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			<title>おおさかはなし</title>
			<description>大阪って、懐の深ぁ～い不思議な街です。大阪のこと、上方落語のこと、街でひろったものをどんどん紹介します。</description>
			<link>https://blogs.yahoo.co.jp/etohetoh</link>
			<language>ja</language>
			<copyright>Copyright (C) 2019 Yahoo Japan Corporation. All Rights Reserved.</copyright>
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			<title>おおさかはなし</title>
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			<description>大阪って、懐の深ぁ～い不思議な街です。大阪のこと、上方落語のこと、街でひろったものをどんどん紹介します。</description>
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		<item>
			<title>- The Cart &amp;#8211;</title>
			<description>A) Hey,Look!&lt;br /&gt;
B) What?  Oh, the cart is piling up a lot of lamps.&lt;br /&gt;
A) Hey,Look! More it come!&lt;br /&gt;
B) Where does it go ?&lt;br /&gt;
A) Well…The carts might go to the town where is many sunsets…</description>
			<link>https://blogs.yahoo.co.jp/etohetoh/56929187.html</link>
			<pubDate>Wed, 11 Feb 2009 14:15:52 +0900</pubDate>
			<category>伝統芸能</category>
		</item>
		<item>
			<title>三代目 桂文我 ／「所帯念仏」～この人、この噺（２）</title>
			<description>私たちは、自分のことをよく知っている人、また好意をもってくれている人ばかりに囲ま&lt;br /&gt;
れて暮らしているわけではありません。全く関心を払われることのない、完全に興味の&lt;br /&gt;
対象外というアウェイの中にただ一人立たねばならないことは、営業から冠婚葬祭の席&lt;br /&gt;
に至るまで、案外多いのではないでしょうか。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
そんなときでも、自然に相手の懐に飛び込んで、いつのまにやら自分のペースに相手&lt;br /&gt;
を巻き込んでしまえる人というのは、すごいですね。確かに高いコミュニケーションの&lt;br /&gt;
持ち主に違いないのでしょうが、それは単にテクニック的なものだけではなく、おそら&lt;br /&gt;
く風貌やら、語り口やらで、じんわりその人の人柄をにじませて相手の気を惹く何かを&lt;br /&gt;
持ち合わせているのでしょう。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
この三代目 桂文我 の「所帯念仏」の録音を聞くたびに、不思議な感興に包まれます。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
平成元年11月11日、京都府の北部、竹野郡網野町（現在の京丹後市）で開かれたＮ&lt;br /&gt;
ＨＫラジオ「上方演芸会」の公開録音。よく聴いていると場内がざわついているのがわ&lt;br /&gt;
かります。ＣＤの解説によると、漫才の横山たかし・ひろしが大いにお客を沸かせたあ&lt;br /&gt;
ととのこと。その余韻なんでしょう。その空気をすっと汲んで、まず「え～まぁ、ようこそ&lt;br /&gt;
のお運びでございます。で、ただ今はお陽気な漫才で、漫才というのは陽気でよろしい&lt;br /&gt;
な･･･その点あかんのはこの落語です。一人でしゃべる。･･･一人というのは陰気です&lt;br /&gt;
な。」というように解きほぐしながら、ものごとの陰と陽に話題をもっていきます。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
「ご宗旨にも陰気なのと陽気なのがある、陽気なお宗旨は法華宗、ドンツクドンドン、&lt;br /&gt;
妙法蓮華経･･･一方、陰気なお宗旨はお念仏ですな。南無阿弥陀仏、南無阿弥陀仏。&lt;br /&gt;
ただ陰気や陰気やといいますけれど、この南無阿弥陀仏やないとおさまらんことがあ&lt;br /&gt;
る。お芝居の心中場。そういうときはこの南無阿弥陀仏が芝居の寸法に収まります」&lt;br /&gt;
と進め、南無阿弥陀仏の心中場をやってみせます。場内の空気が引き締まっている&lt;br /&gt;
のがよくわかります。ぐっと惹きつけたあと、続いて法華での心中場、&lt;br /&gt;
「これこなた、覚悟は良いか･･･ﾊｲ、ミョーホーレンゲーキョー」でわっと沸かせる。&lt;br /&gt;
これでちゃんと地ならししてしまえるのです。時間にしてわずかに4分そこそこ。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
そして「われわれ、落語に出てくる仏壇といえば･･･融通仏壇･･･みかん箱の古いのん&lt;br /&gt;
に･･･蝋燭立てがアワビの貝で、線香立てがサザエのツボって、なんじゃ網野町の土&lt;br /&gt;
産みたいな仏壇で･･･」と地元の名産にも触れながら、ネタに入っていきます。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
途中に、念仏を唱える傍ら、亭主が朝めしの支度をする嫁はんにぶつくさ言いながら&lt;br /&gt;
味噌汁の具を訪ねるくだり、「今日の味噌汁の実はなんやねん？」というセリフに、客&lt;br /&gt;
席のおばちゃんが「ジャガイモや」と反応します。おばちゃんにはよくこんなことがあり&lt;br /&gt;
ます。思ったことが、つい口に出てしまうのです。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
文我師はすかさずこれを拾うのです。&lt;br /&gt;
「なにを？ジャガイモか。」場内、大爆笑。ここに文我師の巧みさが光ります。&lt;br /&gt;
「ジャガイモだけでは肉離れするわ。もうちょっと油揚げも入れて･･･なんやったら、&lt;br /&gt;
インゲンもゴンボもボンボンとみな放り込め」と返し、ネタに取り込んでしまいます。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
噺の世界に場内のお客、全員を引き連れていってしまうような話芸です。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
体育館なのか、公民館なのか、いなかのおばちゃんたちの素朴で楽しそうな笑い声&lt;br /&gt;
が渦巻くような、なんとも温かい、何度聴いてもほっこりするいい録音です。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
ビクター落語 上方篇 三代目 桂文我（４）　&lt;br /&gt;
「始末の極意／がまの油／商売根問／所帯念仏」VZCG-270 （ CD ）に所有</description>
			<link>https://blogs.yahoo.co.jp/etohetoh/56706254.html</link>
			<pubDate>Sun, 25 Jan 2009 00:06:53 +0900</pubDate>
			<category>伝統芸能</category>
		</item>
		<item>
			<title>「たかじんONEMAN」に人間国宝 桂米朝師（その２）</title>
			<description>平成１７年５月３日（火）、桂米朝師匠が出演された「たかじんONEMAN」（毎日放送）の喜六、いや、記録、第２回目です。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
（重要無形文化財）&lt;br /&gt;
たかじん「人間国宝になられて、はじめられたこと、また、やめられたことは？」&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
米朝「いや、それは・・・意識してないなあ・・・。人間国宝になったからっちゅうて、はじめたこともないし、やめたこともない。こういう（人間国宝という）のも意識してないからね。」&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
（嗜好その１～好みの女性は？）&lt;br /&gt;
（松嶋菜々子、チェ・ジュウ、柴崎コウ、矢田亜希子、仲間由紀恵、米倉涼子、黒木瞳、常磐貴子の顔写真を見ながら・・・）&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
たかじん「当世一流の女優さんばっかりです。」&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
米朝「全然知らん名前もあるなあ。」&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
たかじん「お師匠はんの若い頃は、そんなでかい女もおらんかったでしょ？」&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
米朝「大柄の、ねえ・・・。」&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
たかじん「背の高い人は苦手でした？」&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
米朝「私の付き合うた人にそんな背の高い人はおらなんだ・・・。どっちかいうたら、小柄やったね。華奢なね。だいたい私がそないに大きな方でないさかいになあ。抱き寄せるのに、そんな大きいのはかなん。」&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
たかじん「ほな、小柄で、華奢でっか？」&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
米朝「・・・まあ、そんなんがおったな・・・。」&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
たかじん「小柄で華奢いうたらね、この辺（柴崎コウ）か、この辺（常磐貴子）か・・・。一番年離れたおなごはんで、どれくらい離れた人と付き合うたことあります？」&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
米朝「上？下？」&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
たかじん「ぶぅ・・・ああ、上もあるんかあ。いや、どっちでもよろしい。」&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
米朝「そうやなあ。下の方でいうたら、二まわりいうのがおったね。」&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
たかじん「それは、下でしょ？」&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
米朝「そらそや！なんぼなんでも二まわり上は殺生や。私が４０いくつか、そんな時分やった。で１９かはたち、それが一番離れていたかな。こっちもね、４４くらいが、まだまだ元気やねん。」&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
たかじん「男の４０代は要ですよね。芸人さんにとっては。」&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
米朝「大事な歳やねえ。４０なりたてと４９、やったらだいぶと違うねえ。数えの５０とかいいだすとね、こらぼちぼち力が衰えてくるし、気持ちもね。気分も若ないな。」&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
たかじん「私も今年５６ですねん。」&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
米朝「もうしばらくや」&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
たかじん「あと３，４年ですかな。」&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
米朝「ま、４，５年、５，６年かな。それ以上になると、気持ちが老い込んでくるわな。もうそんなはたちの子なんかな、気恥ずかしいてね。」&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
たかじん「仕事というのは、どうですかね」&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
米朝「仕事の面は、これは別や。私も多方面な仕事してたさかいね。気が若ういけたんやろね。噺家やったら、そら５５になったらね、もう、そうなことしてられんとか、こんな芸してられんとかおもうけどね、多方面な仕事していると、同年輩でアホなことやってるのがまだたくさんおるからね。」&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
たかじん「噺家さんで、若いときはあまり相手されへんし。」&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
米朝「そや。もう、金も持ってへんしね。」&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
たかじん「でも、タレントで６０超えてくると、商品価値がなくなります。ところが噺家さんは、６０なっても６５なっても、やってられるし、そこに説得力も出てくる。」&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
米朝「なるほど、なるほど。私もそれがあったな。（５５くらいのときに）噺家の米朝を買うてくれてはる人は、これからやと。自分自身も、若いときから老けたネタをやってたけれど、５５，６になったら、もうこのネタやってもええやろとかね。いまやらなんだら、いつやるねん、という具合に。そら、ありましたな。」&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
たかじん「新作なんかやるひといますが、あんなん聞かれてどない思われますか？」&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
米朝「私ね、米丸くん、同い年なんや。かれは古い噺、いっぺんもやったことないんですよ。ずっと新作。で、ときどき会うて話している頃に、もう今さら古い噺をやれっていったって、やりたいなと思ってもでけん、と。ずっとそれでつっぱってきた人やさかい。でも、登場人物で歳のいったのを気がささんとできるようになったと、そないいうてましたな。３０代で、６０のおじいさんが田舎からでてきましたんや、というようなのが、気がさしてやりにくかったのが、６０代になって気がささんようになったと。まあ、新作でも年寄りはでてくるんやからね。年寄りのおばんは、パターンがあってね。これは、むしろやりよい。むしろおじいさんの方がやりにくいと、かれはそういうてましたね。」&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
（つづく）</description>
			<link>https://blogs.yahoo.co.jp/etohetoh/2388781.html</link>
			<pubDate>Thu, 05 May 2005 22:54:28 +0900</pubDate>
			<category>伝統芸能</category>
		</item>
		<item>
			<title>「たかじんONEMAN」に人間国宝 桂米朝（その１）</title>
			<description>平成１７年５月３日（火）２３：５５～オンエアーの「たかじんONEMAN」（毎日放送）に桂米朝師匠が出演されました。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
お元気そうなお姿を拝し、喜ばしい限りです。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
木札に書かれたワンテーマを拾いながらインタビューするような進行ですが、上方落語界のこと、襲名のこと、それから女性のことなどなかなか興味深い話もたくさんありました。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
（上方落語界のこと）&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
米朝「戦後、落語家自体の人数も少なかったしね。それでは雰囲気がでえへんし。そん中からいろいろなのがでてきたけど。」&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
たかじん「落語せえへん落語家とかね。その代表選手がさんまくんみたいな。」&lt;br /&gt;
米朝「あれはまだはじめ、まともな噺を２つでも、３つでももっとかな恥ずかしいというような気でもあったんやけど。」&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
たかじん「昔、兄弟子と２人で勉強会なんかやってましたわ。僕も１回、喫茶店貸したことがある。京都でね。あと、師匠のところで変わってるのが、可朝やんみたいなのがおりますわね。」&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
米朝「あれ、どないしてるんやろね。このごろね。何やってもうまいこといかなんだら、顔みせん。なにかでひとつ当てたら直にやってくる。彼は、染丸さんの弟子やった。向こう破門されて、私が口きいたるさかい戻れというたが、染丸さんが、あれ引き受けてくれへんやろか、わしの手におえんとね。それでうちに来るようになった。」&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
たかじん「師匠はなんで落語家になりはったんですか？」&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
米朝「まあ、あっさりいうたら、好きやったさかいな。子供の頃から。聞いてたし。まさか自分が噺家になるとは思ってなかったけど、誰がなにやってたかは、よく覚えている。たいがいの噺、知ってたしね。ラジオ聞いたり、本読んだりしてね。」&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
たかじん「芸人になって、昔は飲む打つ買うというのがあった。今はそんなんなくなりましたな。」&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
米朝「世間が許さんということと、そこまで稼げんようになりましたな。」&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
たかじん「一番良いのは自分の金で遊んで」&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
米朝「そうせんと面白ないねん。名前出したらいかんけど、先輩の古い人の中で、偉そうな顔してええところに連れて行ってもらえる。えらいごちそうになってすまんなと思ってたら、みんなお客に（請求を）押しつけたんねん。そんな人が多かったな。」&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
たかじん「若い子らによくいうのは、一流のところで遊ぶのもね、若い頃はそんなに稼ぎがないから、遊びに連れて行ってもらう人を知ってるのも勉強やと。で、そのあと自分の金で遊べるようになる。」&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
米朝「そうそう。あんたは今もうエエ顔やろうけど。若い頃からそんなんしてたらおかしい。昔は借金だらけになってるのん、自慢のようにしてた人もおったけどね。わしは、おもろないなあ。自前の金で飲まなんだらね。わしも借金嫌いでね。借金が出来たら、早いこと払おう、返さなんだら気が落ち着かんという。自分が遊んでいて面白くない。」&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
（つづく）</description>
			<link>https://blogs.yahoo.co.jp/etohetoh/2317839.html</link>
			<pubDate>Wed, 04 May 2005 12:54:55 +0900</pubDate>
			<category>伝統芸能</category>
		</item>
		<item>
			<title>「木の都」／織田作之助（その５）</title>
			<description>&lt;img src=&quot;https://blog-001.west.edge.storage-yahoo.jp/res/blog-b0-d2/etohetoh/folder/127695/86/1709886/img_0?1113918880&quot; width=&quot;93&quot;&gt;&lt;br /&gt;
織田作之助「木の都」より&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
店の中は薄暗かつた。白昼の往来の明るさからいきなり変つたその暗さに私はまごついて、覚束ない視線を泳がせたが、壁に掛つたベートーベンのデスマスクと船の浮袋だけはどちらも白いだけにすぐそれと判つた。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
古い名曲レコードの売買や交換を専門にやつてゐるらしい店の壁に船の浮袋はをかしいと思つたが、それよりも私はやがて出て来た主人の顔に注意した。はじめははつきり見えなかつたが、だんだんに視力が恢復して来ると、おや、どこかで見た顔だと思つた。しかし、どこで見たかは思ひ出せなかつた。鼻はそんなに大きくなく、勿論もとの善書堂の主人ではなかつた。その代り、唇が分厚く大きくて、その唇を金魚のやうにパクパクさせてものをいふ癖があるのを見て、徳川夢声に似てゐるとふと思つたが、しかし、どこかの銭湯の番台で見たことがあるやうにも思はれた。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
年は五十を過ぎてゐるらしく、いづれにしても、名曲堂などといふハイカラな商売にふさはしい主人には見えなかつた。さういへば、だいいち店そのものもその町にふさはしくない。もつとも、区役所へ行く途中、故郷の白昼の町でしんねりむつつり音楽を聴くといふのも何かチグハグであらう。しかし、私はその主人に向つて、いきなり善書堂のことや町のことなどを話しかける気もべつだん起らなかつたので、黙つて何枚かのレコードを聴いた。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
かつて少年倶楽部から笑話の景品に二十四穴のハモニカを貰ひ、それが機縁となつて中学校へはいるとラムネ倶楽部といふハモニカ研究会に籍を置いて、大いに音楽に傾倒したことなど想ひ出しながら、聴き終ると、咽喉が乾いたので私は水を所望し、はい只今と主人がひつこんだ隙に、懐中から財布をとりだしてひそかに中を覗いた。主人はすぐ出て来て、コップを置く前に、素早く台の上を拭いた。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
何枚かのレコードを購めて出ようとすると、雨であつた。狐の嫁入りだから直ぐやむだらうと暫らく待つてゐたが、なかなかやみさうになく、本降りになつた。主人は私が腕時計を覗いたのを見て、お急ぎでしたら、と傘を貸してくれた。区役所からの帰り、市電に乗らうとした拍子に、畳んだ傘の矢野といふ印が眼に止まり、あゝ、あの矢野だつたかと、私ははじめて想ひだした。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
（つづく）&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
写真は天王寺区役所</description>
			<link>https://blogs.yahoo.co.jp/etohetoh/1709886.html</link>
			<pubDate>Tue, 19 Apr 2005 22:54:40 +0900</pubDate>
			<category>小説</category>
		</item>
		<item>
			<title>「木の都」／織田作之助（その４）</title>
			<description>織田作之助「木の都」より&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
下駄屋の隣に薬屋があつた。薬屋の隣に風呂屋があつた。風呂屋の隣に床屋があつた。床屋の隣に仏壇屋があつた。仏壇屋の隣に桶屋があつた。桶屋の隣に標札屋があつた。標札屋の隣に……（と見て行つて、私はおやと思つた。）本屋はもうなかつたのである。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
善書堂といふ本屋であつた。「少年倶楽部」や「蟻の塔」を愛読し、熱心なその投書家であつた私は、それらの雑誌の発売日が近づくと、私の応募した笑話が活字になつてゐるかどうかをたしかめるために、日に二度も三度もその本屋へ足を運んだものである。善書堂は古本や貸本も扱つてゐて、立川文庫もあつた。尋常六年生の私が国木田独歩の「正直者」や森田草平の「煤煙」や有島武郎の「カインの末裔」などを読み耽つて、危く中学校へ入り損ねたのも、ここの書棚を漁つたせゐであつた。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
その善書堂が今はもうなくなつてゐるのである。主人は鼻の大きな人であつた。古本を売る時の私は、その鼻の大きさが随分気になつたものだと想ひ出しながら、今は「矢野名曲堂」といふ看板の掛つてゐるかつての善書堂の軒先に佇んでゐると、隣の標札屋の老人が、三十年一日の如く標札を書いてゐた手をやめて、じろりとこちらを見た。そのイボの多い顔に見覚えがある。私は挨拶しようと思つて近寄つて行つたが、その老人は私に気づかず、そして何思つたか眼鏡を外すと、すつと奥へひつこんでしまつた。私はすかされた想ひをもて余し、ふと矢野名曲堂へはいつて見ようと思つた。区役所へ出頭する時刻には、まだ少し間があつた。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
（つづく）</description>
			<link>https://blogs.yahoo.co.jp/etohetoh/1615258.html</link>
			<pubDate>Sun, 17 Apr 2005 18:20:02 +0900</pubDate>
			<category>小説</category>
		</item>
		<item>
			<title>「第26回桂吉弥のお仕事です。」 （その３）</title>
			<description>４月１２日（火）、大阪なんば千日前のワッハ上方レッスンルームでの「第26回桂吉弥のお仕事です。」 のこと、最終回です。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
笑福亭銀瓶さんが「牛ほめ」で会場を大きく沸かせたあと、吉弥さん再登場。「第26回桂吉弥のお仕事です。」 （その１）に書きましたが、「たちぎれ線香」でのトチリを大きな笑いに変えて、「花筏」に入られました。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
このネタも吉弥さんらしいテンポの良さでどんどん噺を展開していきます。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
提灯屋の徳さんはひょんなことで大阪相撲の大関花筏の身代わりとなって、高砂への相撲興行を請け負うことから事件は始まります。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
病気のため土俵入りだけやって、あとは飲んで食って、調子に乗って夜這いまでした提灯屋の徳さんの花筏が、千秋楽に全戦全勝の素人相撲取り　千鳥ヶ浜大五郎と一戦を交えることになってしまう。そのときの偽花筏の徳さんの苦悶と、素人千鳥ヶ浜の苦悶がうまく描かれていました。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
この花筏という落語の設定は江戸時代ですが、いろいろ調べていると、大関花筏というのは実在の人物だったようですね。ただし大阪でなく、江戸で活躍したお相撲さんだったようです。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
帰りエレベーターホールでお見送りしていただいた吉弥さんに、「それでも今日のたちぎれ線香、よかったよ」と声をかけたら、「もっとお稽古して、また良いところを聴いてもらいます」と言っておられました。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
この落語会、本当にじっくり落語を聞ける良い会です。&lt;br /&gt;
次回「第27回桂吉弥のお仕事です。」は、６月１４日（火）です。&lt;br /&gt;
（了）</description>
			<link>https://blogs.yahoo.co.jp/etohetoh/1608013.html</link>
			<pubDate>Sun, 17 Apr 2005 14:13:41 +0900</pubDate>
			<category>伝統芸能</category>
		</item>
		<item>
			<title>「第26回桂吉弥のお仕事です。」 （その２）</title>
			<description>４月１２日（火）、大阪なんば千日前のワッハ上方レッスンルームでの「第26回桂吉弥のお仕事です。」 のことです。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
吉弥さんの「立ち切れ線香」のあと、中入りになり、そのあと、これまた飛ぶ鳥を落とす勢いの笑福亭銀瓶さんの登場です。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
マクラで銀瓶さんの奥さんが吉弥さんだけは大事にしておいてや、と熱望しているという話から。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
というのは、ＮＨＫ大河ドラマ「新選組」で、銀瓶さんは吉弥さんを期待して、銀瓶さんの奥さんはオダギリジョーを楽しみに観ていたそうですが、今、オダギリジョーに会える可能性は夫の銀瓶さんよりも吉弥さんの方にあるから、やそうです。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
銀瓶さんも落語では吉朝一門を勉強のためよく利用しているという。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
「七段目」についても、吉朝さんにつけてもらったそうですが、細かいところは、吉弥さん、そして吉坊にまでも聞いたとか。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
ＪＲ立花のスナックで吉弥さんを飲ませたり、 一生懸命、吉弥には尽くしているが、吉弥さんがスマステに生出演した折り、吉弥さん本人からこれからスマステに出ますとメールが入り、番組終了後、銀瓶さんは番組の感想などを吉弥さんにメールしたら、なんと返事がない。後日聞けば、吉弥さんは香取くんと飲んでいた由。先輩と香取くんのどっちが大事やねん！とご立腹のまま、これは吉弥さんに教えてもらった話ではないと言いながら「牛ほめ」に。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
銀瓶さんの「牛ほめ」も数年ぶりに聞きましたが、何回聞いても面白く聞かせてくれます。なんでなんでしょう。で、いつもメモを取ってしまうのです。そうそう、あの池田の叔父貴が普請したという家のディテールを。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
「表が総一面の栂造（とがづくり）、内らへ入ると庭がちりめん漆喰（しっくい）、上框(あがりがまち)が桜の三間半、節無しの通門（とおりも）」&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
このくだり実に楽しいですね。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
「こら言うだけやったらあかんで、手で二、三べん撫でときなはれ。」&lt;br /&gt;
「こらいうだけではあかんねんで、てでにさんべんなでときなはれ、と」&lt;br /&gt;
「いやいや、それは書かいでもよろし」&lt;br /&gt;
「いやいや、それはかかいでもよろし、と」&lt;br /&gt;
「そら違うがな」&lt;br /&gt;
「そらちがうがな、と」&lt;br /&gt;
「アホか？」&lt;br /&gt;
「あんたよりはましや」&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
ちゅうのが入って、&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
「それから、上へ上がると畳が備後表の寄縁(よりへり)、天井が薩摩杉の鶉目(うずらもく)。奥へ通って南天の床柱、萩の違い棚、黒樫の床框。こういう床を見ますると、京の金閣寺がはだしで逃げそな。」&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
「床の間に富士山の掛け軸が掛かってたらほめてきなはれ。・・・（中略）・・・蜀山人の狂歌が書いておます。唐人よここまでござれ天の原、三国一の富士が観たくば・・・」&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
それから「前栽にナツメ型の手水鉢が・・・」というこのくだり、実に楽しい。どんな立派な家なんやろう。日本建築の粋を尽くした普請・・・。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
この「牛ほめ」、このあと良い牛の誉め言葉として、また覚えたくなるくだりがありますね。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
天角地眼鹿頭耳小歯違（てんかく・ちがん・ろくとう・じしょう・はちごう）&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
日常生活でこれを覚えて活用したい衝動に駆られます。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
にほんごであそぼではないですが、良いフレーズが落語の中にはたくさんありますね。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
脱線しましたが、銀瓶さんの「牛ほめ」は、以前、牛が尻を見せて糞を飛ばすというように原典通りやってはりましたが、今回は、牛の肛門を見つけたにとどまり、「あ、ここにも秋葉さんのお札をはっときなはれ」とさらっとサゲに入る。現代的な演出で、良かったと思います。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
（このつづきは、また明日・・・）</description>
			<link>https://blogs.yahoo.co.jp/etohetoh/1464451.html</link>
			<pubDate>Wed, 13 Apr 2005 22:59:51 +0900</pubDate>
			<category>伝統芸能</category>
		</item>
		<item>
			<title>「第26回桂吉弥のお仕事です。」 （その１）</title>
			<description>４月１２日（火）小雨降る中、タクシーでなにわ筋から千日前へ。ワッハ上方レッスンルームでの「第26回桂吉弥のお仕事です。」 に出かけてきました。今回も良い落語会でした。開場入り口の下駄箱の上に綺麗な花が届いてました。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
19:00、２番太鼓がなって、開演。出囃子「石段」に送られての開口一番は、この３月３１日、桂吉朝師の内弟子が明けたばかりという桂佐ん吉くんの「商売根問」。ちょっと緊張気味だったのが新鮮で、とちりもご愛敬。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
そして桂吉弥さん、登場。案内では「（お楽しみ）」としていましたが、なんと「立ち切れ線香」をかけられました。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
マクラでは、佐ん吉くんが内弟子を明けたということから、吉朝師匠邸は狭いので、吉朝一門は米朝師匠のところで預かり弟子になるという話。米朝師匠ご自身はもう弟子はとらないということで、桂宗助さん以降、直の内弟子はないが、若い者の手もあった方が良かろうということで、吉朝一門は尼崎・武庫之荘での米朝師匠んちで内弟子生活を経験するということでした。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
吉朝師匠のご自宅は（ここで書くとちょっと問題なので伏せますが）武庫之荘の○弥マンション、ここに自宅と稽古場２部屋あるという。吉弥という名前は、師匠の「吉」と○弥マンションの「弥」からとったのではないかと思い、がっくりしたこともあったと。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
師匠の吉朝という名は、十日戎の日に弟子入りしたから、福笹を意味する「吉兆」の音に合わせて、「吉」と米朝の「朝」をあわせたということで、今度は吉朝一門は代々この「吉」をもらっていくことになります。吉弥さんの兄弟子で、吉朝師匠の一番弟子のあさ吉さんは、米朝師匠の「あさ」と吉朝一門の「吉」をもらい、八尾のあさ吉などもあって、気に入っていたが、吉朝師匠の家の猫の名が「あさ吉」だったということが判明し、先代あさ吉は猫だったということで、これまた愕然としたという・・・。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
ということで、吉弥さんも米朝師匠の運転手なんかも経験し、祇園町へ同行することもあったということです。祇園のお茶屋「今村」で米朝師匠はゆっくり２時間ほどかけてお酒を飲まれる。あの唄はどやったかいな、この唄は・・・というと一流の芸妓さんが出てこられる。３人集めると200歳を超えるという大ベテランたちを前に、吉弥さんも「にいさん、若いなあ」などといわれ、どちらが楽しませているのかわからんような状態になることもあったそうです。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
ま、そんなこんなのマクラがあって、昔の色町の線香にまつわるフリがあって、ぽーんと噺の中へ。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
丁稚の定吉は丁稚らしく、また若旦さんは花登筺先生の「あかんたれ」に出てくる安ぼん（沢本忠雄さん）を彷彿するような、軽薄そうで派手な感じがよう出てました。「わて、乞食なんかいやや！！」というくだりなんか、もう、あかんたれの世界そのまま。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
巧かったのは番頭。キセル煙草をゆっくり吸って若旦那を叱責する場面での、じっくり落ち着いた雰囲気。肝が据わっていて、どこからみても大店を預かっているというような風情が実によかったです。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
話の運びも巧いし、じっくり聞けたのですが、クライマックス、仏壇の三味線が鳴る場面で、「あ、お仏壇の三味線が（鳴ってる）！」という朋輩衆のセリフを、「三味線のお仏壇が」と口走ってしまったところが残念でした。でも全体として、陰になりすぎず、しっとりとよく仕上がっていたと思います。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
後の「花筏」のマクラで、このクライマックスでのとちりを笑いに変えて、カラカラとお客を笑わせたのはなんとも清々しかったです。この人、実に機転が効くな、失敗を巧く笑いに昇華させるな、とつくづく感心し、大いに勉強になりました。やはりこうでないとね。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
このマクラが実におもしろかった。人間国宝桂米朝師匠も「猫の忠信」で、「あいつがおれか、おれがあいつか」というところを、「あれがおいつか、おいつがあれか」といったり、究極は桂小米朝さんの「たちぎれ線香」での大珍事。最後の最後、仏壇の三味線がピタッと鳴りやんで、若旦「なんでや」の問いに、おかみさんの「ちょうど仏壇の線香がたちきりました」の線香を、「ちょうど仏壇の三味線が・・・」と言ってしまった。で、「燃え尽きました。」って、えらいサゲになったという・・・。こんなことって、あるんですねえ。ほんま。やっぱりライブは面白いです。</description>
			<link>https://blogs.yahoo.co.jp/etohetoh/1428488.html</link>
			<pubDate>Wed, 13 Apr 2005 01:03:41 +0900</pubDate>
			<category>伝統芸能</category>
		</item>
		<item>
			<title>新町の桜</title>
			<description>&lt;img src=&quot;https://blog-001.west.edge.storage-yahoo.jp/res/blog-b0-d2/etohetoh/folder/135337/10/1077510/img_0?1112514664&quot; width=&quot;132&quot;&gt;&lt;br /&gt;
&lt;img src=&quot;https://blog-001.west.edge.storage-yahoo.jp/res/blog-b0-d2/etohetoh/folder/135337/10/1077510/img_1?1112514664&quot; width=&quot;132&quot;&gt;&lt;br /&gt;
&lt;img src=&quot;https://blog-001.west.edge.storage-yahoo.jp/res/blog-b0-d2/etohetoh/folder/135337/10/1077510/img_2?1112514664&quot; width=&quot;560&quot;&gt;&lt;br /&gt;
大阪厚生年金会館の南にある新町北公園の桜が咲き始めました。ぼんぼりもさがって、近所の人がたくさん花見に訪れていましたが、この公園の西の端に「新町九軒桜堤の跡」の碑を見つけました。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
新町は江戸時代から京の島原、江戸の吉原とならぶ幕府公認の色町でしたが、桜の名所でもあったようで、夜桜見物などたいへんな賑わいだったそうです。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
そういえば、ＮＨＫの大河ドラマ「新選組」でも、近藤勇のお妾さんになった深雪太夫（ドラマでは優香がやっていた）はこの新町の太夫さんでした。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
マンションやビルの街に色町だった面影は見られませんが、桜のこの季節だけふと往時の華やかさが甦ってくるかのようです。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
新町：大阪市西区新町。1615年（元和元年）に木村亦次郎という人が市内に散在していた遊女を集めて新たに遊女町を開き、「新町」と名付けたことが由来という。京の島原と江戸の吉原とならぶ大坂唯一の幕府公認の遊里であった。九軒の名は玉造の九軒茶屋を移したことに由来する。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
新町北公園（西区新町1-15）へは、地下鉄四つ橋線本町駅下車、徒歩５分&lt;br /&gt;
「新町九軒桜堤の跡」の碑の横に江戸中期の女流俳人・加賀千代女の「だまされて来て誠なりはつ桜」の句碑がある。</description>
			<link>https://blogs.yahoo.co.jp/etohetoh/1077510.html</link>
			<pubDate>Sun, 03 Apr 2005 16:51:04 +0900</pubDate>
			<category>大阪府</category>
		</item>
		</channel>
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