情報技術史(コンピュータとネットワークの進化)

専修大学ネットワーク情報学部講義連絡用のブログです。

専修デルフォイの泉(エコロジー)

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サリエリを守護神に持って 4月から新たな居場所

4月から名誉教授となり、教育・委員会などの義務は免除されたが、今まで通り図書館、情報施設・情報システムなど利用でき、研究所には参与として参加できるのは大変ありがたい。大学とは緩い関係を保ち、自由に活動して余生を送りたい。新しい居場所(図書館内の個室8号室)の外観、内部は写真の通り。
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ドアに隙間があるのは、高齢者が倒れていないか、外から確認できるようにしているのであろう。
1984年に制作されたミロス・フォアマン監督の『アマデウス』(原作ピーター・シェーファー)は筆者の心に残った作品の一つである。サリエリが人生の最期に告白する。彼は神の教えに従い真面目に努力してきたが、人に感銘を与える音楽が作れない。それに比して信仰も道徳もできていない下品な言動をするウォルフガング・アマデウス・モーツアルトから、天国のような美しい音楽が湧き出ることに嫉妬し、神を呪った場面がある。その中で、
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サリエリ自身は「凡庸な人の守護神」であるとのセリフが強く印象に残った。筆者は、学生時代も企業時代も本学でも、社会に知られるほどの顕著な業績を上げることもなく、大学においても表に出るよりも、脇役・裏方の役を演じてきたと思う。仕事人生を振り返ってみると「守護神はサリエリ」であったかとの思いが脳裏をよぎる。
(サリエリを守護神に持つと公言することでさえ思いあがりかも知れない。)
世の中の組織の動きを観ると、一人のリーダーを階層的に支える多数の人から成るピラミッド構造があることに気付く。映画でも、恵まれた容姿と歌い踊れる才能や、大衆に好かれる人柄を持つほんの一握りのスターと、それを支える脇役と多数ではあるが不可欠の裏方によって人々に感銘を与える作品ができる。筆者自身企業や大学において、
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微力ではあるが組織を支える一員となっていたのではないかと思う。そして望むらくは組織に不可欠な存在であったことを。
企業でも大学でも仕事人生を振り返ると、自分自身は脇役・裏方の仕事を行ってきた。IBMにはノーベル賞級のずば抜けた天才がおり、身の程を知り、私の守護神はサリエリであると深く自覚したからである。それでも学部では記念講演会や祝賀会を開催していただき、最後は主役として終わらせていただいた。業界団体、川崎市からも感謝状をいただいた。幸せな仕事人生であったと思う。

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