|
来るデジタル放送時代に備えて「東京タワー」http://www.tokyotower.co.jp/2004/index.htmlに代わる電波塔の場所選定が進められているが、3月25日付「NIKKEI NET」http://www.nikkei.co.jp/の「新東京タワー建設、墨田・台東地区とさいたま市が候補」http://www.nikkei.co.jp/news/main/20050325AT1D250AY25032005.htmlという記事が掲載されて、候補が墨田・台東とさいたま市に絞られてきた事が明らかになった。もっとも、「日刊スポーツ」http://www.nikkansports.com/index.htmlは「『新東京タワー』は墨田・台東エリア有力」http://www.nikkansports.com/ns/general/f-so-tp0-050326-0001.htmlと報じているところをみると、「さいたま市」http://www.city.saitama.jp/index.htmlよりも墨田・台東の方が優位になっているようだ(さいたま市には災害時の代替としての側面が考慮されていると言う)。この新電波塔計画では以前にも当Blogでも記載したが当初、秋葉原が立候補して世間を震撼させた。新電波塔の高さは600メートルに達するというから、世界でも最高の電波塔になる事はまず間違いない。
東京の下町は、東京の発展から取り残されてきた印象が強いが、新東京タワーが完成すれば新しい東京の名所になる事は間違いなく下町に新たな活気を引き入れることになるだろう。 |
国内のニュース
[ リスト | 詳細 ]
|
当ブログの投票機能を使用して「航空自衛隊」http://www.jda.go.jp/jasdf/の次期主力戦闘機として相応しい機体は何かと言う事について調査を行ってきた。3月10日に締め切られたその結果を元に本日は分析を行ってみたい。
Bomcatが候補として上げたのはFA-22ラプター、F-35JSF、F-15Eストライクイーグル、FA-18E/Fスーパーホーネット、Su-37スーパーフランカーの5機種である。結果は有効投票数6票の内で、FA-22とF-35が共に3票毎と真っ向から分かれる結果となった。FA-22とF-35は共に米国「ロッキード・マーティン」http://www.lockheedmartin.com/社の開発した最新鋭戦闘機であり、今後数十年の日本の防衛を考える上では適切な選択肢であると言える。投票して頂いたネチズンの諸兄姉は、F-2やF-15の改良と同様の結果しかもたらさない第4世代戦闘機の最新型よりも超音速巡航やステルス能力を有する第5世代戦闘機を選択している点にそれは読み取る事が出来る。 続いて、どちらもが1位なので両機種について何故、次期主力戦闘機として相応しいかについて分析を行ってみたい。 http://www.lockheedmartin.com/data/assets/4612.jpg まずはFA-22Aラプターである。「米国空軍」http://www.af.mil/のF-15に代わる次期主力戦闘機として絶対航空優勢戦闘機(ATF)の名の下に開発が進められた。ステルス化された機体にマッハ1.6での超音速巡航能力の速力(最高速度はマッハ2.5)を有し、レーダーにはアクティブ・フェーズド・アレイ・レーダー(APAR)を採用し空中戦闘能力もF-15を上回る。現在、地球上に存在する戦闘機の中でまさに最高峰に位置し、他国で開発されている戦闘機でもこのFA-22に匹敵する能力を有している戦闘機は今後10年は現れないだろう。お隣の中国がSU-27シリーズの増勢を行っている現在、FA-22を日本が導入すれば東アジアの航空優勢は日本側に圧倒的に傾く事になる。航空自衛隊では次期主力戦闘機にはF-2の代替という側面もあるので多目的性(邀撃戦闘だけでなく、対地攻撃も行える)を求めているが、FAのコードが示すようにFA-22には攻撃能力も付与されている(ロッキード・マーティンは米空軍に戦闘爆撃型のFB-22も提案している)。つまり、空中戦で負けることなく、対地攻撃に関してもステルス性により相手国内奥深くに進攻しての精密誘導兵器(PGM)による攻撃が可能と言う訳である。 このように考えると「完璧」なFA-22だが弱点もある。それは余りの高性能性に伴って米国議会が輸出規制を掛けている事である。現在の良好な日米関係を考えても、最新鋭技術の塊を日本に簡単にライセンス生産をさせるとは思えない。そして価格と言う点でも問題があるかもしれない。米国でもこのFA-22の余りの高性能は冷戦後には不必要ともみなされており生産予定機数が減少の一途を辿っているのだ。現在では200機も生産されるか判らない状況であり、一機あたりの価格は200億円もする。これを日本がライセンス生産することになれば過去の例から考えても倍の値段はすると考えられ、一機あたり400億円と一昔前の護衛艦一隻の値段に匹敵する戦闘機を購入する状況になる。この部分をどう考えるかが問題となるだろう。 http://www.lockheedmartin.com/data/assets/4676.jpg 続いてF-35JSFである。F-35には米国空軍のF-16やA-10の後継型となるF-35A、「米国海兵隊」http://www.usmc.mil/と「英国海軍」http://www.royal-navy.mod.uk/のAV-8Bの後継となる垂直離着陸型のF-35B、「米国海軍」http://www.navy.mil/のFA-18E/Fの後継となるF-35Cの三種類の開発が進められている。つまり、F-35と言ってもバリエーションがあるわけでありどれに落ち着く事になるかは難しいが、F-35と言った場合は普通イメージするのは垂直離着陸型のF-35Bだ。F-35自体の性能は確かにFA-22に比べれば劣るが、ステルス性を有しており空中戦闘能力でもF-16に匹敵する。つまり、性能的には問題ないし、第4世代戦闘機に対しては圧倒的な優位に立てることは間違いない。そして、F-35Bの場合、垂直離着陸能力は自衛隊に新たな能力を加える可能性がある。それは「海上自衛隊」http://www.jda.go.jp/JMSDF/が平成16年度予算に盛り込んだ1万3500トン型ヘリコプター搭載型護衛艦(16DDH)である。16DDHは「はるな」型の代艦として導入されるものだが、十数機のヘリコプターを運用する能力があるとされ実質的にはヘリ空母と考えて差し支えない。満載排水量では1万8000トン近くになると見られており、列国の同程度の空母型艦艇ではみな垂直離着陸型戦闘機の運用を行っている。つまり、日本政府がその意思を持てば16DDHは軽空母として運用する事は可能である。ここで導入するのは海上自衛隊でなくてはならないのではないかと考えてしまうかもしれないが、現在の自衛隊の流れは統合運用である。先のスマトラ沖地震に伴う津波被害救援で派遣された「くにさき」には「陸上自衛隊」http://www.jda.go.jp/jgsdf/のCH-47JA輸送ヘリコプターが搭載され、同じく派遣されたDDHの「くらま」では陸上自衛隊のUH-60JA多用途ヘリコプターが運用された。つまり、艦載された機体の所属は最早重要ではなくなっているのである。そのように考えるならば、F-35Bを航空自衛隊が導入する事は、16DDHの存在と相まって我が国に新しいパワープロジェクション能力を提供する事になるだろう。 このようにFA-22とF-35について分析したが、この二機種の何れかになるかは分からない。導入の容易さを考えてF-15EやFA-18E/Fという声も根強いからである。決定が行われるのは数年後と見られているが、どのような決定を航空自衛隊が下すのか注目して見て行きたいところである。 |
|
http://www.jda.go.jp/jasdf/gallery/f15/f1503a.jpg
昨日付けの「読売新聞Web版」http://www.yomiuri.co.jp/index.htmに注目すべき記事があった。「空自那覇基地にF15配備へ、中国軍近代化に対応」http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20050304i101.htmである。記事によると「防衛庁」http://www.jda.go.jp/が中国軍の近代化に対抗して「航空自衛隊」http://www.jda.go.jp/jasdf/index.htmlの「那覇基地」http://www.dii.jda.go.jp/asdf/83wg/home.htmへ現行のF-4EJ改戦闘機に変わってF-15J戦闘機を配備する方針を固めたと言うのである。 確かにF-4は米国がベトナム戦争で使用した戦闘機であり、1980年代にレーダーや火器管制装置(FCS)に改良が加えられたとは言っても、中国が導入を進めているSu-27シリーズに対抗するのは酷と言うものだ。一方のF-15は姿を現してから四半世紀(我が国が導入したのは1980年から)が経過した現在においても「世界最強」という前置詞が付けられて語られる高性能戦闘機である。しかし、F-15と言えども今では全ての性能において「世界最強」である訳ではない。空中機動性、探知、火器管制装置能力、電子戦等を総合的に評価して「世界最強」であると言われているだけである。 このF-15についてもレーダーや火器管制装置改良が計画されている。所謂、「イーグル改」計画である(防衛庁平成15年度事前の事業評価 政策評価書の該当箇所http://www.jda.go.jp/j/info/hyouka/2003/jizen/hon05.pdf)。もっとも、次期防衛大綱においては航空自衛隊が保有する全ての戦闘機を多目的化する事となっており、要撃戦闘のみから支援戦闘も可能な汎用性がこの計画以上に付与される可能性は十分にあるし、次期戦闘機(F-X)の機種選定等によっても影響を受ける事になるだろう(対地攻撃能力が強化された機体が選ばれれば、大規模な汎用性を持たせる事は無いかも知れない)。 一方で中国の軍事費の拡大は経済成長にあいまって右肩上がりの伸びを示している。例えば昨日には同じく読売新聞Web版に「中国国防費12%増3兆円余、17年連続で伸び2ケタ」http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20050304i114.htmという記事が掲載されているが、購買力平価で換算すれば我が国の防衛費(約5兆円)を上回っているかも知れない。特に中国の国防費増額で懸念されているのが、戦力規模の削減の一方で軍の精鋭化が進められている点にある。今まで、日本と中国の軍事力の格差は30〜40年の差があったと言えるだろうが、今後はこれが縮小していく事が予想される。そして、残念ながら日本と中国の安全保障面での関係性は将来において明るくない。 「仮想敵国・中国」という言い方は言い過ぎかも知れないが、「政冷経熱」を超えてそれに近い状況に日中関係があるのは事実だ。そして、日中の火種の多くはガス田問題や尖閣諸島問題等東シナ海に集約されている。沖縄の自衛隊と米軍の再編成はこの中国の動きを睨みながら進められる事になるのだろう。 |
|
「読売新聞Web版」http://www.yomiuri.co.jp/index.htmの「差別批判で絶版、『ちびくろ・さんぼ』復刊へ…瑞雲舎」http://www.yomiuri.co.jp/culture/news/20050303i501.htmという記事によれば、「瑞雲舎」[http://www.zuiunsya.com/]から名作の誉れ高かった「岩波書店」http://www.iwanami.co.jp/版の「ちびくろ・さんぼ」が復刊する事になったそうだ。発行元になる瑞雲舎のHPにその告知は未だ出ておらず、「アマゾン」http://www.amazon.co.jp/でも予約はまだ出来ないようだ。
この「ちびくろ・さんぼ」は黒人差別であるとして市民団体から批判されて1988年に絶版になった。もっとも、この批判は恣意的なものだという指摘は根強い。そもそも「さんぼ」とは地理学の用語なのである。 サンボ ラテンアメリカのインディオとアフリカから移住した人々との混血。とくにブラジルや西インド諸島でサンボの構成比が高い。 地理用語集[A・B併用] 前島郁雄 監修 山川出版社 1996ああ、無論「ちびくろ」が差別的であるとするならば――Bomcat自身はそのような表現に感じないのだが――想像力逞しい人々がその語を問題視するならば兎も角として、地理学用語を問題としたのであるならば、それは無知であるとしか言いようが無い行動だろう。Bomcatの世代はこの「ちびくろ・さんぼ」を読んだ最後の世代であると思われる。子供心にも面白い絵本であったと思ったし、子供はその描写が差別的であるとかそうでないとかは考えない。 もっとも、子供心を「差別」という大人の勝手な理由(子供は「差別」なぞ本来は認識していない。それを作り上げるのは外部要因だ)で踏みにじってきたこの15年程、日本の教育界が如何なるものであったのかを考えると、この「ちびくろ・さんぼ」問題と連関があるのではないかとも深読みできてしまうほどだ。 |
|
南セントレア市!?
誰もがその名前を始めて聞いたときは「なんだそれ」と思ったに違いない。Bomcatもそう思った。セントレアってそもそも何だという話である。現在でこそ、セントレアがcentralとairを組み合わせた造語であり、先日開港した「中部国際空港」http://www.centrair.jp/index.htmlの愛称だという事を日本国民の大半が知っている。しかし、この南セントレア市構想が出て来た時にこの愛称を知っていた人がどの位いたであろうか。中京圏に住んでいる人々はご存知の事だったのであろうが、残念ながらそれ以外の地域で知られていたとは到底思えない。 その日本中にセントレアの名前を定着させた南セントレア市は、誕生せず夢と消えた。昨日行われた「美浜町」http://www.town.mihama.aichi.jp/と「南知多町」http://www.town.minamichita.lg.jp/の合併の是非を問う住民投票において合併反対が両町で過半数を占めたのである。「朝日新聞Web版」http://www.asahi.com/の「南セントレア市めぐり合併問う住民投票、反対が過半数」http://www.asahi.com/politics/update/0227/004.htmlにその詳しい内容が記事となっているが、公募に無い名前であるとか、カタカナであるという反対意見は極めて最もな意見である。 市町村合併において名前というのは大きな問題だ。相手が政令指定都市のような名前が知られている場合は兎も角として、対等合併のような場合は両者の面子がぶつかり合う(これは企業の合併でも同じかだろう)。その結果、二つの町の名前を合わせる場合もあれば、まったく新しい名前を作る場合もある。その場合でも一筋縄ではいかないようだ。「さいたま市」http://www.city.saitama.jp/index.htmlが出来るときにはその市名をひらがなにした事によって一悶着あったし(口さがない人は「だから、”ださいたま”だ」と皮肉った)、最近でも千葉県で「太平洋市」という名前案が出て問題となった(2月23日付「読売新聞Web版」http://www.yomiuri.co.jp/の「『太平洋市』見直し決定、新市名は住民アンケで再選考」http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20050223i112.htm参照)。 Bomcat個人の意見としては(この二つの町にまったく関係を持たない人間の戯言だが)、南セントレア市というのも一興だったのではないだろうか。21世紀を国際化の時代であるとか、個性の時代と主張するのであるならばそのパイオニアには敬意を払わねばならないのは当然だ。南セントレアという名前はその先鞭足り得たかもしれない。 南セントレア、最初は変な感じだったが聞きなれるとこれでも良いかも知れないと無責任にも思えてきてしまう名前ではある。 |



