えばゆあぶろぐ

我が家は全員無事です。被災者の方々のご無事をお祈りするとともに、被災地や原発の危険地域で尽力されている方々に心から感謝します。

東日本大震災(東北関東大震災)

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2011年3月11日午後2時46分。

死者数は、16年前の阪神淡路大震災を大きく超え、
日本では戦後最悪の、世界的に見ても数百年に一度という自然災害が起こりました。


私自身や家族は無事でしたが、自身に被害がなかったぶん、
この書庫には、被災した方々にとっても、被災を免れた方々にとっても、
できるだけ有益かつ実用的な情報を載せていきたいと思っています。

ネットを通しての、デマや風評被害が問題になっていますが、
いたずらに不安を煽ることのないよう、情報を絞り、情報源を明確にするよう心がけています。
そのため、他の書庫の記事とは雰囲気が違いますが、ご了承くださいね★

今回の震災は、阪神淡路のときとはまた異なる種類の大災害で、
救出・支援活動や復興活動、ボランティア活動も難航しています。
地震から半月経ち、ようやく今回の災害の全体像が見えてきたように思いますが、
直接被災した方々にとってだけでなく、
多くの日本人にとって、この先、長い闘いになることは間違いありません。

でもいつか、皆に笑顔が戻ることを信じています。


『日本いのちの電話連盟』
毎月10日はフリーダイヤル 午前8時から翌日午前8時まで 0120-738-556

・岩手県 社会福祉法人 盛岡いのちの電話 019-654-7575 12:00〜21:00 日曜12:00〜18:00
・宮城県 社会福祉法人 仙台いのちの電話 022-718-4343 24時間
・福島県 社会福祉法人 福島いのちの電話 024-536-4343 10:00〜22:00
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・千葉県 社会福祉法人 千葉いのちの電話 043-227-3900 24時間
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毎日新聞 10月12日(水)11時25分配信
 

横浜市港北区のマンション屋上で、放射性物質のストロンチウムが検出されたことが、民間分析機関の調査で分かった。同市は調査結果を受けて再検査を始め、近く結果がまとまる見通し。東京電力福島第1原発の80キロ圏外でのストロンチウム検出は初めて。

 マンション屋上にたまった堆積(たいせき)物を住民が採取し、8月に「同位体研究所」(同市鶴見区)で測定したところ、ストロンチウム90(半減期約30年)を1キロ当たり195ベクレル検出。9月中旬、市に連絡があった。

 横浜市は福島第1原発から約250キロ。ストロンチウムはこれまで福島市など80キロ圏内では検出されていたが、文部科学省原子力災害対策支援本部は「横浜での検出は確認中だが、検出されれば80キロ圏外では初めて」と話している。

 市は当初、ストロンチウムの検査は予定していなかったが、研究所の調査結果を受け、区内3カ所で測定を進めている。

 ストロンチウム90は文科省の3月下旬〜5月上旬の土壌調査で、福島第1原発から29キロの福島県浪江町で250ベクレル、36キロの飯舘村で120ベクレル、62キロの福島市で7.7ベクレル検出されている。【山下俊輔、杉埜水脈】

 【ことば】ストロンチウム

 半減期が約50日のストロンチウム89と同約30年のストロンチウム90がある。カルシウムに似た性質があり、体内に入ると骨に取り込まれやすく、骨のがんや白血病の原因になる恐れがあるとされる。

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80キロ圏内で、同じ日に検出された値(80〜90ベクレル)の倍以上の高い値のストロンチウムが、
250キロも離れた、横浜・港北区のマンション屋上の堆積物から検出されました。
震災前の平常時は1〜2ベクレルだったそうで、
この急激な上昇は、原発事故の影響と考えるのが最も合理的だそうです。
 
ストロンチウムによるがんや白血病になる危険性は、セシウムの数倍だそうです。
 
しかし、日本にはストロンチウムの値を調べられる検査機を備えた場所が、数か所しかなく、
ヨウ素やセシウムのように、ガイガーカウンターでその場で測れるようなものではなく、
研究所で処理をしてからでないと、値が出せないそうです。
 
測ること自体が物理的に困難だったため、ストロンチウムの値については、
今まで政府も地方自治体もノータッチだったようです。
 
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震災から7か月が経ったわけですが…
いろいろ考えることがあります。
 
一つは、科学的データというものの曖昧さ。
もう一つは、一般人の持つ科学についての教養を向上させる必要性です。
 
 
今回の報道もですが、
ストロンチウムが今まで話題にならず、セシウムとヨウ素だけが注目されていたのは、
単純に、測ってなくてよく分かってなかったからです。
科学では、分からないことについては、「存在しない」ことにされる傾向が強いようですね。
 
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今回の震災後、「自分はいったい、何を知っているつもりで、何を判断基準にしてきたんだろう?」
という、根本的な疑問にぶちあたりました。
原発が安全でないことが分かれば分かるほど、なぜ火力発電がそこまで敵視されたのか、
そこには、二酸化炭素は地球温暖化を促進する、という学説があって、
火力発電から原子力発電に切り替えるべきという方針が、世界的に受け入れられていったようですが、
 
でも、今回の震災を予測できなかったことといい、
世界規模での気候変動の理由が、よく分かっていないことといい、
本当に、温暖化の原因は二酸化炭素なのか、
その学説を推すことで、兵器開発にも繋がってくる、原子力開発を推進しようとしたのではないか…
 
そんなふうに思うようになりました。
 
地球内部のことは分からない、雲の動きなどの影響もよく分からない、太陽光の影響もよく分からない状態で、
一番測定しやすかったのが、二酸化炭素の排出量だったんじゃないの?
と思ってしまいます。
自然要因ではなく、人的要因が何らかの形で温暖化を招いているのでしょうが、
まだまだ分からない要素がたくさんある中で、しかも40年も前に、原子力発電所は運転開始されています。
 
誰がどう考えても、「原子力は自然に優しい」というのは嘘だったでしょう。
たとえ、今回の原発事故がなかったとしても、
大量の放射線廃棄物を地下に埋めることに比べたら、二酸化炭素排出のほうが、
地球にしてみたら、まだマシだったんじゃないかと。
 
今となってみれば、火力発電より原子力発電のほうが自然に優しいだなんて、
いったい誰が、最初に言ったんだろうって感じです。
火力より原子力のほうが費用がかからない、というのも、
受け入れ地域への優遇策として使われる経費を入れると、かなり怪しいものになってきます。
 
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似たようなことを思ったことは、前にもありました。
「人間の脳には使われていない部分が多くあって、まだまだ可能性が隠されている」という説。
前から、サヴァン症候群に関心があった私には、興味深い話でした。
一発逆転のように、何かのきっかけで才能が開花することも、夢ではないという話もあったり。
 
しかしフタを開けてみれば…
当時は、脳全体の働きを観察する技術がなかったため、
脳のほかの部分は、全く使われていないと思われていただけで、
その後、少しではあるけれど、他の部分も使われていることが判明したということ。
ということで、残念ながら、一発逆転の夢の実現は、ほとんど可能性がないようです。
事故などの例外はあるものの、基本的には今の脳の状態が、その人の脳の能力だということです。
 
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結局のところ、実際にはいろいろ分からないことがある中で、
分かっている一部の情報の中だけで、人々は混乱したり大騒ぎしたりして、不安をあおられている状態で、
ストロンチウムの高い値の突然の発表など、今回のことも含め、
今後もこういうことは、次々出てくる可能性があります。
 
今まで、セシウムとヨウ素だけを考えて、「神奈川は大丈夫」と思っていたのは何だったんだろう、
ということになってしまいますよね…
 
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"TRUST NO ONE"(誰も信じるな)
結局は、相手が科学的データだろうと何だろうと、疑ってかかるべきなんだと改めて思いました。
必ずしも政府や企業の陰謀ではなく、
それ以前の問題として、人間の知というのは、まだまだ限られたものでしかなく、
限られた情報の中で、それらしいものを見つけ出して、分かったような気になっているだけかもしれない、
ということです。
 
 
義務教育の内容の見直しも必要ですが、
これだけ、ツールが進化して、ネットなどによる情報収集方法が変化し、多様化してくると、
義務教育が終わったあとも学び続けるんでないと、
時代の変化と科学の進歩に、とてもじゃないですが追いつけません。
 
義務教育の間に知識だけ詰め込んだところで、実感として分からないと理解できないこともあるし、
ゆとり教育のおかげで、ある世代は学校で教わっていても、別の世代は教わってない、ということもあります。
 
個人の意識の問題としてしまえばそれまでですが、
こういった大災害や原発問題を、どの程度理解し、どういう行動を取るべきかについて、
ある程度、なんらかの形で、教養の底上げをしていく必要があると思います。
 
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放射能についての知識も、専門分野の人さえ分かっていればいい、というものではなくなりました。
というより、放射能に限らず、
科学の専門分野の人たちにさえ分からないことが、本当はかなりたくさんあるのだという、
その事実を受け入れたうえで、次々出てくる情報をどうとらえて、どういう行動を取るべきか、
一般庶民が自分で考えなきゃいけないのが、今の現実のようです。
 

 
後述
オルタナ 10月13日(木)10時29分配信
 
横浜市港北区のマンションの屋上の堆積物から、東京電力福島第一原発事故で放出されたとみられる放射性物質のストロンチウム90が検出されたことが12日に明らかとなったが、福島第一原発から250キロメートル以上離れた横浜市で検出されたことで、同物質が東日本の広範囲に拡散している疑いが極めて濃くなった。

■大気圏核実験由来の可能性薄

検査はマンションの住民の依頼を受けた民間検査機関が行い、検出値は堆積物1キログラム当たり195ベクレルだった。ストロンチウム90は通常、過去の大気圏内核実験で放出されたものが検出されるが、マンションは築年数が浅く、その可能性は薄い。

ストロンチウムは人体に取り込まれた際にカルシウムに似た挙動を示し、主に骨に吸収される。そのため、半減期の長いストロンチウム90が吸収された場合、体内で長期間放射線を出し続け、ガンなどのリスクを高めることが懸念される。

ただしNPO原子力資料情報室の古川路明氏は「今回検出された程度では、人体に大きな影響があるとは思わない。むしろ放射性セシウムが4万ベクレル程度検出されており、そちらの方が心配」と冷静だ。

■ホットスポットは要注意

原発問題に取り組むNGO「たんぽぽ舎」の原田裕史氏も、今回の数値について「これまで他の地域で測定していなかっただけで、今回を上回る検出値があちこちで出ることは十分に考えられる」と指摘し「特に驚くには当たらない」と話す。

その一方で原田氏は「マンションの屋上で泥が雨に流されて堆積し、ストロンチウムの濃度も高くなったのでは」と推理した上で「放射性セシウムが高い値で検出されたホットスポットでは、ストロンチウム90の値も高くなる可能性がある」と注意を促した。

文部科学省の担当者は「今回検出されたストロンチウムが福島原発由来のものか確かめる必要がある」と慎重な姿勢だが、「確認されればホットスポットなどから優先的に調査することになるだろう」と語った。(オルタナ編集部=斉藤円華)
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今日で震災から7か月

一週間前まで入院していた私ですが…
ちょうど一週間前の今頃は、寝ていたんだよな思うと、
退院できて今月も11日に自宅で黙祷できて良かったです。
自分が急に入院したこともあって、改めて、
「普通に日常生活が送れる」、ということのありがたさを実感してます。
 
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今日で、被災地の避難所はすべて閉鎖になり、
まだ次の生活場所が決まっていない約70人の方々は、待機所に移動になるらしいです。
といっても、待機所も実質的には避難所と変わらないようですが…
 
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仮設住宅に入って、一人の生活になったことで周囲とのコミュニケーションがなくなり、
孤立した状況になり、なかには孤独死してしまう方もいるということで、
必ずしも期限を設けないで、どこかに集団生活ができる場所を残しておいてほしい気持ちもあります。
避難所に甘えちゃいけない、と思う被災者もいるみたいで、
自立を促すためには、いずれは閉鎖することが必要なのは分かるんですが、
義援金もちゃんと配られていない状態で、自立をうながすといっても、それもまた行政の都合じゃないかと…
 
一番大事なのは命です。
制度が優先で、命が犠牲になるようなことはあってはいけないです。
 
それに、やっぱり高齢者には…
被災地が復興した姿を、必ずしも見れないかもしれない高齢者の方々には、
せめて残された時間を少しでも有意義に、本人の希望の通りに過ごしてほしいです。
たとえ被災しても、それでもここに住み続けたい…という思いも、その人の尊厳だと思います。
 
 
 
震災直後やその後の何か月かのような、一般のボランティア活動の募集は減っていて、
より専門的な人たちのボランティアが必要になってきているそうで、
Yahooのピンポイント募金で、ボランティア団体に直接募金をしています。
支援が届きにくい高齢者向けに活動しているところや、ペットの支援の募金もあります。
 
本当は、義援金がちゃんと現金で被災者一人一人に届くのが、
一番良いんでしょうけどね…
 
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瓦礫を取り除いた大川に、今年もたくさんの鮭が戻ってきたそうです。
まぁ、戻ってきたところを、人間が捕まえて食べちゃうわけですけど、
川底の地形も変わったのに、それでも産卵のために川を上ってきた鮭に、自然の生命力を感じます。
普段なら鮭なんて、一番安いような魚だけど、ありがたくいただかないとですね。
生きていこうとするエネルギーを、分けてもらう気持ちで。
 
 
7か月ぶりに再会した保育園や、
ある程度除染が終わり、避難先から福島の学校に戻ってきて、久しぶりに友だちに会えた子どもの顔を見ると、
子ども同士、友達同士で集まれる場所って、こんなときだからこそ大事なんだなと思いました。
子どもにだって、たとえ家族でも、家族だからこそ言えないことはあるでしょうしね。
 
5か月目のときは、NHKで黙祷がなかったんですよ。
もうやめたのかなぁと思いつつ、一人で黙祷したんですが、
6か月目はちょうど半年ということでありましたが、7か月目はどうなのか心配していました。
 
形式的なことだと思う人もいると思うけれど、
実際に行動するかしないか、というのは、大きな違いだと思います。
お金じゃなくて、被災地のことを考えることも、間接的にかもしれないけど、いずれは確かな助けになると思います。
 
 
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半年…
 
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あまりにも重い日です。
確かにあの9.11から十年なのですが、やはり私個人にとっては、
半年経っても、ほとんど何も変わっていない瓦礫の町の映像や、親しい人を亡くした人の言葉は、
比較にならないほど大きいです。
 
東日本大震災は、原発事故の収束の問題はあれ、
なによりも、大規模な自然災害でした。
テロと同じにしてほしくないような気持ちもあります。
どうしてアメリカがそこまで憎まれるようになったのか…根本的に違う問題だと思うからです。
 
 
池上さんの緊急特番も見ましたが、
NHKで26時間半に渡って、特別番組が流れていて、
昨日の夜遅く1時半ごろから4時半ごろまで、連続して3つのNHKスペシャルを見ました。
前にも見た番組もありましたが、
改めて、自然災害の恐ろしさと、原発事故の重大さを考えさせられました。
 
巨大津波 いのちをどう守るのか (再放送 2011年5月7日(土) 午後9時00分〜10時13分放送分)
全村避難 飯舘村 ある家族の150日 2011年9月11日(日) 午前2:35〜午前3:20(45分)
東北 夏祭り〜鎮魂と絆と〜 (再放送 2011年8月7日(日) 午後9時00分〜9時58分放送分)
 
 
けど9.11のほうの番組は…
たまに、少し笑いながらインタビューに答えている専門家や政府・軍部関係者がいて、
この10年、何を考えていたんだろうと思わされる場面もありました。
言い訳と正当化…そんなもの、10年経った今、誰にとって意味があるんでしょう?
 
9月7日の夜中に再放送された、「巨大津波が都市を襲う 東海・東南海・南海地震」を見て、
寝ようと思ったら、そのすぐ後に、
の再放送が始まってしまい、
録画しようにも容量がいっぱいで、その時間に見ました。
 
 
自然災害は、どんなに対策をしても犠牲が出てしまうけれど、
戦争のむなしさも感じました。
震災直後も、BBCのメインニュースが、震災と原発事故から、カダフィ政権への攻撃に変わっていったとき、
何かほっとしたと同時に、戦争って本当なんなんだろうと思いました。
自然災害でも、これだけの犠牲が出るのに…
 
 
飯舘村の、とある10人家族の150日間。
まるで昔行ったことのある祖父母の家のような…田舎の本当に大きな家で、
家の作りや雰囲気も、出てくる人の話し方も、子だくさんな様子も、まるでそのものでした。
パソコンを使いこなすような世代もおらず、情報収集は小さなテレビとラジオ、町内会だけ。
ああいう毎日変わらぬ生活をしてきた人が、いきなり放射能とか、避難とか言われても、
心配し不安になりつつも、どうにも動きようがなくて当然だと思います。
渦中の人たちは本当にこんな思いをしていたんだな…と、出てくる言葉がなかったです。
 
政府の発表を信じようとした思い…分からなくもない気がしました。
いつも一緒に暮らすのが当たり前だった大家族が、バラバラに避難するのを余儀なくされる悲しみ苦しみは、
泣き顔こそ誰も見せなかったけれど、おもんばかって余りあるものでした。
介護が必要な高齢の親を施設に預け、牛をすべて売り、幼い子どもたちの避難を玄関先で見送ったときの、
2人きりになった老夫婦の表情は、忘れられません。
不条理。その言葉しか浮かびませんでした。
 
 
世界で唯一、原爆を落とされた日本で、原発事故が起こってしまったことについては、
原因と経緯についてよく精査し、反省して将来に生かす必要があります。
でもその反面、
「安らかにお眠りください。過ちは二度と繰り返しませんから。」
この言葉を破るようなことを日本がしたわけじゃなくて、まだ良かったとも思いました。
 
 
今回は土日で、家で黙祷した方も多かったんじゃないかと思います。
変化していく被災者らの需要、状況がある一方、逆に、ほとんど当時のそのままになっているもの…
この半年、震災のことが完全に頭から離れた日は一日もなかったと思いますが、
今後、どのような支援ができるか、協力ができるか、
そして、日本はどうしていくべきなのか、自分なりに考えていきたいと思います。
 
 
 
NHKスペシャル 太平洋戦争70年 日本人はなぜ戦争へと向かったのか 全4回

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つい先日、『難民をたすける会』から封書が、
そして、2か月ほど前になりますが大津市ボランティア協議会から、
お礼のハガキが届きました。
 
バッグを作り続けていた日々…
今では何だか遠い昔のことのように感じるくらいですが、
少しずつ配られたために、8月31日に受け取ったという方もいらっしゃったようです。
 
避難先で、とても手の込んだパッチワークのバッグを受け取り、
元気を出そうと思った、宝物にしますと、そういう内容の60代の女性からのお手紙が、
事務所に届いたのを、コピーして同封してありました。
 
直筆のお手紙というのは、嬉しいものですね。
 バッグという物そのものだけでなく、気持ちを届けられたならいいなと思います。
 
 
3月11日ほどの被害ではないとはいえ、
余震は日本各地で続いていますし、この数日だけでも北は北海道から南は香川まで、
日本なんて地球からしたら、ちっさな島なんだろうなぁ、と思わせられます。
 
そして、ここでは警報が出ているということすらピンとこない程度の雨でしたが、
奈良や和歌山では、記録的豪雨による避難が続いています。
 
今年は明らかに自然災害が多い…と思いますが、
都内では、あれだけ警告されていたのに特に何もなかったため、拍子抜けでしたが、
奈良や和歌山の様子を見ていると、同じ水害なので、なんだか津波被害と似て見えます…
 
 
震災以来、毎月、ネット募金をしてきたのですが、
義援金は配布が遅れている&どうなっているのかよく分からない、ということで、
6月ごろからは、ボランティア団体に直接募金しています。
 
「Yahooピンポイント募金」というのがあって、
アレルギーの子供たち、妊婦の女性、それから「難民をたすける会」にも、少額ですが募金し、
壁紙がだいぶ溜まりました。
 
もうすぐ震災から半年…
早かったような、まだ半年なようなですが、
改めて何かを考える機会にしたいと思います。
 
 
そして…
震災から5か月目は、実はNHKで黙祷の映像がなかったんです…
普通に国会中継が流れていて、違和感がありました…
 
今回は、黙祷の映像を流してくれると良いんですけどね。

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昨日、野田さんが95代目の総理大臣に決まりましたね。
誰がなったら良かった、というのが今回はなかったので、ああそうなんだ、増税あるだろうな、
くらいにしか思えませんでした。
 
 
ところで、
BS世界のドキュメンタリー『地下深く 永遠に』の再放送を、先ほどまで見ていました。
2010年に制作されたデンマークのドキュメンタリー映画「100,000年の安全」で、
オンカロ』(Onkalo フィンランド語で「隠し場所」)という、放射線廃棄物最終処理施設の建設がテーマでした。
 
我ながら気持ちが弱いと思うのですが、
でもやはり、『3.11』は、日本だけでなく世界にとって、歴史的に重大な日になったと思います。
直接の被災者ではないはずの私でさえ、この事実の重さに、押しつぶされそうになることがあります。
 
 
放射能に対する恐怖心、先が見えない不安につけこんで、
よろしくない動きが出てくることは、前から予想してはいましたが、
まず、新興宗教関連が勢力を伸ばしてくるでしょう。
宗教・哲学関連の本、自己啓発本は売れるでしょう。
 
全く非科学的な根拠のない商品に、すがろうとする人々も出てくるでしょうし、
相手がヤ○ザのようなよくない団体だと分かっていても、
日々の生活のために、そういうものに関わっていかざるを得なくなる人もいるでしょう。
 
 
ただ、たった数十年間の電力需要を満たすために、
廃棄物処理に10万年を要する原子力発電を選択したことは、どう考えても理に適っていないです。
それは、いつだったかのニュースのコメンテーターの言う通りだと思います。
 
「日本の労働人口が、将来的にも一定のまま変わらない」ということに基づいた国民年金制度も、
根本条件が揺らげば、単に、先祖が子孫に勝手に背負わせる負債でしかないですが、
安全、という条件がもし揺らげば、
オンカロという永久凍土に埋めた施設も、
将来の人類について、何一つ保障できることはない負の遺産、それが事実ですね。
 
 
例えば300年先の人類に、この施設についていかにして危険性を伝えるべきか…
あらゆる言語で石碑に書いても、もう現代とは同じ言語を使っていない可能性があるし、
今と同じ知的水準を保っているか、それとも後退しているか、数百年後となるとそれも分かりません。
それに、たとえ内容を理解しても、「ここに宝か埋蔵金が眠っている」と邪推して、
誰かが掘り返してしまう可能性もあります。
 
その可能性への危惧から、
むしろ、何も記録を残さず、施設の存在そのものを忘れさることのほうが安全だ、という主張もあります。
事実、古代人の残した石碑を、現代人がまだ解読し終えていないように、
文字にしろ絵にしろ、はるか未来の人類に、どの程度伝わるか定かではないです。
未来の人類の好奇心や探究心が、どんな事態を引き起こすか分からないと考えれば、
いっそ完全に忘れ去られるべき…という考え方にも一理あります。
 
 
人類の誕生から20万年…と考えて、
その間の、たった数十年間の、文化の存続と繁栄のために、
人間はとんでもないものを生み出してしまったんですね。
 
 
いずれにせよ、ウランが枯渇すれば原子力発電は続けられなくなります。
石油と同じように、天然資源であるウランはいずれはなくなります。
あと数十年、長くても21世紀いっぱいしか、原子力発電は存続できないそうです。
 
原子力発電が推進されてきた流れの裏には、「地球に有害な二酸化炭素を出さない」という正当化があって、
確かに原子力発電は、火力発電のように二酸化炭素を放出しません。
 でも、
二酸化炭素が地球温暖化の原因、というのも、
科学的根拠の明確なものなのかどうか、本当はよく分かっていません。
 
しかし、どう考えても、
放射能汚染に比べれば、二酸化炭素排出のほうが、地球にとって、まだだいぶマシだったでしょう。
「不確実性の元での決断で対処するしかない」
ドキュメンタリーの中で、そう言っている関係者がいましたが、
原子力については、日本に限らず、まさにその原理で物事が進んで行っているようです。
 
 
社会全体で考えなければならない、重大な問題がある一方で、
個人はそれぞれ、日々の生活に追われて、いちいち深く考えるだけの余裕がないのが現実です。
日本で原子力発電が始まったのが、自分が生まれる前だと思うと、
正直、「どうして、もっとちゃんと考えてくれなかったの!?」という怒りが湧いてくる一方で、
その世代を責めても仕方ないのかもしれない、
その人たちも、日々生きることで精いっぱいだったのかもしれない…とも思います。
 
 
人類の歴史は、失敗と反省、また失敗…の繰り返しだとは思いますが、
技術は進歩しても、それを扱う人間のほうの倫理観は、同じスピードで発達してはいかないです。
発達していかないどころか、維持することすら困難です。
でも、廃棄物処理に10万年を要する原子力の利用については、他の「失敗」と同等には考えられないでしょう。
 
 
人間にはどうにも扱いようのないものを、次々と作り出してきた…
その背景には、「伝説」なり「神話」なり、何か洗脳めいたものがなければ、不可能だったように思います。
 

 
考え事があるときは、よくここに行きます。
でも、梅酒を飲むのは久しぶりでした。
 
先日、風力発電所の近くで、真っ二つになっている鳥の死骸の写真を見ました。
 確かに鳥の命なんて、人間の命に比べたら大したものじゃないのかもしれません。
 
この川のほとりには、かつては桜の木がたくさんあっていて、春には美しい花を咲かせていたそうです。
「桜は天皇の象徴」と言われて、
戦後、すべて切り倒されるまでは…
 
 
やっぱり人間は、その存在自体が、地球にとっては「異物」なのかもしれません。
 
 
「自然に優しいエネルギー」
それも、一つのイデオロギーなのではないかと思います。
そんなものが、本当に存在しえるんでしょうか…

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