愛川今生の演劇世界

演劇って、ほんとうに楽しいですね。

栗原小巻論

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一九七〇年、江戸時代と現代が転換する『冒険・藤堂作右衛門の』に出演。田中千禾夫(たなか・ちかお)の原作、演出である。田中は俳優座にとって欠くことのできない中心人物なので略歴を述べたい。慶應義塾大学仏文科卒業し、岸田国士に師事。一九三二年『おふくろ』を雑誌『劇作』(第一次)に発表,築地座で上演された。第二次世界大戦中は沈黙を守り,戦後すぐ『雲の涯(はたて)』で再出発した。実存主義戯曲として評価されたという。本作品は俳優座(第百一回公演)のもと、東野英治郎・栗原小巻が出演し、全国各地を巡って公演した。大ベテランだった東野が立ち稽古になってもほとんど台詞を覚えていなかったが、不思議なことにあの近寄りがたいほど怖い存在の田中千禾夫が泰然自若だったというエピソードが残っている。

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