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みなさん、こんにちは。『F1速報』編集部のタナカ1号です。
今年の日本GPは、歴史に残るレースでした。
もちろん、その多くは可夢偉の走りによるもの。
レース後のパルクフェルメでは、ライバルチームのメカニック(!)が次々に駆け寄り、
可夢偉に握手を求めたり、肩をたたいたりするシーンが印象的でした。
※ ※ ※ ※ ※
「他のグランプリと一緒です。日本だからと言って特別に意識はしません」
日本GPの週末、可夢偉はとにかくこの言葉を繰り返していました。
まるで、自分自身に言い聞かせるように……。
客観的に見れば、“他のグランプリ”と違うことは山ほどありました。
分刻みで段取られる取材やパドックで取り囲むメディアの数、
そして母国語で応援する多くのファン……。
何もかもが、いつもと違う中で「意識するな」というほうが無理な状況でした。
※ ※ ※ ※ ※
可夢偉は日頃から「自分が、日本とF1の“最後のかけ橋”にならないため」の、
積極的な活動を惜しみません。
自動車メーカーやタイヤメーカーの撤退を受けて、日本とF1の関係が希薄にならぬよう、
あらゆるメディアを通して日本のファンに「F1の魅力」を伝え続けてきました。
ひとりでも多くの「F1好き」を増やすための活動です。
その一方で可夢偉は、いくら彼自身が「楽しいよ、面白いよ」という言葉を
メディアで発信し続けても、限界があることを理解していました。
ファンを増やすために、もっとも確実で、有効な手段。それは……
「僕自身が“結果”を残すこと」。
結果を残せば、メディアで取り上げられる「量」や「時間」が増える。
F1自体が“日本人の目に触れる機会”が増す。
自分自身のためだけではなく、「F1の魅力」を伝えるための手段として、
彼は“結果”を求めているわけです。
意地悪く見れば、F1人気が増すことは、最終的に彼にも返っていくことになる。
ただ、彼は「自分自身は、なんとかなる」と考えていて、
それよりも重要視しているのが「日本とF1の関係」だと言います。
24歳の若者が、なぜ、これほど俯瞰して見られるのか?
昨年末、突然のトヨタの撤退が影響しているのかもしれませんが、詳細は分かりません。
※ ※ ※ ※ ※
いつにも増して“結果”が求められる大一番。今年の日本GP。
今のマシンでは、表彰台どころか10位入賞さえ、容易なことではありません。
しかも、「F1でドライの鈴鹿を走った経験」は、金曜日のフリー走行だけ。
そんな逆境だらけの決勝レースで、可夢偉は素晴らしいレースを魅せてくれました。
あのレースを見せられて、F1を「ツマラナイ」という人は、いないでしょう。
レース後の取材。
「じつは、めっちゃ、意識してました(笑)」なんてコメントを期待しながら
「本当はかなり意識していたでしょ?」と質問すると可夢偉は、間髪入れず
「いや、特別な意識はありませんでした」ときっぱり。
「僕自身のことは、どうでもいいんです。
それよりもお客さんが『楽しい』と思ってくれたかどうかが大切なんです」
期待したコメントがもらえなかったことを残念に思う一方、
あれだけ人を感動させるレースをした後でも、冷静で、
大局的な視点を見失わない可夢偉という存在が、頼もしく思えました。
日本人の“夢”は、きっと可夢偉が叶えてくれるはずです。
「可夢偉の活躍」が、たっぷり詰まった『日本GP号』は明日発売。
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F速かなり売れてるようですね。
気になってamaz○n見るとなんと1000円以上で・・・
2010/10/15(金) 午後 9:05 [ 鈴鹿のF1は世界一 ]
せ、せ、『1000円以上』ですか!?
驚きました。。。
ご報告ありがとうございます♪
まだ在庫のある書店もあるはずですので、
ぜひよろしくお願いします。
2010/10/16(土) 午前 0:45