ふくろう医者の診察室

健康や病気のことを縦糸に、診療室でのエピソードを横糸に。訪問ありがとうございます。

過去の投稿日別表示

[ リスト | 詳細 ]

全1ページ

[1]

新型インフルエンザワクチンについてはつい最近

新型インフルエンザワクチンは安全か? その1
http://blogs.yahoo.co.jp/ewsnoopy/34729104.html
新型インフルエンザワクチンは安全か? その2
http://blogs.yahoo.co.jp/ewsnoopy/archive/2009/11/22
シェーグレン症候群
http://blogs.yahoo.co.jp/ewsnoopy/archive/2009/11/23
(番外編)

でとりあげました。
以下の報道については昨日とりあげましたが、重要な報道ですのでもう少し追加してみます。


#新型インフルエンザ GSK社の一部ワクチンで重い副作用
http://www.youtube.com/watch?v=pVl5RBVXqik
この報道ではadjuvanted H1N1 flu vaccineと言っています。
「新型」インフルエンザと無神経な名前をつけて不安を煽っているのは日本ぐらいと思います。
そもそも呼称をまず変えるべきです。
現在の「新型」インフルエンザが強毒化した場合には「強毒化」新型インフルエンザという呼び方にするのでしょうか。
この呼び方の無神経さにはあきれます。
そもそもあまりにも情緒的で科学的ではありません。
自動車の場合にはモデルチェンジのたびに「新型」でいいのですが、諸外国のように科学的で冷静な名前の付け方がどうして出来ないのでしょうか。
そしてそのことにどうして気づかないのでしょうか。
一事が万事です。
これが厚労省「ひいて」は日本政府の「新型インフルエンザ」対策なのです。




昨夜の「報道ステーション」で古館キャスターがGSK社のワクチンに関するニュースで、「厚労省は国内のワクチンは安全と言っています」と例のしたり顔でコメントしていました。
ここは「カナダは単なるアレルギーの副作用で死亡例がありません。国内では関連性が否定できない死者が21例出ています。カナダ現地に調査チームを派遣する前に国産ワクチンを検証すべきです。」とコメントすべきです。
きっと報道規制を放送局自身でしているものと思われます。
これは正しい報道をするという意味では問題ではないでしょうか。
「同じ穴の狢(ムジナ)」とはこのことです。
はっきり言ってガッカリしました。



こんな図が見つかりました。
イメージ 1

出典
新型インフルエンザ対策の達人
http://newinfluenza.blog62.fc2.com/blog-entry-565.html
このサイトの説明には
「特にウイルスの性状が変化しているのではなく、多くの人が免疫を持っていないため、患者総数が多いため、結果として新型インフルエンザA/H1N1による死者や入院患者(重症者)が多くなっているのです。」
とあります。
2009年8月21日の時点に書かれたものです。
新型インフルエンザに関心をお持ちの方はこのサイトも参考にして下さい。

さて実際に困るのは季節性インフルエンザの死者数が今一つはっきりしないのです。
例年、老人介護施設などでの集団的な死亡例については報道されて来ました。
しかし今回の新型インフルエンザの死亡例のようには各例の報道はされて来ませんでした。
昨年の季節性インフルエンザの志望者数は1万人という話もあります。
そうすると、感染力のより強い新型インフルエンザでは死亡率がきわめて低いということになります。
要するに図の三角形が、新型インフルエンザでは季節性インフルエンザと相似形ではなくなる可能性があります。


#新型インフルエンザによる死者は累計4,000人−CDC試算−
米疾病対策センター(CDC)は、新型インフルエンザによる4月以降の米国内の死者が4,000人に上る可能性があるとの試算を明らかにした。
従来は医師からの報告に基づく推定値として、死者を1,000人以上と発表してきたが、より正確は数を把握するため、新型インフルエンザ感染後に細菌性の肺炎や臓器不全によって死亡した人の数を考慮して試算した。
米国の季節性インフルエンザによる死者は例年約36,000人との試算もあり、今回の試算にかかわった研究者らはウイルスの毒性の変化を示すものではないとしている。
http://www.rescuenow.co.jp/pandemicflu/2009/11/4000cdc.html
rescuenow 2009.11.14
<コメント>
この報道をみるといかに新型インフルエンザによる日本での死者が少ないかが分かります。
そして季節性インフルエンザによる死者は、驚いたことに米国で例年約36,000人もいるのです。


US swine flu deaths 'near 4,000'
BBC NEWS Thursday, 12 November 2009
http://news.bbc.co.uk/2/hi/americas/8358083.stm
(英語圏では swine fluといっていることが分かります。先日当院に来院した中学生は豚フル、すなわちトンフルって言っていました。専門的にはA/H1N1ウイルス、A/H1N1virusと言います。)


#米国の「新型インフルエンザ」死者は4000人ほど 
http://www.mypress.jp/v2_writers/beep/story/?story_id=1874253

#「新型インフルエンザ」ワクチンと副反応(WHO) 
http://www.mypress.jp/v2_writers/beep/story/?story_id=1875641

<自遊時間>
イメージ 2

18日のW杯欧州予選プレーオフのフランスーアイルランド戦。仏のFWアンリ(中央)が左手でボールをコントロール。直後のパスからW杯出場を決めるゴールが生まれた。出場逃した相手国では怒りが爆発、再戦要望も(EPA=時事)

アンリは20日には「最も公正な解決策は再試合」と自ら声明も発表していた。
また、ハンドが見逃された自身のパスから「決勝点」が生まれた際、アイルランドの選手の前で喜びを表したことについて、「すべきではなかった。後悔している」と振り返り、試合後のフランスの控室には祝福ムードはなかったと付け加えている。 
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20091120-00000029-jijp-int.view-000


<きょうの一曲>  矢切の渡し
矢切の渡し  細川たかし
http://www.youtube.com/watch?v=ZiPlO-K5oDQ&feature=related

ちあきなおみの - 矢切りの渡し
http://www.youtube.com/watch?v=XEntqjfq2PU&feature=related

森昌子 矢切の渡し 1984 Masako Mori Yagiri no Watasi
http://www.youtube.com/watch?v=OZt5MyTeE9E&feature=related

<コメント>
ちょっと古い曲で恐縮です。
昔勤務していた病院の院長のおはこ(十八番)の曲です。
尊敬に値する先生でしたが今春に他界されました。
この曲を聴く度に院長がマイクを握っている元気な頃のお姿を思い出します。


読んでいただいて有難うございます。
コメントをお待ちしています。
井蛙内科開業医/診療録(4)
http://wellfrog4.exblog.jp/
(H21.10.16〜)
井蛙内科開業医/診療録(3)
http://wellfrog3.exblog.jp/
(H20.12.11〜)
井蛙内科開業医/診療録(2)
http://wellfrog2.exblog.jp/
(H20.5.22〜)
井蛙内科開業医/診療録 
http://wellfrog.exblog.jp/
(H19.8.3〜)
(いずれも内科専門医向けのブログです)
葦の髄から循環器の世界をのぞく
http://blog.m3.com/reed/
(循環器専門医向けのブログです)

この記事に

開く コメント(0)

全1ページ

[1]


.


みんなの更新記事