんですよ。音も聴こえてました。吸い込んだ瞬間、あの“白い巨体”が部屋いっぱいに膨らんで、私をその巨体とベッドの間に挟んで圧迫しました。(現実ではないですが)
凄い恐怖でした。本当に窒息するかと思いました。寝汗を大量にかき、それがとても冷たかったです。
心臓バクバクで正気に戻るのに時間がかかりました。
家には誰もいなかったので、恐怖と高熱で震える体をなんとか起こしてから、這いずってタオルと着替えを取りに行き、ノロノロと身支度を整えましたがもう一度寝る気にはなれませんでした。
ベッドの上で放心状態で壁に寄りかかっていたのはどれくらいでしょう?

風邪をひいたときはガッツリ寝なくては回復しないのに、こんな事もあって睡眠は途切れ途切れ。
これも回復が遅れた原因のひとつかもしれませんね。

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