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すすめ! ミカンハウス
未完成で引き渡してもらい、住みながらコツコツと造り上げていくミカン(未完)ハウスの記録。庭も含めて、心地いい暮らしを目指す日々。

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急なことだが、我が家の新エネルギー実験として導入した、ENEOSプロパンガス燃料電池を撤去することになった。
 
というのも、今流行の事業仕分けで仕分けられ、予算がつかなくなったからだという。
 
TVで、蓮舫さんがばっさばっさと予算削っていく姿を、胸のすく思いで見ていたけど、こんな形で我が家にも影響があるなんて。
 
今日、たくさんの作業の人がやってきて、重くて大きな燃料電池の機材をクレーンでつり出して、代わりに最新の省エネ仕様の給湯器をつけて帰っていった。
 
 
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裏の細い通路が広くなったけど、小さな給湯器がぽつんと置いてある景色は、なんだかさびしい。
 
ミカンハウスを建てる時、なるだけ、地球に負荷をかけない家を作ろうとダンナと話した。
 
だから化学物質の少ない素材を使い、気密断熱はしっかり。窓もペアグラス。壁の漆喰塗りは自分たちでやったし(まだ未完成!)、フローリングの蜜蝋ワックスにいたっては、自分たちで蜂の巣を煮溶かして作った、まったくの天然ワックスを塗った。
 
そして我が家のエネルギー政策。CO2の排出量が多く、近い将来枯渇するかもしれない化石燃料にはあまり頼りたくない。かといって、安全性に担保のない原子力も支持したくない。
 
じゃぁ、太陽光?でも、太陽光発電パネルの補助金がまったくないと、予算的にちょっと導入は無理。
 
そこで見つけたプロパンガスから発電するというENEOSの燃料電池。ちょうど事業が立ち上がったところで、モニターを募集していた。さっそく手を挙げて導入することにした。
 
最初の機種は1セット1000万円ぐらい。これを年間6万円の貸与料で借りるという仕組み。安く借りる代わりに、使用状況を逐一モニターするというもの。かなり高価な機材だったけど、これが故障続き。これには参った。何度も担当者が駆けつけて、修理したり部品交換したり。
 
2代目はずいぶん改良されて、型も少しコンパクトになった。今度は300万円ぐらいの機材だとか。
 
技術も進化したようで、こちらはほとんど故障せずに、快適に使うことができた。ただ、24時間プロパンガスを燃やし続けるので、ガス代が通常の2〜3軒分ぐらいかかるのがちょっと痛かった。それでも、新しいエネルギーの進化に協力していると思うと、気分的には許せる範囲。
 
これで、もう少しお財布にやさしければナーと思っていたときに撤去の話。もうちょっとでいいのができそうだったのに。そう思うと残念。
 
撤去工事に来た人たちは、ずっと我が家の燃料電池にかかわり続けてきた人たち。調子の悪いとき駆けつけてきて、コンピュータを何台も持ち込み、データを解析したり、動作の調整をしたり。何度も何度も不具合を直してくれた頼もしい専門家ばかり。
 
これでもうこの人たちとも会えないかと思うのもさびしい。1日かけて撤去して、最後に帰るとき「これまで本当にお世話になりました。おかげで貴重なデータをいただくことができました」ときちんと挨拶されて、またまたしんみり。
 
我が家のエネルギー政策は、ここにきて大きく変化することになる。最終的には太陽光だと思っているけど、もう少しコンパクトなものができてからかな。
 
私個人とすれば、プリミティブな工夫で省エネルギーな暮らしを実現したいところだけど。
 
 
 
 
 
 
 
 

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