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酸塩基平衡障害

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【Henderson-Hasselbalch式】
*pH=6.1+log([HCO3−]/0.03×PCo2)
*[HCO3− ]⇒24mEq/l、PCO2⇒40mmHgではpH7.4となる。
*[HCO3− ]⇒代謝性因子、PCo2を呼吸性因子と呼び、これらの異常が酸塩基平衡障害である。
*37℃、PCo2:40mmHgとした時、pHを7.4にするのに必要な酸(塩基)の量をBE(base excess)と呼び、代謝性因子の指標として用いる。
*BE正常値(±2.5mEq/l)
*PCo2正常値(40±5mmHg)
【酸塩基平衡障害】:一次的障害と代償性変化                                
  一次的障害   PH    PCo2    BE    
  (正常値) (7.35〜7.45)(40±5mmHg) (±2.5mEq/l)
  (生存限界)(6.9〜7.8)
呼吸性アシドーシス	↓	 ↑↑	   ↑
代謝性アシドーシス	↓	 ↓	   ↓↓
呼吸性アルカローシス	↑	 ↓↓	   ↓
代謝性アルカローシス	↑	 ↑	   ↑↑
【代謝性アシドーシス】
*ショック時の乳酸アシドーシス、糖尿病性ケトアシドーシス、薬物中毒などで起こる。
*BEが−10mEq/l以下のような高度な代謝性アシドーシスでは、8.4%炭酸水素ナトリウム(メイロン84注)を投与する。
*メイロン84注の目安=細胞外液量(体重kg×0.2)×BE(mEq/l)×1/2ml
*換気が十分に行われていることが条件。
*高Na血症や高浸透圧血症に注意する。
【代謝性アルカローシス】
*嘔吐による胃液の喪失、利尿薬投与などによるKイオン欠乏、アルカリ剤の投与により生じる。
*Clイオンの減少と体液量減少に対しては生理食塩水を投与する。
*酸やClイオンを含むアミノ酸製剤やK補充療法も効果的である。
*[HCO3−]の排泄を促進するダイアモックス(アセタゾラミド)静注が有効なことがある。(保険適応外)
【呼吸性アシドーシス】
*呼吸中枢障害、脊髄損傷、神経筋疾患、閉塞性肺障害などで起こる。
*原因治療とともに重症呼吸性アシドーシス(PaCo2:55mmHg以上)に対しては人工呼吸が適応となる。
*Co2ナルコーシス(喚起障害)
【呼吸性アルカローシス】
*過換気症候群では、ビニール袋を用いて呼気を再呼吸させる。
*セルシン5−10mg静注も有用であるが呼吸抑制に注意する。
*急性呼吸不全による過換気ではO2投与や人工呼吸による酸素化の改善が必要である。
注)詳細は、参考リンク「ショックの分類-Wikipedia」にて解説されています。

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上の内容は難しく感じますが、人間は最終的にショック→MOF(多臓器不全)という状態で死に至ります。このMOFに至る過程で、「循環不全」「呼吸不全」が起こってくるので、酸塩基平衡は基礎知識として知っておく必要があると思います。

2006/4/7(金) 午後 1:40 evi*e*ce319* 返信する

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