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5人のワールドチャンピオンが、今回のようにコース上で凌ぎを削るレースは、今までなかったですね。それだけにイタリアGPの1勝は、ベッテルにすれば価値ある1勝。連続ワールドチャンピオンに向けても、大きな1勝です。
それでは、レースの様子を中心に日曜のフロム・ザ・パドックです。
グリッド上のペトロフと担当エンジニアのコマツさん。来月の日本GPはコマツさんにとっても母国グランプリとなります。
9月のイタリアGP、1コーナーはいつも逆光です。陽炎に揺れながらスタート、アロンソが抜群のクラッチミートでトップを奪い取りました。
ヘビーブレーキングで雪崩れ込む1コーナー。跳ね馬のトップ奪取に、モンツァが沸いたのは言うまでもありません。
後方ではコントロール不能となったリウッツィがきっかけとなり、数台が巻き込まれるアクシデント発生。セーフティカー出動です。
レース再会と同時にバトル勃発、アロンソとベッテルのトップ争いは見応え十分。ストレート速度の伸びないベッテルですが、3コーナーでダートにはみ出しながらアロンソに並ぶと、ロッジアで渾身のパッシング。王者に貼られた「抜けないチャンピオン」のレッテルを引っ剥がすバトルでした。
こちらも激しい攻防でした。戦闘力の劣るマシンで、ハミルトンに対し一歩も引く気なしのシューマッハー。
シューマッハー、ハミルトンにバトンも加わって、今シーズンいちばんのコース上バトルが繰り広げられました。ときに「激しく」、ときに「いやらしく」……。シューマッハー自身も駆け引きを楽しんでいるようでした。
今シーズンは完走率の高いレースが多いなかで、イタリアGPは9台がリタイア。7番手走行中のペレスは、ギヤボックスのトラブルで戦列を去りました。
1周目の混乱でウイングにダメージを負ったカムイは、すぐさまピットインし1ストップに戦略を変更。順調にポジションを上げていたレース中盤、ペレスと同じようにギヤボックスが壊れリタイアに。ここのところ不運が重なり、ポイントから遠ざかっているだけに、日本GPに向けてきっちり態勢を立て直してほしいところです。
10番グリッドから、うれしいF1初入賞を果たしたブルーノ・セナ。パドックでの評価もうなぎのぼり。
チェッカー直後のモンツァ、おなじみファン乱入の図。何千、何万の人間がポディウムに集まるわけですから、ホントすごい光景ですね。
そこに登場するシーズン8勝目を挙げたベッテル。2位バトン、3位アロンソ。
フェラーリばかりが話題になりますが、ファエンツァにあるトロロッソも、イタリアGPはホームグランプリ。アルグエルスアリが7位、ブエミも10位でダブル入賞です。
マシンを降りたシューマッハーはごらんの表情。結果は5位でしたが、それ以上に「戦った」満足感に満ちあふれいました。
ベッテルの勝利でチャンピオンシップはいよいよ大詰め。1位ベッテル284点、2位アロンソ172点、3位バトン167点、4位ウェーバー167点で迎える次戦シンガポール。ベッテルが表彰台に立ち、ライバルたちの結果次第ではチャンピオン決定となりますが、果たして……。『F1速報イタリアGP号』は9月15日(木)発売です!
いつもいつも更新が遅くてすいません。毎年この時期は、日本GPに向けた別冊の制作と同時進行で、編集部員の睡眠時間は、シーズン中でいちばん少ないかもしれません(涙)。
そのぶん総力を上げて、鈴鹿を楽しむための企画を詰め込んでいますので、どうぞご期待ください! 『F1速報PLUS Vol.20 2011日本GPガイド』は、9月22日(木)に書店に並びます。イタリアGP号とあわせて、こちらもぜひ!
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ウェバーのポイント間違ってない? バトンと同ポイントだと思うけど.
2011/9/13(火) 午後 7:51 [ 銀の戦車 ]
ごめんなさい!首位ベッテルのポイントまで間違えてました!
1位ベッテル284点
2位アロンソ172点
3位バトン167点
4位ウェーバー167点
です。訂正してお詫びいたします。
2011/9/13(火) 午後 10:57