|
自身の対象化が可能なこの世界は、 二項対立がある「二元世界」。 諸行無常な相対の世界。 だから個人が何かに価値を置くと、 その途端に「対概念」が生じる。 例えば「美しさ」に価値を置くと、 同時に「醜さ」という対概念が発生する。 美へのこだわりが強いと、美しくないもの、 例えば「老いていく自分」への嫌悪、恐怖が生まれる。 醜いと思う対象への嫌悪も生じる。 ある価値に気を向けると、その対概念にも 気(エネルギー)を取られることになる。 何かに価値を置く限り、人は不自由になる。 (その対概念にも気を取られ、恐怖が生まれる。) だからここで自分がとるべき人生への対策としては、 「価値は自らは立てず、流れの中受動的に受けるのみ」 とすること。 そうすれば観念的なことに心が揺れることは少なくなる。 諸行無常 是生滅法 生滅滅己 寂滅為楽 もしくは、「内側から自然に湧き上がってくる思いに、 自己目的的に、つまり無時間的に乗って生きる」ということ。 つまりは「今」にしか生きない。 余計な思考はしない。 他者との優劣における比較はしない。 ずんずん成長していく自分自身としか比較はしない。 やれるだけのことをやるが、期待はしない。 余計なことは考えずに、天然物になって生きる。 そうしよう。 「オレたちは昔っからそうしているぜ。
天衣無縫ってやつさ。」 |
全体表示
[ リスト ]



