愛川今生の演劇・映画世界

演劇って、ほんとうに楽しいですね。

栗原小巻論

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一九七五年、ストリンドベリ『令嬢ジュリー』(千田是也訳、隆巴・関矢幸雄演出)で主演。俳優座の企画で仲代達矢と共演した。豪農の納屋では、女中や農夫が夏の白夜の一刻を踊り狂っていた。伯爵カウントが近所の農家を訪問するすきをみて、娘のジュリーは音楽に誘われパーティーに出かけ、下男のジャンと踊る。しかし、彼の厚かましい態度に憤慨し、ジュリーは彼を置去りにする。少しして、台所で許婚のクリスチンと語らうジャンを見て、ジュリーは挑発的な態度で彼をからかう。生来卑しい農夫にすぎないジャンは、少年のころからどんなにジェリーを想いつづけてきたか語り、彼女を口説く。ついに、ジュリーはその夜ジャンに身を任せる。彼女は、自分を神経質な女にしてしまった少女時代の暗い家庭生活をジャンに打ち明ける。彼は、二人でイタリアに逃げ、新生活を築こうと彼女をせきたてるが、聞くほどにジュリーは男のいい加減な妄想と二人の食いちがいを思い知らされるのだった。夜明けとともに父は帰宅、ジャンは再び卑屈な召使いにもどる。いまは一夜の悪夢からすっかり冷めたジュリーは、彼女の誇りを全うする唯一の手段として自殺を選ぶのだった。

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