|
?H1><文化>にルビをつけるとしたら、はにかみである
ー太宰治の言葉である。
人間だってそうだ。控え目で、慎み深く、いつも含羞(がんしゅう)をたたえている人に惹かれる。恥も外聞もない、という人に出くわすと、踏みにじられそうな気持ちに私はなる。(木津川計『上方の笑いー漫才と落語ー』講談社,1984年,189ページから引用) 大学入学直後に「一般教育」で雑誌『上方芸能』編集長でもあった木津川計教授の『芸術論』という講義を受講した。 前期は、上方の都市の人格すなわち「都市格」の講義であった。 その中で、木津川先生は黒板に、ただ「文化」とだけ記されて太宰治の「はにかみ」というルビを紹介された。中学生の頃までには、太宰治の作品はその殆どを読み終わっていたが、「文化」に「はにかみ」というルビの意味が全く理解できなかった。 僕が「知の恩師」と慕っている方に太宰治の言葉ということを隠して印象を聞いてみたところ「とても悲観的な感性の持ち主だね。」という答えだった。 さらに「知の恩師」に文化にルビをつけることを頼んだところ「…、ざんしょう」であった。 僕は、太宰治の遺したルビも「知の恩師」が話したルビの意味も未だに理解できず、自らの「文化」のルビも発見できずにいる。 今日も明日も何時までも自分の「文化」を探し続けるつもりでいる。 【揮毫】しーむす。姫様 今日の独り言 立命館大学名誉教授・白川静先生、お疲れさまでした(ToT) 京都亀岡国際秘宝館・本館 http://www.geocities.jp/f4_ttm/index.html
|
全体表示
[ リスト ]






『泣く間があったら笑わんかい』
2006/11/3(金) 午前 0:51
「はにかみ」ですか・・・その感情がどんどん失われているように感じます。自己主張を善とする(それも、本当に大切なことを主張するのではなく個人レベルのわがままに留まっている)風潮のようですね。「はにかみ」は他者への思いやりに通じるもので異なった文化への共感や理解をも喚起するように思えます。
2006/11/3(金) 午前 6:41 [ mid*i*ht_s*n501 ]
恥も外聞もないことが横行する世の中は文化と無縁、そうですね、タウンミーティングのやらせ質問などその典型かな?
2006/11/3(金) 午前 6:55 [ ろく ]
なぜだか、素晴らしい文化人や芸術家の方々の顔って似てるようにみえるのです。「文化」・・・「はじ」かなぁ・・・、ん・・・難しい。・・・「けいぞく」・・・。
2006/11/5(日) 午前 3:43
椎姐、僕も「はにかみ」には異なる人や文化への寛容へ通じるものを感じます。
2006/11/7(火) 午前 4:22
ぶんぶく様、僕は所謂「ネット右翼」による異なる意見を容赦なく攻撃する姿勢には「恥も外聞もない、という人に出くわすと、踏みにじられそうな気持ちに私はなる。」となります。
2006/11/7(火) 午前 4:24
らずるさんも文化の「ルビ」を探されますか?僕は何時のことになるのか途方に暮れています。
2006/11/7(火) 午前 4:25
≫僕は所謂「ネット右翼」による異なる意見を容赦なく攻撃する姿勢には「恥も外聞もない、という人に出くわすと、踏みにじられそうな気持ちに私はなる。」となります。 …お気持ちはよく分かります、だけど強くなって下さいね。「控えめで慎み深い」精神と、いかなる困難や攻撃にも打ち克つ強い精神とは、両立できるんじゃないかと思います。(ワタシも、人の心を踏みにじらないよう、気をつけたいと思います。ゴメンナサイ)。
2006/11/7(火) 午後 8:52 [ ピノコ ]
「はにかみ、はじらい、」いい言葉ですね。いつもでも持ち続けたい言葉です。母は「涙が出てる間は、まだ、余裕があるんだ、それすら乗り越えたら涙より、笑いが出る」っと話します。
2006/11/8(水) 午後 9:53
「はにかみ」といい「ざんしょう」といい日本的な「ワビ」「サビ」の世界ですね。外国人に聞いたら、もっと明るい答えを言うのかもしれませんね。僕なら文化にるびは、「はなやか」とでも付けるかも。
2006/11/10(金) 午前 0:53
ピノコ様☆ありがとうございます。気をつけてください(^。^;)
2006/11/10(金) 午前 4:33
ファピー様☆日本語には未だ未だ美しい言葉が隠されているものと思います。それを『美しい国』なんて、不粋ですね。
2006/11/10(金) 午前 4:35
masao様☆>>日本的な「ワビ」「サビ」の世界。( ..)φ メモメモ、なる程、そういう解釈もできますね。しかし、もう既にルビを考えられるとは「凄い」の一言です。僕は全く発見できません┐('〜`;)┌
2006/11/10(金) 午前 4:39
文化とは、在るもの無いもの、無かったものを在るものにすること、や、在るものを無かったものにする、そのような事柄のことを言うのではないでしょうか。それら総ても幻で、虚で、「文化」という言葉ももとは、無かったわけで。しかし、その無いものについてまさぐることが、「文化」な気がします。
2006/11/10(金) 午前 7:36
また、まさぐりにきました(笑)ルビ探しの文化がBOOMです。「ひょうしき」「やじるし」とか、あげればいくらでもある。「むげんだい」ですね。
2006/11/10(金) 午前 8:08
転載します。
2006/11/10(金) 午前 8:08
らずる様☆<「ひょうしき」「やじるし」とか、あげればいくらでもある。「むげんだい」ですね。>( ..)φメモメモ。ルビ探しに挑戦とは素晴らしい。答えを見つけることができない僕は、何年かけているんやろう?転載をしていただきましてありがとうございます。
2006/11/10(金) 午後 0:01
まったけさま…≫気をつけてください(^。^;) …って、ワタシ、自分が知らないうちに、そんなに踏みにじってましたか…。う〜ん反省!(機会があったら、どんなふうに「踏みにじっていた」のか、教えて下さい。やっぱりズケズケ言い過ぎ??)ワタシって「文化」的じゃないのかな??
2006/11/11(土) 午前 0:44 [ ピノコ ]
だいぶんと時間がたってからの、しかも横レスですが、■ピノコさま■直接絡んだことはないですが、いつも貴方の、真摯なコメントには目を通しておりました。堂々とズケズケ言うところ、あたしは、好きです。でも、それを、後になって、「言いすぎちゃった?」「どこを踏みにじちゃった?」っていう愚問が、なければ、もっと好きです。
2006/11/18(土) 午後 0:28
らずるさま…お励まし&アドバイス、ありがとうございます。いろいろ悩んでることや考えてることあるのですが、館長さまご不在の今、議論するのも気がひけるので…。また、アドバイス下さいね。
2006/11/19(日) 午後 11:07 [ ピノコ ]