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太平洋戦争それを如何なる名称で呼ぼうと、その戦いが我が国にとって絶望的な戦いであった事は疑う余地がない。日本が経済大国として頂点を極めているとも言える現在においても(誰もが忘れているが、バブル経済が崩壊しようと日本が経済大国である現実は変わっていない)、米国の経済力(GDP)は日本の1.5倍ある。今から60年以上前のそれは10倍以上も存在していた。その超大国へ挑んだのが大日本帝国であった。 あの戦争を経済的な側面から著されたのが本書であり、「PHP研究所」http://www.php.co.jp/bookstore/index.htmlの新書から先月の新刊として刊行された。RMA(軍事革命)の進展によって、戦争が情報力の有無によって定まると言われる現在でさえも戦争に経済力は欠かせない。国家総力戦であった60年前ならばそれは尚更であったと言えるだろう。経済力が足りない事が分かっていたからこそ、日本は精神力と言う虚無な存在に頼らざるを得なかったのだろう。 それは今でも同じだ。正確な数字は嘘をつかない。日本が今後歩んでいく道を考えていく上でも本書が示す大日本帝国敗北の数字的根拠を考えておくのは悪くないかも知れない。 |
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