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昨日は、陶先生の講義を受講しました。 陶先生は、中国の無錫(むしゃく)の生まれだそうです。 薬膳で有名な、広州のお話も聞きました。 広州で薬膳スープは、それぞれの家庭で作られるそうですよ。 広州は、ジメジメな土地柄だそうで。 陶先生は、骨傷科(整形外科)医、内科医で、特に痺証(ひしょう)の専門家。 痺証は、関節、筋肉、骨の病気など、広範囲の病証を含みます。痛み、しびれ、だるい痛み、むくみ、腫れなどの慢性症状は、加齢と共にお悩みの方が多いですね。 首、肩、膝、腰の痛みの病気として、リウマチ、通風、線維筋痛症、五十肩、ヘルニア、脊柱管狭窄証、変形性膝関節症、骨粗鬆症などがあります。 ロコモと言われ、運動器障害で独りで歩けなくなることをいかに防ぐかが、これからの課題。 関節にアタックする邪気は、風寒湿邪。 ジメジメした日本の梅雨にクーラーに当たる、厨房の仕事などが、風寒湿邪にさらされた状況。 湿度が年間で、一番多い月は9月で、秋から冬にかけて、お悩みが増えてきます。 もともと、加齢により骨や関節が弱くなる腎虚が根底にあり、そこに風寒湿邪に当たることで、発症します。 痛みは、血行障害ためで?翼血(おけつ)があり、原因として、ストレスや外傷などもありますが、長らく症状があると?翼血を考えます。 不通則痛?通じざるもの則ち痛む、 不栄則痛?栄えざるもの則ち痛むと言われます。 ?翼血や痛絡、腎虚を改善することが原則。 ?翼血の対策に活血の田七人参、冠元顆粒、桂枝茯苓丸など。 痛絡で虫類を使い、地竜(ミミズ)、水蛭(ヒル)など。 腎虚に補腎の紫河車(プラセンタ)、鹿茸(しかの幼角)、蟻(アリ)など。 これらに冷えて悪化するなら、冷えを散らすと言われる散寒の肉桂、附子、乾姜などに、湿気に弱い、腫れやすいなら除湿の独活などを配合した 「独歩顆粒」が、風寒湿邪を散らし、補腎の作用もあります。 ストレスで痛みが悪化するなら、理気活血の延胡索(えんごさく)、川れん子などを併用して対策。 状態に合わせ、これらを組み合わせて処方します。 長くなりましたが、痛みは辛いもの。まずは症状を詳しく伺い、原因や悪化因子や生活環境などを分析して、対策を考えます。 漢方は、体質改善と言われますので、時間がかかるのですが、痛み止めに頼らない症状改善には、安心して続けて、症状軽減をしていきます。 |
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