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すすめ! ミカンハウス
未完成で引き渡してもらい、住みながらコツコツと造り上げていくミカン(未完)ハウスの記録。庭も含めて、心地いい暮らしを目指す日々。

書庫たき火好きの薪ストーブ

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薪ストーブの掃除

連休初日は朝から晴天。風もない。つまり煙突掃除日和。

我が家の煙突は1階の土間から、2階天井の吹き抜け上まで、まっすぐに伸びている。だいたい8mぐらいの距離を、いくつかの筒をつなぎ合わせて屋根の上の煙突につないである。
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ダンナによると、煙突の一番下が外れるので、その部分をはずして、屋根の上の煙突からブラシを下ろしながら掃除するのだとか。
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二人で四苦八苦しながら、一番下の煙突部分を何とかはずし、その部分にゴミ袋をはめて、長さの合う板をもって来てささえにした。

煙突をはずした穴を上から見ると、すでにススのようなゴミがたくさん見えた。がんがん下に落として掃除すればいいのではと思ったけど、2次燃焼システムが入れてあるので、そう簡単ではないのだとか。というわけで、穴の上から掃除機のホースを差し込んで、ゴミを吸い上げることにした。

煙突の筒の中に入れるブラシには、10mのロープを付け、重りとして大き目のカラビナをつけて準備万端。
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煙突を立ててある一番高い屋根までのぼり、上のカバーをはずして、いよいよブラシを投入。ガサガサガサガサ、チリチリチリチリ・・・。ブラシが煙突を擦って、ススが落ちていく音が聞こえてきた。
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屋根から下りて、ストーブのところまで行くと、ゴミ袋の中に真っ黒なススがたくさん落ちている。こんなにたくさんススがついていたんだ・・・。
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何度もブラシを上下させて念入りにススを落とし、45ℓのゴミ袋にこれぐらい。
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すっきりしたところで、今夜もまた薪ストーブを燃やさなくては。

いよいよ火入れ

我が家の薪ストーブ。急な寒波がやってきて、煙突掃除をする前に火を入れることになってしまった。

お隣のパパに会った時、煙突掃除をしたかどうか聞いてみた(お隣も、偶然薪ストーブなのだ)。すると「ちゃんとやりましたよ」とのこと。

まだやっていない我が家は、密かに反省・・・。スーパーの大きなビニール袋半分ぐらい煤が出たとのこと。ということは、やはり我が家も後日やらなければいけない(に違いない)。

昼間のうちに中の灰だけは掃除しいておいた。ダンナが仕事に出かける前に今日の分の薪はデッキまで持ち込んでくれた。

さて、火をつけてみよう。この春以来の薪点火だ。

何だか手順も忘れてしまって、あっ、新聞紙がいる! とか、焚きつけ用の木切れがいるとか、やりながら思い出して、いろいろ揃える始末。

とにかく、小さな鉈?でレッドシダーの木片を細く割って焚き付けを作った。前の冬は出来なかったのに、今回は上手に割ることができた。進歩したかな。
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さらに火をつけるためのライターもない。木切れを直接コンロに持っていって、火をつけようとしたのだが、持って行こうとすると火が消えてしまう。やっぱ、ライターがいる! これもさんざん探して、ようやく見つけ出した。

薪を数本入れ、焚きつけ用の新聞紙と木片を上手い具合に突っこんで、そっと火をつける。前の冬はここでさんざん時間がかかって、挙句には火がつかないということもあったのだ。

ところが、今回はものの数分で火がついて、めらめらと燃え上がるではないか。ああ、久々だけど知らない間に上達したなー。
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昨年から乾かしていた薪と、先日地元工務店のおじさんが届けてくれたタブの木の枝を混ぜて燃やした。すると、タブの木の枝から白い泡のようなものがジュワジュワと出てきた。樹液かな。
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半乾きの薪を混ぜると火持ちがいいと教えてくれたのは、この木を運んできたおじさんだ。そう思って貰ったときの記事を読み返してみると・・・

2ヶ月ぐらい乾かすと、もう使っていいと書いてあった。今はまだ1ヶ月と少し。うーん、早すぎた。でも、入れた薪の中で一番に火がついたのがこのタブの木。

けっこう油分の多い木なのかな。
葉山のはずれに、人気のある骨董屋さんがある。たまたま通りかかったら、ちょうど倉出し中。これは覗いて見なければ、と立ち寄ってみた。

そこで見つけたのがこの五徳。
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実は薪ストーブでピザを焼きたくて、ストーブの庫内でピザを乗せた天板を置く五徳を探していたのだ。

何個か五徳があったのだが、どれも手作りの風合いで、足がどっしりしておもしろい。

いくらか聞いてみると「3000円です」とのこと。よし、買っちゃおう!

どっしりと重いアンティークの五徳。いい感じに古びていて、足は独特の感じ。

さあ、薪ストーブに入るかな。
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さっそく入れてみると・・・ああっ、は、入らない!

なんと、五徳が大きすぎて薪ストーブの庫内に入らないではないか!

ステキな五徳だったのに・・・。

というわけで、この五徳、ピザ焼きには使えないことに。

残念・・・。

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ピンポーン。朝7時半過ぎ。こんな早い時間に誰だろう・・・と思ってモニターを見ると、作業服のおじさんが立っていた。

以前、クスノキの薪を軽トラ2台分運んできてくれた工務店の親方だった。また木を切りに行くので持って来ようかと聞きに来てくれたのだ。

ありがたい。この冬の薪は一応準備してあるけど、足りるかどうか不安だった。だんだん涼しくなってきて、そろそろ薪探しをしなきゃと思い始めていたところだったのだ。さっそく、お願いしますと頼むと、今回はタブの木をもってきてくれるという。

夕方5時過ぎ、少し暗くなりかけたころに軽トラでやってきた親方。職人だから、一見気難しくてとっつきにくそうな雰囲気。

来てすぐ「車止め!」と一言。我が家の前の私道は坂道なのだ。だから車止めがいるということなのだろう。助手席に座っていたもう1人のおじさん(あきらかに部下という態度だった)が、すばやく車から降りて、積んできた枝をタイヤの後ろに差し込んだ。

「そんなもん、ダメに決まってるだろ!」と親方。こ、こわい。私も一緒になってウロウロと車止めになりそうなものを探す。四角の材ならいいというので、柱の木切れを差し出したら「そんないい加減なもん、ダメだ」とさらにダメ出し。

親方は厳しい。それでも部下のおじさんは口答え一つせず(えらい!)、我が家の庭をごそごそと探し回って、なにか使えそうなものを引っ張り出してきた。それが合格してほっと胸をなでおろす。

親方が怖いので、ただ突っ立って見ているわけにも行かず、手袋をして、私も丸太運びに参戦。腰が悪いので、重いものは持たないように、慎重に選んで運んだけれど。

一緒に作業をやっているうちに、親方がだんだんほぐれてきて、世間話を始めた。ほんと江戸っ子の職人のような人なのだ。葉山生まれの葉山育ちだけど。ミカンハウスを見て、「木の家はいい。ほんとうに落ち着ける」と何度も繰り返した。

きっとこんな家が好きだから、薪を運んできてくれるのかな。そして、タブの木のことを「テカテカ燃えるいい木だ」と説明してくれた。テカテカ燃えるって、なんかいい言葉。あったかい炎がゆらゆらと見えてくるような、そんな言葉。

タブの木って、クスノキ科の常緑高木。海の近くの温暖なところに生えるのだとか。つまり、この町にぴったりの木。

「1年寝かせて乾燥させなきゃいけないんですよね」と聞いたら、「そんなことたぁーしなくていい!」と一言。

2ヶ月も置けばすぐ燃やしていいとのこと。薪もかんかんに乾燥させたものばかり燃やすのではなくて、生乾きのものを半分ぐらい混ぜて燃やした方が火持ちがいいとのこと。

へえー、そうなのか。いろいろ勉強になるなー。つまりタブの木も、この冬には薪として燃やしていいのだ。するとテカテカといい炎を見せながら、暖かく燃えていくのだろう。

この町の、小さな工務店の親方と、ひょんなことで繋がった細い糸。その親方が、町のどこかの庭から切ってきたタブの木の丸太。テカテカと燃えるタブの木。この冬、タブの木の薪をくべるのがすごく楽しみになってきた。

薪運び

ちょっと前に伐採したクスノキをもらった木切れで、東側の庭は山盛りだった。いつまでもそのままでは片付かないので、重い腰を上げて、薪小屋の整理と薪運びをすることにした。

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まだ全部割り切れているわけではないが、まず東側のクスノキの薪をぽんぽん投げては移動させ、薪小屋近くまで持っていく。

薪小屋には、この冬用に購入した薪がまだ残っているので、すぐ使える薪を取り出して、デッキ上に積み上げ、空いたスペースにクスノキや自分たちで集めてきた新しい薪を積み上げていく。

中にはすでに乾いた感じのする薪も混じっていた。でも、薪ストーブのシーズンも湘南ではそろそろ終わりだ。購入した薪以外は、すべて来シーズン用として薪小屋で乾燥させるのだ。

こうして根気よく積み上げた薪で、薪小屋はほぼいっぱい。いや、もう少しスペースが空いているかな。

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この冬薪ストーブを使ってみて、ほぼ、薪小屋一杯分で一冬分ぐらい。だいたい毎日夜だけ燃やして、日中は暖房なしというサイクルだった。時々昼間でも肌寒い日もあったけれど、上着を羽織れば、まあ何とかしのげるぐらい。

深夜の1時ごろ大きな薪を放り込んで寝れば、朝まで家はぽかぽかと暖かかった。たぶん、使う量としては今シーズンの使用量を目安にすればよさそうだ。まだまだ寒い日もあるので、今後も薪ストーブの出番はあるとは思うけど、なんとか用意した分で賄えそうなので一安心というところだ。
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