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麺屋『黒船』
TVチャンピオン優勝者で『ちゃぶや』店主、森住氏のプロデュース店。
“醤油はしょうゆらしく、味噌はみそらしく”というコンセプトらしい。
なかなか、そそられるコピーだ。
味よりも、そのコピーの方がよかった。
先日の渡辺氏といい、ラーメン界でも、プロデューサーという職業が注目されている。
しかし、日本を代表するプロデューサーといえば、やはり、つんくであろう。
彼ほど、こだわりのありそうなプロデューサーが、
“プロデュースとは、ファミリーレストランになることだ”
と言っていたことが、非常に印象深く残っている。
マーケティングにおける基本理念とは、市場を調査し、ターゲットをいかにしぼるかということが、
絶対条件であるような気がする。
そして、自らが、アーティストであるということもあり、一見、
こだわりの作品を、こだわりを持って演出するという信念を、貫いているのだと思っていた。
しかし、彼の目指すものは、“ファミリーレストラン”
おじいちゃんが、朝コーヒーを1杯飲みに来て、昼は、ランチの主婦が集まる。
夜は、家族が集まり、深夜は、若者がたむろする。
そんな、すべての人々の感覚に対応できる、商品、音楽を、提供したいのだと言う。
つまり、“ガンコなすし屋”ではなく、“みんなのファミリーレストラン”ということらしい。
自分なりのこだわりや、プライドがあり、こうあるべきだと思いながら、
頑固に生きている人も、結構多いと思う。
しかし、1つの価値観に縛られて生きることは、実は、簡単であり、つまらない。
あらゆるものを理解しながら、吸収しながら、柔軟に生きていく方が、
新しい世界が広がり、楽しい世界が広がる。
正面から見たら□でも、上から見たら○かもしれない。
□い頭を○くする。そんなコピーもあったしね。
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