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2・26事件から太平洋戦争へ、そして終戦へと日米を挟む太平洋が「平和の海」と「戦いの海」を揺れ動いた時代に日米両国に分かれながら日米相互の平和共存を夢見続けた人々がいた。それは駐日大使を務めたグルーであり、終戦時の首相を務めた鈴木貫太郎であり、「学習院」http://www.gakushuin.ac.jp/の院長や皇太子(現今上天皇)の教育係も勤めた山梨勝之進であった。太平洋戦争を回避し、そして開戦後は早期講和へと両国に分かれて尽力した人々の活躍を描いているのが「講談社」http://www.kodansha.co.jp/学術文庫から出版されている本書である。太平洋戦争の裏面史というべき内容だが、政治とは常に華々しく語られる表の歴史と個々人の繋がり等によって構築される裏の歴史があると言える。そして、表には裏が重要な影響を与えている事が多いのである。それは太平洋戦争終結を巡る過程においても同じであった。
本書は日米双方の当事者を中心として太平洋戦争という時代に着目した画期的な書籍であり、その内容は極めて興味深いと言えるだろう。 |
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