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☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆Illustrated by bakamesi☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
最初の長編「雨の匂いの記憶」を群像の新人賞に送ったのは、今から15年も前のこと
やれやれ、15年も前の出来事!!
そして、3作目の長編(のつもり)、ところがこの5年間、書きかけのままずっと書けずにいる
20数年間勤めた会社が倒産し、
神田外語で3ヶ月間、学費と失業保険をいただきながら英語の勉強をし、
通信教育で宅建の勉強をし、めでたく合格、
1年間の充電期間後(要は失業中ってことだけど)に
3社目の応募で就職が決まり、英語と宅建のおかげで給料は1.5倍にはね上がり・・・
何を隠そう やればできる!! 子供の頃から言われ続けていたんです
ただ、問題は 本気になるということが なかなかないんです
毎日夜の10時過ぎまで働いて
(といってもしっかり土日祝日は休みだったけど)
なんか違うんじゃないかと感じていた
というわけで、ぼくは考えた
5年間勤めた会社を3月末(2005年)に辞め、再び職業訓練校に通い、
ついでに、日本語教師養成学校へも通い、失業保険をもらいながら・・・
日本語教師になろうか、ガレージをつぶして洋食屋を造ろうか、
やっぱり会社勤めをしようか・・ 近所のパートも魅力的だな
なんとなく決めかねながら、書きかけの小説を続きを書き始めようとしている
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆赤い髪のエウクリデス より☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
男は痩せているし、身長を比べても僕より20センチは低い。
いざとなればなんとでもなる。ただ問題は、本気で人を殴った経験が僕にはないということだけだった。
―俺はほんとうに疲れている。そしてお前もそうとう疲れている。
それもこれも、お前たちが世界をこんな風にしてしまったからだ。 お前たちには責任がある。
まして、困っている親友がそこにいれば、それを助ける義務がわれわれにはあるんだ。
どこをどう探しても、ゆっくり休める場所なんてこの世界にはない。
目に映る所には、どこにも存在しないのだ。
そこで俺は決めたんだ。
この浜辺で最初にあった奴、そいつがどんな奴だろうとかまわない。
ともかくそいつと親友になろうとな。おたがいに助け合う本当の親友だ。
あらためて言う必要もないことだが、それはお前のことだ ―
「じょっじょうだんじゃない!!」
立ち上がりたいほどの驚きをおさえながら僕はいった。
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