できないを封印

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どんなことも「始まり」があります。
「できない」という言葉。
これが全ての可能性を否定してしまいます。
この言葉を封印することで、「できること」が増えるんですよ。
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やる気スイッチ。

やる気スイッチ、君のはどこにあるんだろう?
 
 
 
 
このCMを見るたびに、私のはどこにあるんだろう?って、考えます。
皆さんは、そんなことないですか?
ということで、今日は「やる気」についてです。
 
 
 
 
 
 
 
 


 
あなたが、やる気を失っても誰ひとりとして得をしないし、
ただ、あなたが損をするだけです。
 


 
 
 
 
 
 
 
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たしかにそうだなと思います。
でも、やる気が出ない日もありますよね・・。
 
 
 
 
 
 


 
 
 
やる気は「下がった」と思った瞬間から減退していくようになっています。
力も入らなくなり、物事はうまくいかなくなり、楽しい気分も失せてきて、面倒くさいことが次々にやってきます。
 
 


 
 
 
 
そのとおりです。
・・・と思いますが、やる気の出ない日もあるんです。
こんな日にこそ、やる気スイッチがあればいいのに・・と思います。
 
 
 
 
 
 
 
 
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とにかく動き出すことです。
やる気が出ないときほど、動いてみる。
小さなことでいいからスタートする。
そうすれば、エンジンがかかってきます。
 
 
うまくエンジンをかけるには、
いきなり大きな課題に取り組まず、小さな課題から取り組んで、
エンジンが温まってくるまで慣らし運転をする必要があります。
 
 
 


 
 
 
 
 
 
やる気スイッチ。
なんだか見つかりそうな気がしました。
明日も一日、頑張れそうです。
 
 
 
 
 
 
 
 

今年の目標。

月日の経つのがとても早く感じます。
もう2月なんですね。








もう2月だけど・・
今年の目標を立てました。
一応、毎年、目標を決めるんですよ。
目標を達成したことはないのですが、いつも新年明けたら「今年は・・」と、目標を定めます。
今年になったときも、考えてみたのですが、パっと思いつきませんでした。
そして、あっという間にひと月も経ってしまったんです。




皆さんは、今年の目標を立てられました?









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今年の目標は・・










『時間を上手に使う』ことです。


不規則な生活をしているので、時間を上手に使わないと、毎日が煩雑になってしまいます。
去年くらいから、後回し、後回しにしてきたことが、今の自分を忙しくさせています。
未来の自分のために、時間を上手につかって、余裕のある生活を目指します。
できた余裕の時間には、未来の自分のためになることに使いたいですね。




******


今まで億劫がっていたことを、がんばってみようと思っています。
携帯にしてもPCにしても、時代についていくためには、もっともっと勉強もしないといけません。
2月いっぱいは、いろいろなことがスムーズにいくように、整理整頓から始めようと思います。


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最高の思いやり。

雨の日は体調が悪くて・・
季節の変わり目は体調を崩しやすくて・・
暑いのも寒いのも苦手で・・。






これは、昔の私が言っていたことです。
いったいいつ調子が良いのか?と思う内容ですね。
でも、私と同じ病気(クローン病)の人は、多少の個人差はあっても、みんな似たり寄ったりです。








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立ち仕事は無理・・
9時から17時の労働は難しい・・
通院時間をとってほしい・・






これも同じく、私と同じ病気の人がよく言っています。
ただ、これにはかなりな個人差があります。
それは個人の意識ではなく、病状の個人差です。
病状が軽く、日常の生活に少し気を遣うことで、仕事を続けられる人や、仕事を続けるために、厳しい食事制限を守り、体調管理に努める人、また、働く意欲があり、食事制限や体調管理をしていても、症状が重く、入退院を繰り返す、もしくは家から出られない状態の人がいるということです。









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クローン病は消化器系の免疫疾患と言われています。
難治性の潰瘍が消化器管にでき、再発を繰り返す病気です。若くして発病するケースが多く、小学生や中学生にもたくさんのクローン病患者がいます。頑張ると再発し、入退院を繰り返すことの多い病気です。
そして、一生治らない病気です。









一生治らない。








それは、この病気を持ちながら、生きていかなくてはいけないこと。
そして、そのことを、患者はみな、知っています。

何か仕事をしなくてはいけない。
自分の力で生きていかなくてはいけない。
いつの頃からか、自分の中でその気持ちに切迫感を感じるようになります。ですが、どんなに焦っても、体調は自分の思うようにならず、仕事を始めたことで、再発し、入院するケースがとても多いのです。そして、再発を繰り返すうちに、どんな仕事も「続かないかもしれない」〜「自分には無理だ」と思うようになります。








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私もそうでした。
働く意欲はあっても、雨が降ると体が重く、動けませんでした。通勤も、電車での通勤は、途中で調子が悪くなることが多いので、車通勤にし、雨が降っても、なんとか体が動く日は出社していました。
最初の仕事はアルバイトです。多少のことは目をつぶってくれました。でも、その次の職場は契約社員として迎えてもらえ、その上に週に1度の通院も認めてもらえました。
この頃から、私の仕事に対する考え方が変わってきました。






「普通」を手に入れようと。
「あたりまえのこと」を「あたりまえにできるように」なろうと。









それができて、初めて「社会復帰」といえるのではないかと思いました。








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毎日、出社することで必死でした。
出社すると、周りの人たちと同じように同じだけ仕事がありました。
時には立ちっぱなしの仕事がありました。
時には重たい荷物を持つ仕事がありました。






精一杯のところまで頑張ろう・・と、自分に言い聞かせていました。
これが出来れば、病気を持ちながらでも「普通」は手に入れられる証明になると思ったのです。









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どんなに頑張ろうと思っていても
時には立っていることが辛いときがありました。





ずっと立ち続け、
ああ、もうしんどいなと感じているころ
私にすっと椅子を持ってきてくれる同僚がいました。




どんなに頑張ろうと思っていても
時には重たい荷物が持てないときもありました。




頑張って持っているけれど、どこまで頑張れるかな・・と思うころ
重たい荷物をすっと持ってくれる同僚がいました。








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実は、私の病気のことを、職場の人はみな、知っていました。
そして、私が「普通を手に入れたい」「社会復帰をしたい」という願いを持っていることも、知っていました。

私にもっと楽な仕事をさせることも、最初から手を貸すこともできたでしょう。
ですが、私の意志を尊重し、皆が「できるところまで頑張らせよう」と、私に仕事をさせてくれました。










どこまで頑張れるだろうか。
無茶をさせていないだろうか。
いつ手を貸せばよいか。








職場の人たちは、ずっと私を見守ってくれていたのです。
最高の「思いやり」に囲まれて、少しずつ「普通」を手に入れました。





心から感謝を。






++++++


病気をしてから、働きはじめるまで、私は周りの人の優しさに甘えていました。
今でも多々、そういうところがあります。
甘えるときには甘えさせてもらって、日ごろはもっと頑張らなくては!と思います。

私の夢の一つ。
それは「普通に生きること」。
まだまだ夢を追いかけています。

++++++

赤いの青いの。

「赤い方ですか?青い方ですか?」










郵便の振込用紙の色のことです。
振込み手数料の違いを色で区別しているそうです。
赤が受取人負担、青が振込人負担です。












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21歳で難病を患ってから、夢をあきらめ、未来が見えない辛い日々が続いていました。
ですが、死ぬことのない病気です。
再発を繰り返す中、「死ぬことがない・・それは、この病気とともに生きていかなくてはいけないことなんだ」と気付き、私は働く決意をしました。








その頃、抱いた夢は「普通に生きること」でした。
普通の人が普通にできることを、きちんとやれるようになりたいと思いました。
毎日、仕事に行き、休日には友と食事をしたり、旅行に行ったり・・
そんな生活を手に入れたい・・と思ったのです。
病気のために「あれもできない」「これもできない」という人生はもう嫌だったのです。














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最初の仕事は、ある事務所の電話番と雑用でした。
学生時代にたくさんのアルバイトをしましたが、電話番や事務職はこのときが初めてでした。何をどうするか、さっぱりわかりません。当時、30歳を超えている初心者をよく雇ってくれたなぁと思います。






コピーのとり方。
FAXの送り方。
郵便物の受取と管理。

誰でも出来そうに思うお仕事ですが、当時は何をするにしてもドキドキしていました。「電話が鳴ったら出てね」と言われ、勇気を出して出て見ますが、電話の相手にいろいろ聞かれると、しどろもどろになっていきます。電話に向って「お願い、鳴らないで」と、よくお願いしたものです。













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ようやく電話番が勤まるようになった頃のことです。
「赤い方ですか?青い方ですか?」と聞く私に、それまで仕事を教えてくれていたKさんが言いました。









「色で覚えるのはやめなさい」と。


「色で覚えると失敗することが多いから。どんな書類でも、しっかり内容を読みなさい」と。
そして、「明日から、これを全部読んでから仕事をしてください」と、新聞5紙を私に渡しました。






新聞5紙。
新聞を読み慣れない私は、最初、全部読み終わるのに午前中いっぱいかかっていました。それでも、Kさんは何も言いません。毎日毎日読んでいるうちに、活字がしっかり頭に入ってくるようになりました。その頃、Kさんが「一つの事件でも、見方がいろいろあるだろう?」と話してきました。そして、「そういうこともしっかり読み取れるようになりなさい」と。














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Kさんの教えてくれたこと。
たくさんありました。
電話も出られるようになったし、コピーもFAXもパソコンもメールもできるようになりました。









でもね、肝心なところを間違えた書類やメールを送ったりするんです。
「赤い方と青い方」・・ポカミスをするたびに、思い出します。








++++++



仕事を始めたころ、自信がなくてとてもしんどかったことを覚えています。毎日毎日、仕事に行けない理由を考えていました。ですが、Kさんをはじめ、たくさんの職場の人たちの支えのおかげで、少しずつですが、仕事ができるようになりました。


しばらくは職場で出会った人たちのことを書いていこうと思っています。
どうぞお付き合いくださいね。


++++++

背筋を伸ばして。

先日の『アルバイトの思い出』という記事のつづきです。






今までにたくさんのアルバイトをしてきました。
働くのは嫌いじゃないですが、人見知りをするのと、経験のないことをすることに、初めて行くバイトの前日は、いつもいつも、とてもブルーになりました。








明日はちゃんと起きられるかしら
難しいことをさせられるのかしら
仲良くなれそうな人がいたらいいのに







こんな不安を感じながら、自分で応募したバイトなのに「行きたくないなぁ」と思うのです。
行ったらなんとかなる!と思うようにしているのですが、すぐにまた心配なことを思いつきます。
どのバイトも初日は緊張したまま終わりました。
その緊張感の中、「明日もバイトかぁ・・」とネガティブになる自分がいます。
そんなときにいつも言い聞かせたことがあります。








『三日間がんばろう』







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なぜ、三日だったのか、理由は覚えていません。
ですが、三日、がんばってバイトに来れば、きっと慣れるだろう・・と、思えたのです。





初日は誰とも話ができなかったのに、二日目は少し話ができて・・
三日目はもう普通になっている自分がいました。
毎回、毎回、こんなことを思う自分に呆れます。





不思議なんですが、演奏の仕事では、こんなことを思ったことはありません。
毎回、違う人と違う曲を一緒に演奏する。その緊張感が好きでした。
少しずつ、自信もついてきて、楽しくてたまらなくなりました。




それが、病気をして、演奏をやめてしまったのです。
自分には他にできることはない・・これからどうしよう・・。と思っていました。
何をするのも自信をなくし、次第に自分の殻に閉じこもっていきました。






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何年か経って、病気の再発で入院したときに出会った患者さんが、私の姿を見て言いました。









『ずっと下を向いて歩いてるの?』







その人の病室の前を通る私の姿が気になったようです。
何度も何度も『また、下を向いてるのね』と言われます。
自分ではそんなつもりは無かったのですが、自信をなくしてから数年、人の顔を真っ直ぐ見ることすら出来なくなっていました。
その人の言うことも気になりますが、なかなか上を向けません。
ですが、その患者さんは、ずっと言い続けたんです。








『しっかり前を向きなさい。上を向いて歩きなさい。』








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その頃の私は、東京へ転院する前でした。
自信も何もかも失くしていましたが、東京へ行けば何かが変わると信じていました。
自分の中に「変わりたい」という気持ちが少しずつ強くなってきます。





東京へ行く一週間前に、勇気を出しました。
背筋を伸ばしてみたのです。
しっかり前を見ました。
クっと力が入る背筋に、生きる力が宿ったような気がしました。
一歩ずつ踏みしめるように、院内をゆっくりと歩きました。









『今日は姿勢がいいわねぇ』








ちゃんと見つけてくれて話しかけてくれました。
そして、次の課題をくれました。








『自信を無くしそうになったときは、「自分には必ずできるんだ」って言い聞かせるのよ』と。








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東京へ行くときも不安はいっぱいでした。
一生懸命、背筋を伸ばして歩くようにしていました。
そして、東京から戻ってきて、アルバイトから社会復帰を始めました。

自信なんて、どこにもありません。
怖くて怖くてたまりませんでした。
毎朝、毎朝、行きたくない・・って思いました。
そして、毎朝、毎朝、自分には必ずできる・・と呪文のように唱えて出かけました。


社会から離れて数年。
さすがに三日で慣れることはありませんでしたが、一歩ずつ前にすすめたと思います。
そして、今でも不安になるときは、この呪文を唱えています。







『私には必ずできる』






自分を信じること。
その大切さを、この患者さんに教えてもらいました。
末期がんだったこの患者さんは半年後に永眠されました。
私にとって、とても大切な出逢いの一つです。

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