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1945年夏――。 盟邦ナチス・ドイツが連合軍に降伏する中で、大日本帝国は孤立無援の戦いを繰り広げていた。本作品はそんな絶望的な状況で奮戦する人々を描き上げた仮想戦記漫画である。戦後60年と言う事もあり、「角川書店」http://www.kadokawa.co.jp/から今月の新刊として出版された。本作は二部構成で、帝都上空での対B29防空戦を描く「Between HEVEN & HELL」とソ連軍の侵攻にさらされた満州の荒野で脱出劇を描く「97 OVER DRIVE」である。共に敗色濃厚な戦場で人々はどう行動しようとしたのかを、仮想戦記小説の第一人者である佐藤大輔氏原案協力の下で描かれている。この作品で描かれるのは負け戦である。しかし、負け戦とは総体で判断したものであり、その中に僅かな輝きと言うものも存在しているのである。その一瞬を描こうとしているのが本作だろう。 確かにこの漫画は、仮想である。しかし、有り難い事に平和な時代に生きる我々は仮想でしか戦争を体験出来ない。想像の戦争であっても、それを考える事自体は批判されるべき事柄ではない。 |
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